2020年3月6日次代への戦訓
《連載》次代への戦訓
日本海運未来への展望
アンカー・シップ社 辻肇氏⑫
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私が船舶金融の世界に入ってから40年、海運そして造船を取り巻く環境は一層厳しくなっている。その原因はいろいろあろうが、私はこの分野におけるコモディティ化の進行が極めて大きい要因の1つだと考えている。
私が最初取り組んだ案件は船価40億円のパナマックス型タンカーであったが、船舶とはなんと高額な資産(商品)なのかと緊張しながら仕事を進めたものだ。今や中国や韓国での生産力が飛躍的に拡大したこ...
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