海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2019年9月17日

7月の内航オペ輸送実績、貨物船4%増、油送船1%減

 日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた主要内航元請オペレーター60社の7月の輸送実績は、乾貨物を輸送する貨物船(40社)が前年同月比4%増の1891万2000トンで、前月続き

2019年9月17日

海保庁、水路記念日で長官表彰

 海上保安庁は12日、水路記念日に伴う海上保安庁長官表彰で海の調査や海洋情報の提供に貢献した個人・団体に感謝状を贈呈した。主な受賞者はフェリーさんふらわあのさんふらわあきりしま乗組続き

2019年9月13日

《連載》船主、多様化の時代/国内船主、選択の時、ビジネスモデルを競い合う時代に

 かつて均質であった国内船主(船舶オーナー)の事業戦略は、リーマン・ショック後の環境激変を受けて多様化の時代を迎えた。船主はもはや同じ道を歩むのではなく、今後は生き残りに向けてビジ続き

2019年9月13日

《連載》再考・海事都市シンガポール③、スプリングライナー、饗場拓也社長

 シンガポールを拠点に活動するスプリングライナー社は、今年で会社設立10年を迎えた。現在は、中古船を中心としたジャパン・オペレーティング・リース商品をアレンジするビジネスなどを手掛続き

2019年9月13日

《連載》ニッポンの独立系船舶管理会社②、美須賀海運、国内外5カ所でフル管理115隻

 美須賀海運グループは国内外5拠点で115隻を船舶管理する日本の独立系船舶管理会社の大手だ。その規模を船舶管理監督(SI)の育成などに生かす。船員確保では、フィリピンのインハウス船続き

2019年9月13日

商船三井、船舶画像認識システムの実証実験

 商船三井は12日、客船“にっぽん丸”でAI技術を活用した船舶画像認識システムの実証実験を開始したと発表した。見張り自動化に関するプロジェクトの一環になる。センスタイムジャパン(本続き

2019年9月12日

船舶融資、競争状況が緩和か、残高積み増し、BBC飽和などで

 船舶融資の競争状況が緩和してきたようだ。過去2年間、伝統行と新興勢力などの間で融資合戦が繰り広げられてきたが、「落ち着いてきた」「状況が変わってきた」との声が金融関係者から増えて続き

2019年9月12日

《連載》ニッポンの独立系船舶管理会社①、神戸シップマネージメント、自社システム導入

 船主業を営む神戸シッピングのグループ会社、神戸シップマネージメントは、日本船主向けにバルカーなどの船舶管理を手掛ける。業務提携を通じて中国・大連にある船舶管理会社でも管理を実施し続き

2019年9月12日

《連載》席巻する中国の船舶リース<下>、成熟した成長ステージへ

 急拡大により、中国のリース会社の船舶ポートフォリオは昨年末時点で400~500億ドルに達したといわれる。ただ、昨年までの圧倒的な拡大ペースに比べると、ディールの中身に変化が見える続き

2019年9月12日

プラッツ、アジア向け米国原油の価格指標開始

 エネルギー・コモディティに関するマーケット情報を提供するS&Pグローバル・プラッツは8日、アジア向けの米国原油の価格指標を開始すると発表した。10月1日から公表する。  シンガポ続き

2019年9月12日

国交省、内航省エネ補助の2次募集を開始

 国土交通省海事局は11日、経済産業省と連携して行う内航海運における省エネルギー対策事業に関わる案件の二次公募を開始した。革新的省エネ技術(ハード対策)と、運航・配船計画の最適化(続き

2019年9月12日

国際船員労使、ホルムズ海峡のリスクゾーン期間延長

 国際船員労使の国際運輸労連(ITF)と国際船員労務協会らが加盟する使用者側の団体交渉団(JNG)は2日に英国・ロンドンで、中東情勢を踏まえ「IBF(国際団体交渉協議会)ウォーライ続き

2019年9月12日

バンカー指標提供のアーガス・メディア、SOx規制で「正しい価格指標使用を」

 国際資源価格などの指標を提供するアーガス・メディアは2020年の硫黄酸化物(SOx)規制発効に向けて、船主と荷主との間で取り決めるBAF(燃料油価格調整金)などの算定に用いるバン続き

2019年9月12日

国土交通大臣に公明党・赤羽氏

 11日発足した第4次安倍第2次改造内閣の国土交通大臣に公明党の赤羽一嘉政調会長代理(衆院議員・兵庫2区選出)が就任した。  赤羽国交相は1958年5月7日生まれの61歳。慶應義塾続き

2019年9月11日

《連載》席巻する中国の船舶リース<上>、急成長の6年、巨大船隊を運用

 中国のリース会社が国際船舶金融市場に本格進出してから10年足らず。いまや重要なファイナンスソースとなり、世界の船舶ファイナンスの30%を供給するともいわれる。大手の銀行系リース会続き

2019年9月11日

《連載》再考・海事都市シンガポール②、NYKシップマネージメント・中矢眞央会長CEO

 NYKシップマネージメント(以下、NYKSM)は日本郵船グループのインハウス船舶管理会社として船舶管理実務と郵船本体の海務部門を担い、海技の中枢機能を備える。2001年に郵船グル続き

2019年9月11日

宮崎カーフェリー・穐永社長、新造フェリーにスクラバー検討

 宮崎/神戸間でフェリーを運航する宮崎カーフェリーは、来年から始まる硫黄酸化物(SOx)の全海域排出規制に対応するため、2022年に投入予定の新造フェリー2隻にスクラバーの搭載を検続き

2019年9月11日

三菱総研など「万博みらい研究会」、瀬戸内海で自動化船を運航

 三菱総合研究所が関西の企業と組織した「万博みらい研究会」は、2025年大阪・関西万博を契機に実現を目指すプロジェクトをまとめた。その中で、万博会場となる大阪港・夢洲と瀬戸内海に自続き

2019年9月11日

国交省・適合油実船トライアル、内航船12隻で正常な運航を確認

 国土交通省は10日、今年6月から9月にかけて実施した国産の硫黄酸化物(SOx)規制適合油を用いた実船トライアル第1弾~第3弾の結果を公表した。12隻の内航船で、改造を行うことなく続き

2019年9月11日

Vグループ、ADNOCグループ向けに船員配乗

 船舶管理大手Vシップスを擁するVグループは9日、UAE(アラブ首長国連邦)アブダビ国営石油会社傘下のADNOCロジスティクス&サービシズとの大型の船員配乗管理サービスの提供契約を続き