海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年2月19日

東京海上日動、英国の海事判例を解説、海事クレームセミナー開催

 東京海上日動火災保険は14日、都内で「2019年度海事クレームに関する国際セミナー」を開催した。小川総合法律事務所の森荘太郎弁護士が、18年から19年にかけて判決が下された傭船契続き

2020年2月19日

八興運輸、新造RORO船がお披露目、細島・宮崎/堺泉北航路に就航

 八興運輸は17日、宮崎県の細島港で新造RORO船“HAKKOひなた”のお披露目を行った。20日から細島/堺泉北/宮崎航路に就航する。従来船“はっこう21”とリプレースされる。“は続き

2020年2月19日

日本郵船グループ、風力発電展に出展

 日本郵船グループは今月26日から28日に東京ビッグサイトで開催される風力発電技術に関する国際商談展「風力発電展~WIND EXPO 2020~」に出展する。18日発表した。日本郵続き

2020年2月18日

《連載》フェリー新時代(上)、トレンドは「大型化」と「個室化」

 高速道路の大幅割引や燃料油価格の高騰、硫黄酸化物(SOx)規制など多くの逆風に晒されてきたフェリー業界。しかし、足元ではトラックドライバー不足に加えて、西日本豪雨や大型台風の襲来続き

2020年2月18日

《連載》船主、多様化の時代/今年の投資動向<中>、TC商談、中国系が出現

 「TC(定期用船)商談が徐々に増えている」(商社関係者)。  国内船主(船舶オーナー)の投資案件は長年、バルカーを中心に新造船を対象としたTCが主力だった。しかしTC商談が低調に続き

2020年2月18日

《連載》次代への戦訓/第一中央汽船・薬師寺正和氏⑥、「いつかお返しします」

 法的整理で一応の区切りがつき、責任を取って身を引く予定であったが、管財担当の先生方からの会社再建の目途をつけるまでは続けろとのご指導に従い、検討を開始した。  選択肢はいくつかあ続き

2020年2月18日

プロセーフとフローテル、洋上宿泊リグ事業の合併中止

 オフショア・アコモデーションリグ(洋上宿泊用のリグ)事業のプロセーフとフローテル・インターナショナルは13日、両社合併を中止することを明らかにした。ファイナンス面の不確実性などを続き

2020年2月17日

《連載》船主、多様化の時代/今年の投資動向<上>、国内船主、案件不足続く、TCは値決め難航、BBCは条件悪化

 国内船主(船舶オーナー)による投資案件不足が量と質の両面から一段と強まっている。海運マーケットの低迷、環境規制の影響による将来見通しの不透明感などから、「世界中の大半のオペレータ続き

2020年2月17日

《連載》次代への戦訓/第一中央汽船・薬師寺正和氏⑤、万策尽きる

 2015年に入り、船主の皆さんに用船料の20%減額を要請した。その頃には為替が円安基調になるなど船主の経営環境は多少良くなっていたが、船主経営への影響も考慮して2割カットをお願い続き

2020年2月17日

《連載》邦船社の船隊整備計画③川崎汽船、船隊ポートフォリオの転換推進

 400隻以上を運航する川崎汽船は、船隊のポートフォリオの転換を進めている。ドライバルク部門では、ケープサイズを中心に安定収益型船隊を拡充する一方、市況変動にさらされる中小型船の基続き

2020年2月17日

《連載》船主、多様化の時代/徳島船主③千羽海運、TCに集中、拡大は次世代に託す

 徳島県は県南部に船主が集積しているが、千羽海運は徳島県北部の徳島市を本拠地としている。現在の保有船は内航特殊RORO船と外航ハンディバルカーで、定期貸船(TC)のビジネスにこだわ続き

2020年2月17日

ソフトバンク/e5ラボの海上ブロードバンド計画、船上試験にメーカー・損保6社参加

 ソフトバンクと、旭タンカー、エクセノヤマミズ、商船三井、三菱商事が出資する「e5(イーファイブ)ラボ」(一田朋聡社長)は17日から数日間、旭タンカーが運航する内航タンカーで海上ブ続き

2020年2月14日

《連載》欧州船主の発注動向<下>、タンカー・コンテナ船に期待、中国造船の存在がハードルに

■船種で濃淡  今年も欧州筋によるバルカーの新造発注は期待できないとの見方が大勢だが、ネガティブな見方だけかというと、そうではない。  「硫黄酸化物(SOx)規制の影響がどう転ぶ続き

2020年2月14日

《連載》船主、多様化の時代/栄福海運、ドル借入で円高対策、安定経営に向け10隻規模目指す

 広島県呉市に本拠を置く栄福海運は、為替リスクをヘッジするため借入金の大半をドルで調達している。「ドル金利の上昇リスクはあるが、金利リスクよりも為替リスクの方が怖い」(渡辺卓己社長続き

2020年2月14日

《連載》次代への戦訓/第一中央汽船・薬師寺正和氏④、450億円の支援で時間的猶予

 当時の第一中央汽船にはもうほとんどお金がなく、社長就任まで会社がもつのかと考えたほどだった。ところが、社外の方々はそれほど深刻な経営状態だとは思っていなかったので、協力をお願いし続き

2020年2月14日

マラッカ海峡協議会・武藤会長、「日本・沿岸3カ国と連携」、設立50周年式典で

 マラッカ海峡協議会は12日、設立50周年を記念してセミナーとレセプションを都内で開催した。レセプションの冒頭であいさつした同協議会の武藤光一会長(商船三井特別顧問)は「当協議会は続き

2020年2月14日

韓昌海運、日韓ロ間で新規フェリー航路を計画、束草/スラビアンカ/舞鶴

 日韓ロの3カ国間に国際定期フェリー航路が開設される計画が進んでいるようだ。韓国からの情報によると、10日、江原道平昌で開催されたフォーラムで、韓国船社、韓昌海運(HANCHANG続き

2020年2月14日

川崎近海汽船、新型肺炎でフェリーを横浜港派遣

 川崎近海汽船は11日、宮古・八戸/室蘭航路に就航しているフェリー“シルバークィーン”が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、横浜港で自衛隊の支援を行うと発表した。防衛省からの要続き

2020年2月14日

郵船、新型コロナ対策で寄付と輸送支援

 日本郵船は13日、中国における新型コロナウイルス感染対策を支援するため、在日中国大使館に500万円を寄付することを決定したと発表した。また、同大使館からの要請を受け次第、海陸空の続き

2020年2月13日

《連載》欧州船主の発注動向<上>、新造バルカー、今年も低空飛行、環境規制と市況の不透明感で

 「これほど静かなギリシャ船主は初めて見た」―。欧州船主による日本造船所へのバルカー新造発注は、今年も引き続き低空飛行が続くとの見方が大勢だ。相次ぐ環境規制の導入で船の「陳腐化リス続き