海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年2月7日

船体保険、収支改善課題に、再保険仕入れコストの増加顕著

 船体保険は引き続き、収支改善が課題となっている。国内損保会社への本紙取材によると、2019年度は船主から収受する保険料の料率は総じて底打ちし収入面で改善の兆しが見えたものの、一方続き

2020年2月7日

三菱商事・船舶、組織改編で海洋事業を移管

 三菱商事は4月1日付で、船舶・海洋部の海洋事業をプラントエンジニアリング本部に移管する。海洋事業の移管に伴って、「船舶・海洋部」は「船舶部」とする。  三菱商事は、産業インフラグ続き

2020年2月6日

《連載》複雑化する船舶金融/船舶投融資対談<中>、金融機関は目利きの育成を

■求められるプロ  司会 林さんは外資と日本の金融機関の両方の経験があるが、両者の違いについてどう見ているか。  林「違いを強いて言えば人事制度だろう。外銀はスペシャリスト続き

2020年2月6日

《連載》短期契約の世界③/国内船主、成長の制約要因に、収支不安定、中小は死活問題

 船主業を続けていく上での中長期的な課題を聞くと、多くの国内船主(船舶オーナー)が用船期間の短期化を挙げる。収支の不安定化など船主が抱えるリスクが大きくなり、金融機関からの融資も受続き

2020年2月6日

三井海洋、前期は最終赤字182億円に転落、今期は120億円の黒字予想

 三井海洋開発は5日、2019年12月期の連結最終損益が182億円の赤字(前の期は219億円の黒字)に転落したと発表した。2020年12月期は最終損益120億円の黒字へと黒字化を見続き

2020年2月5日

《連載》複雑化する船舶金融/船舶投融資対談<上>、アンカー・篠田氏/東京センチュリー・林氏、銀行、船主の財務戦略パートナーに

 船舶の投融資は難しい局面にある。船舶融資は用船短期化、用船者の信用力など多くの難題に直面する。船舶投資には環境対応などで不透明感があり、十分なリターンも期待しにくい。今後の船舶に続き

2020年2月5日

《連載》船主、多様化の時代/内航船主、BBCで外航船へ、九州地区が中心、需要急増で

 内航船主が海外船社とのBBC(裸用船)をきっかけに外航船保有に進出している。九州地区の内航船主でこうした動きが目立つ。かつての内航船主による外航進出ブームは、新造需要の急増や船主続き

2020年2月5日

《連載》邦船社の船隊整備計画①日本郵船、LNG船100隻間近、発注着々

 日本郵船は2017年度から5カ年の中期経営計画で、ドライバルク事業の抜本的見直しなどによる事業ポートフォリオの最適化と、LNG・海洋事業の強化を含む安定収益事業の積み上げを掲げて続き

2020年2月5日

海事立国フォーラム、大坪海事局長が海事業界のトピックスと展望を講演

 日本海事センターは4日、都内で「第27回海事立国フォーラムin東京2020~中国をめぐる経済環境の変化と今後の海事産業の展望~」を開催した。国土交通省の大坪新一郎海事局長が海運・続き

2020年2月4日

《連載》船主、多様化の時代/海祥海運、為替対応や投資には内部留保が重要、邦船案件引き受け保有船多角化

 海祥海運は、邦船社からの船舶保有の依頼に応じて新造・中古で船隊整備を進めており、保有船がコンテナ船とバルカー以外に大型LPG船(VLGC)や自動車船、大型鉱石船などに多角化した。続き

2020年2月4日

日本郵船、LNG燃料自動車船2隻目発注、新来島どっくで22年竣工

 日本郵船は3日、同社にとって2隻目となるLNG燃料自動車船の建造契約を新来島どっくと締結したと発表した。2022年の竣工を予定している。  新造船の主要目は、全長約199.95続き

2020年2月4日

日本船主協会、内藤会長が護衛艦の出国式典に参加、自衛隊の中東派遣で

 日本船主協会は2日に横須賀基地で行われた派遣情報収集活動水上部隊の出国式典に、内藤忠顕会長(日本郵船会長、写真左から4番目)をはじめとした協会関係者が参加したと発表した。部隊は約続き

2020年2月4日

船舶管理会社、中国での船員交替停止など対策、新型肺炎問題で

 新型コロナウィルスによる肺炎が広がりを見せる中、船員の配乗など船舶管理業務への影響に警戒感が強まっている。海運関係者によると「アジアの港で船員の乗り換えが認められなかったケースが続き

2020年2月4日

東京MOU、SOx規制関連での拘留船が2隻、1月のPSCで

 東京MOUは3日、1月中に東京MOU加盟当局が実施した2739隻の船舶に対するPSC検査(1月1日~1月31日に東京MOUデータセンターに結果報告のあったもの)のうち、SOx(硫続き

2020年2月3日

邦船大手決算、通期経常益、郵船が上方修正、商船三井・川汽は据え置き

 邦船大手3社が1月31日に発表した2020年3月期通期経常利益予想は、日本郵船が前回予想から30億円上振れの400億円だった。商船三井と川崎汽船は前回予想を据え置き、それぞれ50続き

2020年2月3日

日本郵船、経常利益385億円、NCAで減損計上

 2019年4~12月期の経常損益は385億円の黒字となり、前年同期の33億円の赤字から418億円改善した。定期船事業と不定期専用船事業でともに増益となったことが業績回復をけん引し続き

2020年2月3日

商船三井、4~12月期、経常益493億円

 2019年4~12月期は、経常損益が493億円の黒字となり、前年同期247億円の黒字から2倍と、大幅な増益となった。ドライバルク船事業が減益だったがコンテナ船事業を含む製品輸送事続き

2020年2月3日

川崎汽船、4~12月期、経常益245億円

 2019年4~12月期は経常損益が前年同期274億円の赤字から一転、245億円の黒字となった。部門別ではコンテナ船を含む製品物流が黒字回復したほか、ドライバルク、エネルギー資源も続き

2020年2月3日

郵船の役員体制、専務に小山氏・河野氏、新任経営委員6人

 日本郵船は1月31日、4月1日付の新役員体制を発表した。小山智之常務、河野晃常務が専務に、スヴェイン・スタイムラー経営委員<NYK GROUP EUROPE LTD.プレジデント続き

2020年2月3日

川崎汽船の新役員体制、新役員に山鹿・久保・藤丸・中山の4氏

 川崎汽船は1月31日、4月1日付の新役員体制を発表した。新任執行役員に、現在オーシャン・ネットワーク・エクスプレス・マネージングダイレクターを務める山鹿徳昌氏(入社:昭和61年)続き