海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2019年12月23日

海事局20年度予算、自動運航船の実証事業に1億円、GHG対策に3000万円

 20日に閣議決定した国土交通省の2020年度予算で、海事局の自動運航船に関する実証事業に前年度比1.26倍となる1億円を計上した。大型船の用船費用などを入れて前年から大幅に増額し続き

2019年12月23日

商船三井グループと海技研・海洋大、避航操船と運航自動化で共同研究

 商船三井は20日、グループ会社のMOLマリン、海上・港湾・航空技術研究所の海上技術安全研究所、東京海洋大学と共同で「避航操船アルゴリズムと避航自動化に関する共同研究」を実施すると続き

2019年12月23日

国交省港湾局、20年度予算案、19%増の3012億円、戦略港湾などに530億円

 国土交通省港湾局の2020年度予算案は、前年度比19%増の3012億円となった。通常予算2568億円に加え、防災・減災や国土強靭化などに向けた臨時・特別措置予算として港湾整備事業続き

2019年12月23日

商船三井、高校生のキャリア学習に協力

 商船三井は20日、高校生のキャリア学習に協力したと発表した。17日に筑波大学付属駒場高等学校の生徒11人の職場訪問を受け入れ、海運業の魅力を伝えた。  生徒たちはまず安全運航支援続き

2019年12月20日

川崎汽船・明珍社長、黒字化必達へここまで想定どおり、新技術の活用強化

 川崎汽船の明珍幸一社長(写真)は本紙インタビューで、黒字化必達を掲げて臨んだ2019年度の上期の業績について「役職員一同でこの目標に向けて取り組み、想定どおりの結果が出たものと評続き

2019年12月20日

川崎汽船、水素運搬船を運航支援、実証試験で、水素サプライチェーン構築組織に参画

 川崎汽船は19日、豪州の未利用褐炭から製造されたCO2フリー水素を液化して日本へ輸送する取り組みを進める「技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)」に続き

2019年12月20日

大坪海事局長、造船業界の連携の動きを支援

 国土交通省の大坪新一郎海事局長は19日の記者懇談会で、造船業界の企業間連携の動きについて「今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)、三菱重工業と大島造船所などが連携を検討し続き

2019年12月20日

郵船と商船三井、AISデータの活用事例を紹介、市況予測や安全運航などに

 日本海運経済学会と日本船舶海洋工学会S-18ストラテジー研究委員会は18日、「物流分野におけるAIS等の船舶動静データの活用に関する国際セミナー」を東京大学で開催した。セミナーで続き

2019年12月20日

宮崎カーフェリー、内海造船に新造フェリー2隻発注、22年就航、スクラバーを搭載

 宮崎/神戸間で長距離フェリーを運航する宮崎カーフェリーは、約1万4200総トン型新造フェリー2隻を内海造船に発注した。18日夕方に宮崎県庁で、内海造船との新造船建造契約と、金融機続き

2019年12月20日

適合油価格、630~640ドルに急騰、SOx規制開始迫り需給逼迫

 2020年1月1日開始の硫黄酸化物(SOx)規制に適合する硫黄分0.5%以下の重油(適合油、VLSFO)の価格が今月に入ってから急騰し、足元のシンガポール積みの価格はトン当たり6続き

2019年12月19日

内藤船協会長、国内造船競争力強化の動き「歓迎」

 日本船主協会の内藤忠顕会長(日本郵船会長)は18日の常任理事会後の記者会見で、国内造船所の提携など競争力強化に向けた動きについて、「統合、資本提携など様々な形を通じて日本の造船業続き

2019年12月19日

名門大洋フェリー、1万5400総トン型新造船2隻、21年度就航、三菱下関で建造

 名門大洋フェリー(大阪市、野口恭広社長)は18日、新造船2隻を2021年度に就航させると発表した。鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共有船。三菱造船に発注し、三菱重工業下関造船所続き

2019年12月19日

商船三井、優秀船員に社長表彰、安全運航への貢献、後進育成への功績に

 商船三井は18日、船員の安全運航への貢献と後進育成への功績に対する社長表彰「MOL Presidential Award to the Officers and Engineer続き

2019年12月19日

東京海上グループ、星港で海事クレーム国際セミナー、弁護士が英国海事判例解説

 東京海上日動火災保険はこのほどシンガポールで2019年度海事クレームに関する国際セミナーを開催した。小川総合法律事務所の森荘太郎弁護士が最新英国海事判例をテーマに講演した。  同続き

2019年12月19日

国交省、海事観光推進で第2回WGを開催

 国土交通省はこのほど、第2回海事観光推進協議会ワーキンググループ(WG)を開催した。海事業界関係者のほか、航空・鉄道事業者や旅行業界・自治体関係者などが参加した。海上交通の他モー続き

2019年12月19日

商船三井、小学校の課外授業に航海士派遣

 商船三井は12月13日、相模女子大学小学部4年生の課外授業に航海士を講師として派遣した。商船三井が18日発表した。同社から同校への講師派遣は2016年度から4回目、今年度は横浜港続き

2019年12月19日

国交省内航統計9月、1.8%増

 国土交通省総合政策局が18日発表した9月の内航船舶輸送統計月報によると、総輸送量は前年同月比1.8%増の2822万1000トンだった。トンキロベースでは2.5%増の143億170続き

2019年12月19日

北極海の海氷域が史上2番目の小ささ、ウェザー社調べ

 気象情報サービス会社のウェザーニューズによると、今年の北極海の海氷域面積は観測史上2番目に小さくなった。18日に同社のグローバルアイスセンターが発表した。夏の記録的な暑さが原因。続き

2019年12月18日

《連載》船主、多様化の時代/東豫海運、短期用船に対応、自己資金投入、分散型経営を志向

 愛媛県今治市波方町に本拠を置く東豫海運は、経営が安定すると考える15~20隻の船隊規模を目指す考えだ。その一環として短期用船にも取り組んでいく方針。大河内忠人社長は用船短期化の潮続き

2019年12月18日

創業25年の船舶管理大手フリート・マネージメント、「規模拡大は“副産物”」とラジバンシー社長

 香港カラベル・グループの船舶管理大手フリート・マネージメントが今年、創業25周年を迎えた。フリート社は同業他社のM&Aを行わない方針を継続しており、このほど取材に応じたキショール続き