船主、船種別投資判断

    2024年4月1日

    《連載》船主業の未来、瑞穂産業、二元燃料船の保有隻数10隻超に、LNG船は3隻、長契を追求

     瑞穂産業(愛媛県今治市)は二元燃料船への取り組みを進めており、保有船がコンテナ船、自動車船、ケープサイズ・バルカーで、計画も含め隻数は10隻超に拡大する見込みだ。最近の竣工船はす続き

    2024年3月22日

    《連載》船主業の未来、船隊規模、縮小予想が大半、BBCなどで船主数は維持か

     国内船主業の未来は、船主数は現状維持で推移するものの、その船隊規模は減少していくとの見方が多い。BBC(裸用船)など船舶保有特化型の船主が増え、「船主業」の内容が多様化しているた続き

    2024年3月19日

    《連載》船主業の未来、春日海運・赤瀬社長に聞く、中国建造で低船価船調達

     春日海運(愛媛県今治市)は低船価で競争力のある船隊の構築を追求する。このほど中国の民営造船所、新大洋造船に6万4000重量トン型バルカー3隻を発注した。これは同社の経営方針を実践続き

    2024年3月13日

    《連載》船主業の未来、東豫海運、大河内社長に聞く、新造・中古・老齢を揃える

     東豫海運(愛媛県今治市)の大河内忠人社長は本紙インタビューで、生き残りのカギとして船舶管理能力、資金力、船隊構成などを挙げた。船隊では「3分の1ずつ船齢1~5年の新造船、6~10続き

    2024年3月4日

    《連載》船主業の未来、共和産商、杉谷社長に聞く、船舶管理能力が最重要に

     共和産商(広島県呉市)の杉谷亮社長は本紙インタビューで、今後の生き残りでは船舶管理能力の維持、向上がカギになると指摘する。長年にわたって船隊規模を15隻前後で維持しているのも「数続き

    2024年3月1日

    《連載》船主業の未来、船主、自己資金増額へ、船価高、用船短期化などに対応

     国内船主は今後の船舶建造で、従来よりも多額の自己資金が求められる。船価高によって、従来と同じ自己資金の投入比率でも多額の資金が必要になる上、競争激化による用船料の低下、用船期間の続き

    2024年2月22日

    《連載》船主業の未来、TNBオーシャン、田鍋社長に聞く、生き残りには規模が重要

     シンガポールの船舶保有会社TNBオーシャンシッピングの田鍋孝明社長は本紙インタビューで、「情報収集のしやすさ、取引先の拡大などメリットは多い。ここに居れば世界中のオペレーターや荷続き

    2024年2月19日

    《連載》船主業の未来、M&A時代が到来か、事業承継、経営難で

     オリックスによる三徳船舶の買収は、日本の船主業界でM&A(企業の合併・買収)が増えていく起点になるかもしれない。今回の買収は創業社長の死去に伴う代替わりのタイミングで実行されたが続き

    2024年2月14日

    《連載》船主業の未来、安保商店、短期用船で自己資金力高める、市況上昇局面を掴む

     安保商店(本社=広島県尾道市)は、短期用船ビジネスに取り組んでいく。船舶建造で自己資金力が求められていることに対応するためだ。BBC(裸用船)で長期安定収益を得る一方、TC(定期続き

    2024年2月8日

    《連載》船主業の未来、邦船社向け用船、難易度高まる、安全運航と環境対応の両面必要

     国内船主による邦船社向け貸船事業の難易度が上がっていきそうだ。用船需要が減退している上、安全運航面での要求が強まり、今後はLNG燃料船など環境対応でも体制整備が必要になるからだ。続き

    2024年2月8日

    《連載》船主業の未来、国内船主、海外との取引急増、国内外区別なく優良用船先と契約

     「邦船社向けの用船需要が激減したので、海外用船者との取引が増えている」(船主経営者)。いまや国内船主の大半がこうした取引状況になっている。船主の選択肢は従来よりも拡がっており、戦続き

    2024年2月5日

    《連載》船主業の未来、喜望峰の会 座談会<下>、環境変化に対応、人材を育成

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長(喜望峰の会副会長続き

    2024年2月2日

    《連載》船主業の未来、喜望峰の会 座談会<中>、成長は可能、新規参入も

    <座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長(喜望峰の会副会長続き

    2024年2月1日

    《連載》船主業の未来、喜望峰の会 座談会<上>、生き残りのカギは船舶管理

     広島県呉市の船主親睦団体「喜望峰の会」が11月末、4年ぶりとなる勉強会と懇親会を呉市内のホテルで開催した。過去最多となる約450人の海事関係者が出席した。大幅な円安などから、船主続き

    2024年1月31日

    《連載》船主業の未来、瀬野汽船・瀬野社長インタビュー、量の時代は終焉、独自モデルで成長

     船主業界のご意見番である瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は、国内船主の未来について、船隊を増やしにくい時代になると予想する。船価高などによって多額の自己資金と借入金が必要になっていくから続き

    2024年1月29日

    《連載》船主業の未来、対談<下>:福神・瀬野社長/東慶・長谷部会長、働き方改革で人材確保

    <対談参加者> 福神汽船 瀬野利之社長 東慶海運 長谷部圭治会長 <司会> 海事プレス編集長 中村直樹 ■避けて通れない中国造船  司会 福神汽船はマニラに船舶続き

    2024年1月26日

    《連載》船主業の未来、対談<中>:福神・瀬野社長/東慶・長谷部会長、自社管理と保有特化型に二極化

    <対談参加者> 福神汽船 瀬野利之社長 東慶海運 長谷部圭治会長 <司会> 海事プレス編集長 中村直樹 ■情報と人脈を駆使  司会 これまで国内船主の船隊は増え続き

    2024年1月25日

    《連載》船主業の未来、対談<上>:福神・瀬野社長/東慶・長谷部会長、生き残りには人材と資金力

     国内船主の未来については、成長可能との見方がある一方、二極化や淘汰を予想する声も少なくない。ビジネスモデルについては自社管理派、保有特化型など多様なモデルが林立しそうだ。長期大型続き

    2024年1月22日

    《連載》船主業の未来、日鮮海運・阿部社長語る、200隻発注で最新鋭船に置換、環境最優先

    世界最大規模の船主として常にその発注動向が注目される日鮮海運(愛媛県今治市)。新造船200隻の発注について阿部克也社長は「マーケット狙いではない。すべては環境対応。船隊の半分を最新続き

    2024年1月17日

    《連載》船主業の未来、ビジネスモデルを類型化、多様な経営方針、独自性探る

     未来の船主のビジネスモデルはどうなっていくのか。もちろん答えは1つではなく、モデルは多様だ。本紙では本連載に当たり50人以上の関係者に取材しており、その回答から将来のあり得るビジ続き