海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年2月13日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/永田氏/増田氏対談<下>、差別化のチャンス到来

■多様な差別化要素  司会 日本海事クラスターの課題や問題点は。  増田「課題を挙げれば切りがない。飽和状態の中で船主やオペレーターはなかなか船を造れないし、金融も中国勢が台頭し続き

2020年2月13日

《連載》複雑化する船舶金融/新生銀行、残高約2000億円、積極姿勢続く、海外船主向けが伸長

 船舶ファイナンスを注力分野の1つと位置付け、融資残高を伸ばしている新生銀行。コミットベースの残高は約2000億円規模にまで拡大した。国内船主向けだけでなく海外船主向けの融資も伸び続き

2020年2月13日

《連載》船主多様化の時代/徳島船主②四宮タンカー、特殊船志向、外航増強で中堅規模目指す

 徳島県・阿南の四宮タンカーは、内航はLPG船、外航はオープンハッチ型バルカー等、特殊船志向の船主だ。現在の船隊は内外航合わせて13隻。近年は海外船社とのBBC(裸用船)案件への取続き

2020年2月13日

《連載》次代への戦訓/第一中央汽船・薬師寺正和氏③、第一中央汽船社長就任

 2010年6月に商船三井の副会長に就任した。副会長の2年目に入り、その年で任期が終わると思っていたので、老後をどのように過ごすか楽しい計画を考えた。色々な選択肢の中からみかん畑を続き

2020年2月13日

《連載》船主税務トピックス⑧、課税リスクの分析(船舶共有スキーム<1>)、税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義 氏

 ここ最近、国内船主とそのタックスヘイブン対策税制の適用下にある外国子会社(CFC)で一外航船舶を共有するスキーム(以下「共有スキーム」という)が課税当局に否認されたという話を何度続き

2020年2月13日

神戸大とワールドマリン、4学生ラウンジのネーミングライツ協定締結

 神戸大学(神戸市、武田廣学長)と船舶管理会社ワールドマリン(東京都、木内弘幸社長)は学生ラウンジのネーミングライツ(施設命名権)取得に関する協定書を締結し、1月30日にオープニン続き

2020年2月13日

栗林商船・4~12月期、経常益40%減の8億4100万円、台風が影響

 栗林商船の2019年4~12月期の営業利益は前年同期比49.1%減の5億8600万円、経常利益は40.3%減の8億4100万円と減益だった。主力の海運事業が、北海道定期航路で台風続き

2020年2月13日

自民党・海事立国議連、パナマへの申し入れを政府に要請、運河通航料で

 自由民主党の海運・造船対策特別委員会と海事立国推進議員連盟は7日に合同会議を開催し、パナマ運河の通航料に関する決議を行った。この中で、同運河が水不足対策を理由に今月15日から導入続き

2020年2月12日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/永田氏/増田氏対談<上>、危機は好機、今こそ結束を

 「日本の海事クラスターがやれる部分はまだまだある」―。商船三井近海の永田健一社長とエクセノヤマミズの増田尚昭社長は本紙の連載企画「海事クラスターの危機と活路」の対談で、こう共通認続き

2020年2月12日

《連載》船主、多様化の時代/宮崎産業海運、バルカーの長期TCが基本、自社管理が武器

 大分県津久見市に本拠を構える宮崎産業海運は、船主業の運営方針が一貫している。長期用船によるバルカーの定期用船(TC)を基本とし、保有船すべてを自社管理。国内外のオペレーター、地銀続き

2020年2月12日

《連載》次代への戦訓/第一中央汽船・薬師寺正和氏②、ONE以外に道無し

 コンテナ船事業をずっとやってきて、なぜこれほどまでに儲からないのか、と常に頭を悩ませてきた。結局コンテナリゼーションが起きて以来、この産業では何もイノベーションが起きておらず、た続き

2020年2月12日

《連載》邦船社の船隊整備計画②商船三井、LNG船・海洋・ケミカルに重点投資

 商船三井は2017年度からローリングプランとして毎年見直している経営計画で、同社が強みを持ち経営資源を重点的に投入する分野としてLNG船、海洋事業、ケミカル船、フェリー・内航RO続き

2020年2月12日

パナマ海事庁代表団が来日、神戸で祝賀会、IMO理事国カテゴリーA再選をアピール

 パナマ海事庁代表団が来日し、6日に神戸市で祝賀会が開催された。パナマは2019年11月に開催されたIMO(国際海事機関)第31回総会の理事国選挙でカテゴリーA(主要海運国)に再選続き

2020年2月10日

《連載》次代への戦訓/第一中央汽船・薬師寺正和氏①、コンテナ船、自由競争へ

 連載企画「次代への戦訓」の第5回は第一中央汽船の薬師寺正和相談役。商船三井で長年コンテナ船事業に携わり、副社長・副会長を務めた後、第一中央汽船で社長として経営再建に取り組んだ。コ続き

2020年2月10日

《連載》船主多様化の時代/徳島船主①、内航船主の集積地、過去20年で徐々に船隊拡大、外航船は20隻強

 日本の船主集積地域の1つである四国・徳島県。徳島市を中心とする県北部と阿南市を中心とする県南部に船舶保有会社が集まる。県内の船主は阿南だけでも50社以上、県全域ではさらに多く、こ続き

2020年2月10日

IMO小委、バラストや船体付着など議題に

 IMO(国際海事機関)の汚染防止・対応小委員会(PPR)が今月17~21日に開催される。バラスト水や船体付着物、船舶からのブラックカーボン関連など幅広いテーマが議題に挙がっている続き

2020年2月10日

マーシャル海事局、新型コロナウイルスで注意喚起

 マーシャルアイランド海事局はこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、船舶安全通知書を発行した。同局は当面の間、中国港湾内における全ての船舶の検査・訪船を見合わせるほか、中続き

2020年2月10日

丸紅、秋田の大型洋上風力、事業化決定

 丸紅は秋田県秋田港、能代港での着床式洋上風力発電プロジェクトの事業化を決め、融資契約を締結した。日本国内で初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業としている。2月中に陸上送変電部分続き

2020年2月7日

《連載》短期契約の世界④/金融機関、アセット価値に着目、収支不安定化を軽減

 地銀のベテラン船舶融資担当者に、シップ・ファイナンスの課題を聞いてみた。その回答は「従来の経験では対応が難しい案件が増えていることだ」という。具体的には船種の多様化や船型の大型化続き

2020年2月7日

《連載》複雑化する船舶金融/船舶投融資対談<下>、稼ぐ難易度上がる船舶投資

■リターンが低下  司会 船舶投資の話に移りたい。船舶への投資には過剰発注、環境対策、用船期間の短期化などいろいろな問題がある。船舶投資の問題点や課題についてお聞きしたい。 続き