海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年1月14日

《連載》複雑化する船舶金融/欧州の船舶融資<下>、ドイツ、北欧勢の低迷続く

■ドイツに変化か  欧州では船舶融資の貸出姿勢で大きな地域差がある。かつて欧州マーケットを席巻したドイツ勢は、コンテナ船の不良債権処理が長引いた影響で低迷が続いてきた。オフシ続き

2020年1月14日

《寄稿》PROPEL SAYFR 後藤 譲 氏、重大事故ゼロの世界を目指して、~失敗から学ぶ企業文化の重要性<上>

1.はじめに  船舶の重大事故によるインパクトは非常に大きく、人命、環境、レピュテーション、顧客の商売、ステークホルダーの信頼、アセット、賠償責任など与える影響は多岐にわたり、企業続き

2020年1月14日

大阪内航4組合、賀詞交歓会、中原理事長「定期航路の維持を」

 大阪の内航4組合は10日、合同で新春賀詞交歓会を大阪市内で開催した。4組合は大阪海運組合(中原敏之理事長)、大阪海運事業協同組合(福澤健次理事長)、大阪東京海運事業協同組合(福田続き

2020年1月14日

海員組合・関東支部、旗開き新年会開催

 全日本海員組合は9日、横浜市の関東地方支部で2020年旗開き新年会を開催した。海事関係者が多数出席した。海員組合の森田保己組合長(写真)は、「今年は子の年で、いろいろな意味でスタ続き

2020年1月14日

19年12月のPSC、処分対象5隻

 国土交通省は2019年12月のPSC(ポート・ステート・コントロール)の結果を10日公表した。国際条約が定める基準への不適合により、日本で航行停止命令などを課された船舶は5隻だっ続き

2020年1月10日

《連載》複雑化する船舶金融/欧州の船舶融資<上>、主要銀減少、アジア勢が台頭

 「欧州銀はもはや(船舶融資で)かつての姿に戻ることはない」。欧州の船舶融資マーケットでは、欧州銀による融資姿勢の二極化傾向が続きそうだ。優良な欧州船主は有利な条件で借入できるが、続き

2020年1月10日

国土交通省、中東情勢受け船社に注意喚起

 米国とイランの間で軍事的な緊張感が高まっていることを受けて、国土交通省は4日、6日、8日に船舶運航事業者に対して注意喚起を行った。日本船主協会は引き続き該当地域の沿岸から離れたフ続き

2020年1月10日

日本旅客船協会・福武会長、「関係税制の延長に支援を」

 日本旅客船協会は9日、都内で賀詞交歓会を開催した。冒頭あいさつに立った福武章夫会長は、「2020年度政府予算案では、離島航路に関する補助金について十分な額が計上されたほか、税制面続き

2020年1月10日

小学生が関西電力舞鶴発電所を見学

 国土交通省近畿運輸局京都運輸支局は12月12日、小学生向けに関西電力舞鶴発電所の見学会を初めて開催した。参加したのは、舞鶴市立明倫小学校5年生46人と教諭3人。エネルギーとそれを続き

2020年1月10日

国交省、都内で海技者セミナー

 国土交通省は2月9日に都内で海技者(船員)の雇用のマッチングを図ることを目的とした「めざせ!海技者セミナー IN TOKYO」を開催する。当日は船員志望者などに向けて企業説明会や続き

2020年1月10日

鉄道・運輸機構、共有船金利を改定

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は6日付で共有船舶使用料の金利を一部改定した。固定型で「9年以内」から「17年超18年以内」の金利を引き上げた。5年毎見直し型では「9年以内」から「続き

2020年1月9日

クラークソン推計、19年の海上荷動き、1.1%増、金融危機後最低の成長率

 英国の調査会社クラークソン・リサーチはこのほど発表したレポート「Analysis-2019 Review」の中で、2019年の世界の海上荷動きが前年比1.1%増の119億トンだっ続き

2020年1月9日

内航海運業界、現時点でトラブルの報告なし、SOx規制開始で

 IMO(国際海事機関)の硫黄酸化物(SOx)全海域規制が1日からスタートしたが、国土交通省海事局と日本内航海運組合総連合会によると、内航海運業界で同規制に関するトラブルはこれまで続き

2020年1月9日

海上保安庁・奥島新長官が就任会見、「団結力が海保庁の強み」

 海上保安庁の奥島高弘長官は7日に長官就任に際して記者会見を行い、「海上保安庁は小さな組織だが、現場の第一線で任務を遂行する職員、それを縁の下で支える職員が力を結集させ、厳しい業務続き

2020年1月9日

神戸海洋博物館、指定管理者候補に丹青社

 神戸市港湾局は先月23日、同局所管の神戸海洋博物館の指定管理者候補に、展示内装を手掛ける丹青社(東京都)を選定したと発表した。今後、議会の承認を経て指定された後、来年4月から同博続き

2020年1月9日

洋上風力発電、五島市沖を促進区域に初指定、事業者公募へ

 経済産業省資源エネルギー庁と国土交通省港湾局は12月27日、再エネ海域利用法に基づいて、長崎県五島市沖を洋上風力発電の促進区域に指定した。同法が施行されてから初の指定となった。今続き

2020年1月8日

MOL(Europe Africa)、LNG船や海洋事業を強化、発電船に注力

 商船三井の欧州、アフリカ地域統括会社で英国ロンドンに拠点を置くMOL(Europe Africa)はLNG船、海洋事業を強化している。従来から力を入れるFSRU(浮体式LNG貯蔵続き

2020年1月8日

中東への自衛隊派遣が閣議決定、船協が歓迎のコメント

 政府は昨年12月27日、日本関係船舶の安全確保のための中東への自衛隊派遣を閣議決定し、河野太郎防衛大臣が準備に向けた指示を出した。自衛隊の派遣は情報収集を目的とし、新たに艦艇1隻続き

2020年1月8日

船協・造工が新年賀詞交換会、「環境保全は重要な責務」と内藤船協会長

 日本船主協会と日本造船工業会は7日、都内の海運ビルで新年賀詞交換会を開催し、海事産業、国会議員、国土交通省、海上保安庁、防衛省などから関係者が多数出席した。冒頭、船協の内藤忠顕会続き

2020年1月8日

SOx規制適合油、品薄感続く、星港積み742ドルに続伸

 硫黄酸化物(SOx)全海域規制に適合する硫黄分0.5%燃料油(VLSFO)の価格がさらに上昇し、6日付のシンガポール積み価格は742ドルとなった。同港積みの高硫黄重油(IFO38続き