2023年4月13日
造船関係専門委員会(CESS)が塗装基準(PSPC)に共同で取り組んだ経験から、造船業が一体で動くことが良いという機運が他国の造船業の中にも醸成された。これが、その後の国際団体A…続き
2023年4月12日
2002年に、日本造船工業会の企画部会に参加した。当社の前任者が退職したことで代わりに私が入ったのだが、ここから業界活動に関わることになった。 2002年は船主、船級協会、造…続き
2023年4月11日
私は1969年に石川島播磨重工(現IHI)に入社した。外国船営業課に配属され、相生工場の工場営業に就いた。工場営業は、造船所の生産現場と、船主の建造監督との間に立つ仕事だ。監督は…続き
2023年4月10日
元ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の岩本洋氏(日本造船工業会アドバイザー)は、激しい競合関係にある日本・韓国・中国の造船業が、共通の技術課題などで連携する国際協調体制の構築に…続き
2022年11月18日
幸い、当社は創立以来50年間、安定経営を続けてこられた。マンニング業に関して危機的な状況に陥ったことはなかった。1995年に為替が一時、1ドル=70円台になった時は大変だったが、…続き
2022年11月17日
マンニング会社からスタートしたワールドマリンは1990年から船舶管理業にも展開していった。船舶管理業を始めたのは、マンニング業において船員教育を行う上で、技術者を確保することが必…続き
2022年11月16日
ワールドマリンは1986年に船主業に進出した。最初に建造・保有したのが、伊藤忠商事の仲介で、昭和海運が大昭和製紙から積荷保証を得たチップ船の“恵昭丸”。同じく1986年には鉄鉱石…続き
2022年11月15日
日本人船員が減少すると同時に為替の円高で日本人のコストが高くなっていく中、フィリピン人船員に大いに助けてもらった。1985年のプラザ合意の頃に1ドル=240円ほどになっていた為替…続き
2022年11月14日
今年11月14日に創立50周年を迎えた船員配乗・船舶管理会社のワールドマリン。現在同社の名誉会長となっている木内志郎氏(千葉商船名誉会長)が、近海船運航など海運業の経験と知己のネ…続き
2022年9月16日
ブローカーの仕事として一番大切にしてきたことは、信頼のできるコレポンとの付き合いを深め、彼らからできるだけ正確な情報を得て、それをお客さまに伝えることだった。日々、彼らと密な連絡…続き
2022年9月15日
業界に長くいただけで何の足跡も残さず退職したが、現在もすべてのタンカーの用船時に必要とされる船舶の明細書「Questionnaire88(Q88)」の普及に参加できたのは、唯一業…続き
2022年9月14日
ブローカー業を行う中で大きな変化を感じたのは、石油会社間で船の交換(スワップ)が頻繁に行われるようになったことだ。当時、石油会社同士は競争関係が強く、表立った付き合いはタブーな世…続き
2022年9月13日
ブローカーの宿命なのだろうが、ブローキングには銀メダル、銅メダルはなく、すべて金メダルを取らないと意味がない。つまり、成約を取れるか取れないかの2択だ。負けた経験が後に役に立つと…続き
2022年9月12日
ブローカー業について語る上で、国外の業務提携先「コレポン」(Correspondentの略)の存在は忘れてはならない。コレポンとの関係は契約を結ぶわけではなく、ただ信頼関係で成り…続き
2022年9月9日
タンカーブローカーとして50年の経験を持つ白木誠一氏。宝運シッピングでタンカーブローキング事業の拡大に貢献し、タンカー部長、取締役などを歴任。石油会社や船社の業界再編の流れを直に…続き
2022年7月25日
東都海運は1949年の設立以来、関係各位のご支援を賜りながら、「独立独歩」の精神の下、陸海従業員が一丸となって幾多の風雪を克服し、今日がある。当社は常に顧客の立場でニーズを考え、…続き
2022年7月22日
東都海運は先代の小比加健が1949年(昭和24年)8月に設立した。設立当初は船を1隻も持っておらず、利用運送のような形でスタートした。当時の主な仕事は、日立製作所の亀有工場からの…続き
2022年7月21日
私は1971年(昭和46年)に立教大学社会学部産業関係学科を卒業し、横浜の丸全昭和運輸に入社した。入社後は輸入通関の部署に配属され、そこで2年間働いた。入社した年に通関士の試験を…続き
2022年7月20日
私が海運組合の活動に関わるようになったのは、東都海運の社長に就任した1997年に全国内航輸送海運組合(内航輸送)の理事になったのが最初だ。その後、2001年に関東沿海海運組合の理…続き
2022年5月10日
最後に、この業界の将来を担う海運・造船・舶用メーカーの技術者たちへのメッセージとしたい。 海事産業はグローバルなビジネスだ。このため、海事産業に携わる人には国際性と広い見方、…続き