海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2019年11月6日

《連載》船主、多様化の時代/極東海運実業、「規模」よりも「強さ」を追求

 主要在京船主の1つである極東海運実業は、現在バルカー専業として発注残を含め15隻を保有する。海部圭史社長は「大きさよりも強い会社を目指したい」と話し、財務基盤強化などに力点を置い続き

2019年11月6日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏④、成果はヤマルとFSRU投資

 ここで将来の商船三井の成長に資する、成功したプロジェクトについて話したい。それはヤマルLNGプロジェクトへの参画と、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)プロジェクトの実現だ続き

2019年11月6日

神戸大学、人材育成で新学部を設置、「海神プロジェクト」で記者会見

 神戸大学は5日、「海」に関する研究を推進し、「海洋立国」をリードする人材の育成を進める「海神(かいじん)プロジェクト」のキックオフに際して、都内で記者会見を行った。神戸大学の武田続き

2019年11月6日

英ChartCoと加マリンプレス、船舶向け電子海図書籍大手が統合

 英国の電子海図・書籍販売大手ChartCoは、カナダの同業マリンプレスと10月31日付で経営統合したと発表した。統合後の名称は「OneOcean」で、世界の約2万隻の船舶にサービ続き

2019年11月6日

国交省、船員の健康確保で第2回検討会

 国土交通省は10月28日、第2回船員の健康確保に関する検討会を開催した。海事業界関係者のほか、医療や通信分野の関係者なども委員として参加した。陸上の産業医制度・遠隔医療や船員の健続き

2019年11月6日

インド、領海で使い捨てプラスチック使用を禁止

 マーシャルアイランド海事局が10月28日に発行した船舶安全通知書によると、インドのムンバイ海運総局はインド籍船とインド領海内を航行する外国籍船舶に使い捨てプラスチック使用禁止令を続き

2019年11月6日

濱口梧陵国際賞に2人決定、都内で授賞式

 国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会は2019年濱口梧陵国際賞(国土交通大臣賞)の受賞者に早稲田大学の柴山知也教授(写真前列左端)と中東工科大学(トルコ)のアーメット・ジェヴ続き

2019年11月5日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏③、フリー船モデルから決別

 近年、海運市況のボラティリティは極めて高くなった。運賃先物取引が導入されてからだろうか。金融緩和で生み出された大量のマネーがマーケットに入ってくるなどし、変動幅を異常に大きくした続き

2019年11月5日

国交省、e5ラボのEV船開発計画を初認定、先進船舶導入計画の認定制度で

 国土交通省は10月31日、e5ラボ(東京都千代田区、一田朋聡社長)が作成した、海のEV(バッテリー船)の開発研究・導入などに向けた先進船舶導入計画を認定したと発表した。先進船舶導続き

2019年11月5日

Vシップス、ライトシップやSOxなど情報提供、都内でセミナー

 船舶管理大手Vシップスは1日、都内でセミナーを開催した。船主らに関心の高いライトシップによるバルカーの評価手法や硫黄酸化物(SOx)規制対応をテーマとして最新情報を提供した。  続き

2019年11月5日

川崎汽船、GHG削減促進企業連合に加盟

 川崎汽船は1日、今年9月に国連気候行動サミットの場で設立された企業同盟「Getting to Zero Coalition」に加盟したと発表した。  「Getting to Ze続き

2019年11月5日

日本郵船、フィリピン外交官21人が訪問

 日本郵船は1日、フィリピン若手外交官21人が同社を訪問したと発表した。外務省が推進する「対日理解促進交流プログラム JENESYS2019」の一環として来日した。訪問は10月28続き

2019年11月5日

秋の褒章、北澤電機製作所社長など受章

 2019年秋の褒章受章者が決定し、3日付で発令される。国土交通関係は68人・8団体(藍綬1人、黄綬65人、緑綬2人・8団体)。  海事関係の受章者・団体は次のとおり(敬称略)。 続き

2019年11月5日

秋の叙勲受章者、国交省関係者306人

 政府は3日付で、2019年秋の叙勲受章者を発表した。国土交通省関係者は306人。海事・物流関係の主な受章者は次のとおり(敬称略)。 【旭日章】 <旭日小綬章>▼石橋武(元東京続き

2019年11月1日

邦船大手決算、全社が通期経常益予想据え置き、ONE下振れも黒字予想

 邦船大手3社が10月31日に発表した2019年4~9月期経常利益は前回予想から大きくは変わらず、日本郵船と川崎汽船がそれぞれ160億円と134億円の黒字に転換、商船三井が前年同期続き

2019年11月1日

日本郵船、経常利益160億円、定期船改善がけん引

 日本郵船の2019年上期(4~9月)の経常損益は160億円の黒字となり、前年同期90億円の赤字から250億円改善して黒字化した。航空運送や物流、不定期専用船は前年同期比で減益とな続き

2019年11月1日

商船三井、経常益2.7倍の282億円

 商船三井の2019年4~9月期業績は経常損益が282億円の黒字となり、前年同期から2.7倍の増益となった。ドライバルク事業が堅調に推移したほか、LNG船・海洋事業ではLNG船・海続き

2019年11月1日

川崎汽船、経常益134億円に黒字転換

 川崎汽船の2019年4~9月期業績は経常損益が134億円の黒字となり、前年同期213億円の赤字から黒字転換した。ドライバルクが黒字を確保したほか、エネルギー資源が好調に推移。さら続き

2019年11月1日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏②、海運経営の肝は投資判断

 社会にさまざまな企業や産業がある中で、それぞれがどうやってキャッシュフローを生み出しているのか、考えてみたことがある。  大きな規模で稼ぐ手法を類型化すると、1つ目が大量生産・続き

2019年11月1日

邦船大手、SOx規制対応進める、スクラバー搭載、3社で当面200隻超

 邦船各社は上期決算発表の中で2020年1月1日から始まる硫黄酸化物(SOx)規制への対応状況について明らかにした。硫黄分0.5%の規制適合油の先行調達を進め、今期中の調達に概ねめ続き