2020年2月14日船主多様化の時代

《連載》船主、多様化の時代
栄福海運、ドル借入で円高対策
安定経営に向け10隻規模目指す

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 広島県呉市に本拠を置く栄福海運は、為替リスクをヘッジするため借入金の大半をドルで調達している。「ドル金利の上昇リスクはあるが、金利リスクよりも為替リスクの方が怖い」(渡辺卓己社長)からだ。同社の船隊は現在外航船が5隻、内航船が1隻だが、将来的には経営が安定する10隻規模を目指す。船価に競争力があれば、短期用船にも対応していく考えだ。呉船主の親睦団体「喜望峰の会」の会長でもある渡辺社長に同...

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