海運・造船・産業界首脳

    2021年6月28日

    《連載》邦船トップに聞く ESGと海運経営③、川崎汽船 明珍幸一社長、サステナビリティー経営強化へ

     ― ESG重視の傾向が世界的な潮流になっている。川崎汽船の事業に与える影響として、チャンスとリスクをどう捉えているか。  「新型コロナウイルスの感染拡大で生活様式が一変し、経済活続き

    2021年6月24日

    《連載》邦船トップに聞く ESGと海運経営②、商船三井 橋本 剛社長、「技術力に基づく経営判断が重要に」

     ― 世界的なESG、SDGsの潮流は商船三井の事業にどのような影響を与えると考えているか。  「GHG(温室効果ガス)排出削減を始めとする環境対応にはコストがかかり、また技術的な続き

    2021年6月23日

    《連載》造船不況の出口(下)、コストと技術、再構築の契機に、日本造船、不況で見えた弱点克服へ

     2009年から始まった造船不況で、初期には好況期の貯えや技術でアドバンテージを持っていた日本造船業。だがここ数年はこの優位性が失われ、中国の低船価と韓国の技術対応力に対して劣勢を続き

    2021年6月22日

    《連載》造船不況の出口(上)、鋼材高に苦戦でも展望開ける、供給不足で船価に先高観

     造船業界を取り巻く環境が、この半年で様変わりした。コンテナ船市況の高騰とドライバルク市況の回復を受け、堰を切ったように新造船発注が拡大。韓国造船所、中国造船所に続き日本造船所でも続き

    2021年6月22日

    《連載》邦船トップに聞く ESGと海運経営①、日本郵船 長澤仁志社長、「ESG課題対応、技術研究・開発を加速」

     ― 世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)の潮流から日本郵船の事業が受ける影響についてどのように感じているか。  「ESGの流れはわれわれにとってはチャンスになると捉えている。続き

    2021年5月27日

    《連載》新造船供給量の変化③、鋼材高騰・人員が増産ブレーキに

     巨大な建造能力を持つ中国造船業。欧州コンテナ船オペレーターによる大型コンテナ船発注ブームでは、韓国造船大手とともに、大規模な受注を進めている。国営グループの中国船舶集団(CSSC続き

    2021年5月26日

    《連載》新造船供給量の変化②、韓国の大型船建造余力残りわずか、23年まで受注、24年以降もLNG内定済み

     韓国大手造船所が、昨年末から新造船の受注をハイペースで積み上げている。昨年まで22~23年の操業確保が課題とされていたが、これが一転し、23年までの線表を確定しつつある。24年以続き

    2021年5月25日

    《連載》新造船供給量の変化①、パナマ型、建造能力ピーク時半減、撤退相次ぐ、コンテナ船とも船台競合

     造船所の建造能力が過去10年かけて徐々に縮小に進む中、にわかに訪れたコンテナ船などの新造発注ブーム。これにより、新造船の供給能力は「昔のイメージとはかなり違ったものになっている」続き

    2021年5月17日

    《連載》造船所の船舶保有ビジネス(下)、保有リスクどう考えるか

    ■マーケット変動リスク  日本の造船業で、ストックボートの嚆矢といえるのが、およそ100年前。川崎重工の前身の川崎造船所だ。当時の松方幸次郎社長が戦争による輸出船需要を見込み、第続き

    2021年5月14日

    《連載》造船所の船舶保有ビジネス(中)、船主機能で造船業の競争力を強化

    ■顧客対応や開発などでメリット  かつて仕事が枯渇するような深刻な不況期に検討されてきたストックボートのような仕事不足対策ではなく、自社の船主機能を造船業の競争力強化につなげる流続き

    2021年5月13日

    《連載》造船所の船舶保有ビジネス(上)、不況期の操業対策として注目

     国内の造船所では、これまで不況期に操業対策としてストックボートなど自社保有が用いられてきた。船舶保有は、もともと自社アカウントで標準船を建造しながら転売を前提に買い手を探すストッ続き

    2021年5月6日

    《造船新トップの素顔》三井E&S造船・船津勇社長

     ― 商船大学から三井造船への入社ですね。  「ええ。高校生の頃に司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んで、大きな船に乗ってみたいと思ったのが商船大を志望するきっかけでした。ただ航海実続き

    2021年3月25日

    《連載》今治造船×JMU④ 日本で勝てるコストへ一段の挑戦

     今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)ともに、日本の中で造船業を継続するうえでの最大のテーマは、コストだ。資本業務提携を通じてコスト競争力の強化に取り組むが、効果を上げる続き

    2021年3月24日

    《連載》今治造船×JMU③、受注活動開始、顧客と製品も拡大

     都内千代田区。晴海通りと日比谷通りが交わる交差点に立つ日比谷マリンビルの1階に、今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の共同営業設計会社、日本シップヤード(NSY)の本社続き

    2021年3月23日

    《連載》今治造船×JMU②、テーマは船価とスピード

     劣勢を強いられる日本造船業の最大の課題は、海外製との船価差と、開発スピードの差。今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の提携の主眼も、この克服にある。  製品群網羅や顧続き

    2021年3月22日

    《連載》今治造船×JMU①、国内建造モデルへの期待と責任

     今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の資本業務提携がスタートした。ファミリー系と総合重工系の筆頭的な造船所が、企業文化の違いを超えて手を組んだ。「国内の工場で、あらゆる続き

    2021年2月16日

    《造船 新トップの素顔》常石造船 奥村幸生 社長

     生まれも育ちも尾道。父は漁師で、自宅の目の前が造船所と、海と船に囲まれて育った。東京商船大学(現・東京海洋大学)の航海科に進学し、就職に際して、地元で船や海に関係のある仕事を求め続き

    2021年1月25日

    《特集》2021年の新造船市況予測(上)、低調も環境対応商談に期待、日韓中で4368万トン

     2020年の新造船マーケットは、コロナ禍の影響と、将来的な温室効果ガス(GHG)排出規制強化に伴う船の陳腐化リスクへの懸念が強まり、発注低迷が続いた。日本の造船所の経営・営業トッ続き

    2021年1月22日

    《特集》2021年の海運市況予想⑨「近海船」、日本出し鋼材荷動きの回復に注目

     邦船社の近海船部門(アジア域内を航行する1万重量トン前後の在来船・バルカー)は、日本出しアジア向けの往航で鋼材などを輸送し、その復航で合板やバイマス燃料のパームヤシ殻(PKS)や続き

    2021年1月20日

    《特集》2021年の海運市況予想⑦「ケミカル船」、「スウィング船」退出ならプラス

     2021年のケミカル船市況を占うカギはやはりコロナ禍からの復興状況だ。20年は「コロナ禍の状況下でも化学品・油脂の堅調な需要が証明された」(市場関係者)が、人の移動の再開などによ続き