海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年3月9日

《連載》船主、多様化の時代/徳島船主⑥八重川海運、2030年に保有船倍増の20隻へ

 徳島県・阿南で早くから外航に進出した八重川海運。事業環境を見ながら、軸足を内航と外航で機敏に変えながら運営してきた。現在内航船2隻、外航船6隻を保有し、その船種はケミカル船、ガス続き

2020年3月9日

ICS、海運向けに新ガイダンス発行、コロナウイルス感染拡大で

 国際海運会議所(ICS)は5日、コロナウイルスの感染拡大を防ぐことを目的に海運業界向けに新たなガイダンスを発行した。世界保健機関(WHO)、IMO(国際海事機関)、欧州疾病予防管続き

2020年3月9日

日本郵船、運航船を海洋プラゴミ調査に活用、事業化目指す

 日本郵船は、世界的な環境問題である海洋プラスチック汚染に対するソリューションの提供に向けた取り組みとして、同社の運航船を用いて世界中の海でマイクロプラスチックを採取し分析調査する続き

2020年3月6日

《連載》次代への戦訓/アンカー・シップ社 辻肇氏⑫、日本海運未来への展望

 私が船舶金融の世界に入ってから40年、海運そして造船を取り巻く環境は一層厳しくなっている。その原因はいろいろあろうが、私はこの分野におけるコモディティ化の進行が極めて大きい要因の続き

2020年3月6日

国交省、船舶検査で証書有効期限を延長、新型コロナウイルス感染拡大で

 国土交通省は2日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、船舶検査で特別措置を講ずると発表した。船舶検査の申請・受検・臨検が困難となった場合には、後日の検査申請手続き、船舶検査関係証続き

2020年3月6日

志摩市、船員の住民税減免措置を実施、四日市市/鳥羽市に続き3例目

 全日本海員組合は5日、三重県志摩市で長期外航勤務に従事する船員に対して、4月1日以降住民税の減免措置が実施されると発表した。住民税減免措置を実施している自治体は、三重県四日市市と続き

2020年3月5日

船主、用船者リスクを警戒、ドライ市況暴落で、用船契約に影響か

 ドライバルク市況の暴落による国内船主(船舶オーナー)への影響が懸念されている。2016年と同様に海外用船者による用船料の減額要請などが増えかねないからだ。現時点で国内船主と取引の続き

2020年3月5日

《連載》次代への戦訓/アンカー・シップ社 辻肇氏⑪、ソリューション事業の展開

 アンカー社は投資ファンド事業以外にも船舶金融を通じたソリューション事業も展開してきた。地方船主への支援はそのひとつ。船主の資金負担の軽減策として船舶をアンカー(ファンド)で保有、続き

2020年3月5日

《連載》船主、多様化の時代/徳島船主⑤宮和海運、バルカーに転換、多角経営でリスク低減

 徳島県・阿南の宮和海運は外航船主業でバルカーを主体に据える。外航に進出した当初はケミカル船やLPG船を保有し国内外の船社に貸船していたが、船員費高騰や長期不況を経験しバルカーへと続き

2020年3月5日

国交省、基本訓練の実証実験を実施、愛媛県消防学校で

 国土交通省はこのほど、愛媛県松山市の愛媛県消防学校でSTCW条約に基づく基本訓練の実証実験を行った。受託事業者は日本船舶職員養成協会。基本訓練は実地訓練施設を新しく整備することが続き

2020年3月5日

海事振興連盟/海洋立国懇話会、内航海運の現状テーマに勉強会開催

 海事振興連盟と海洋立国懇話会は28日、都内で「第168回年齢制限のない若手勉強会」を開催した。流通科学大学の森隆行教授(写真)が,、「内航海運・フェリー業界の現状と課題」と題して続き

2020年3月5日

内航海運研究会、内航海運フォーラムin東京2020を開催

 内航海運研究会は2月28日、都内の海運ビルで内航海運フォーラムin東京2020を開催した。後援は日本内航海運組合総連合会。学識経験者が「内航海運における輸送需要量の推計」、「内航続き

2020年3月5日

ジャンボ、欧州洋上風力向け輸送契約、3000トン吊り重量物船投入

 オランダの重量物船社ジャンボは2日、韓国の大宇造船海洋との間で、デンマークの電力会社エルステッドのホーンシー2洋上風力発電所建設に関するサポート契約を締結したと発表した。  ジ続き

2020年3月5日

海上保安庁、国際航路標識協会が国際機関化、外交会合の結果を公表

 海上保安庁は2日、国際航路標識協会(IALA)の国際機関化が決定したと発表した。2月25日~28日にかけてマレーシアのクアラルンプールで行われたIALAの国際機関化に関する外交会続き

2020年3月5日

日本郵船、3度目の「なでしこ銘柄」選定

 日本郵船は3日、東京証券取引所と経済産業省が共同で選定する令和元年度「なでしこ銘柄」に選定されたと発表した。多様な人材の活躍を促進する取り組みが評価された。2014年度以来、3度続き

2020年3月5日

リスカ、オスロに新事務所を開設

 リベリア船籍の登録業務を手がけるリスカは、このほどノルウェーのオスロに新事務所を開設した。リスカはフルサービスを提供するローカルオフィスの開設に力を入れ、2019年7月には今治事続き

2020年3月4日

新型肺炎、船主経営にも試練、修繕ヤード確保難、用船者リスクにも警戒

 新型コロナウイルスの感染拡大が、国内船主(船舶オーナー)の経営にも影を落としている。直接影響が出ているのが、中国への依存度が高い修繕ヤードの確保。元々逼迫していた修繕ヤードの需給続き

2020年3月4日

《連載》次代への戦訓/アンカー・シップ社 辻肇氏⑩、業界への浸透、変化対応でファンド事業が進化

 こうして船舶投資ファンド事業がスタートしていくわけである。中国ブームで海上物流が伸びていく中、船台の取り合いになるほど船舶の需要は旺盛であった。しかしながらいくら需要が見込めると続き

2020年3月4日

国交省、バングラデシュと韓国を対象に追加、外国人船員の能力確認制度で

 国土交通省はこのほど、外国人船員が外航日本籍船に乗り組むのに必要な大臣承認制度で、船員の実務能力を社船の船長が確認するしくみ(船長実務能力確認制度)の対象国に、バングラデシュと韓続き

2020年3月4日

商船三井、FSRUの再ガス冷熱発電がAIP、燃料消費・CO2の半減効果

 商船三井は3日、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)向けのLNG「再ガス冷熱発電」システムが設計基本承認(AIP)を取得したと発表した。このシステムではFSRUの再ガス化プ続き