海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2019年9月26日

大坪海事局長、適合油切り替え本格化で業界支援

 国土交通省の大坪新一郎海事局長は25日の記者懇親会で、4月に公表した内航事業者の燃料サーチャージなどのガイドラインの全体版を作成し、同日公表したこと明らかにした。「10月以降、本続き

2019年9月26日

国内長距離フェリー、20年代前半に代替建造加速へ、船齢15年以上が4割

 国内長距離フェリーの新造・リプレースが2020年代前半に加速しそうだ。本紙集計によると日本長距離フェリー協会加盟8社の現行運航船35隻のうち、今年に船齢15年以上となるフェリーは続き

2019年9月25日

主要地銀の船舶融資、2兆円突破、13年比5000億円増、過去最高に

 主要地方銀行による船舶融資残高が2兆円の大台を突破した。本紙調査によると、別表のとおり、主要6行による現時点の残高は2兆1000億円となった。2013年3月末時点の1兆6220億続き

2019年9月25日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏②、船が足りなくなる恐怖感

 2003年後半から始まった海運ブーム前夜の様子を振り返りたい。  2000年前後に中国と日本の粗鋼生産量がほぼ一緒になった時期があった。中国がこれだけ鉄を造り出しているのに運賃続き

2019年9月25日

《連載》再考・海事都市シンガポール⑦、“K”Line Pte Ltd、橋爪亮社長兼CEO

 川崎汽船のシンガポール法人“K”Line Pte Ltd(KLPL)は2001年に発足した。川崎汽船グループのシンガポール展開は1973年に川崎シンガポー続き

2019年9月25日

国内フェリー・RORO船社、スクラバー導入の動き広まる、SOx規制対応で

 来年1月から始まる船舶からの硫黄酸化物(SOx)全海域排出規制の強化を控え、国内フェリー・RORO船社がスクラバー導入を検討する動きが広がっている。阪九フェリーは来年就航する新造続き

2019年9月25日

海事産業トップら、国連で海運業の脱炭素策を表明、30年までにゼロエミ船実現

 ニューヨークの国連本部で23日に開かれた「気候行動サミット」で、海事産業を代表する企業の有志連合が各国首脳らを前にして海事産業の「脱炭素」の方針を表明した。IMO(国際海事機関)続き

2019年9月25日

ジブチ海賊対処活動「感謝の集い」、中島船協副会長「安全確保の事実と成果に感謝」

 日本船主協会、国際船員労務協会、全日本海員組合は20日、ジブチで海賊対処活動に従事する日本の関係者を招いて「感謝の集い」を開催した。自衛隊や日本大使館、JICAジブチ事務所、青年続き

2019年9月25日

船協/国船協/海員組合ジブチ訪問団、自衛隊活動拠点など訪問

 日本船主協会、国際船員労務協会、全日本海員組合の「ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動部隊への訪問団」は21日、海賊対処のためゾーンディフェンス(区域防護)任務のため当日出港した護衛続き

2019年9月25日

船協/国船協/海員組合訪問団、ジブチ港のコンテナTなど視察

 ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動部隊への訪問団は日程の最終日となる21日、ジブチ港のドラレコンテナターミナルや国際自由貿易区を視察、さらにアブハケール・オマール・ハディフリーゾー続き

2019年9月24日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船・朝倉次郎氏①、船余りで原料輸送の地位低下

 海運不況開始から10年が経った今も海事産業はなお厳しい情勢が続いている。大きな浮き沈みを繰り返す市況の中で、海事産業が永続的に発展していくには何が必要なのか。われわれは、激動の最続き

2019年9月24日

《連載》船主、多様化の時代/中小船主の生きる道、人脈、堅実な投資

 日本の中小船主が船隊整備に苦戦している。主力のバルカーで長期用船案件がなくなった上、需要のある短期用船では自己資金の積み増しに対応しにくいからだ。船種の多様化も簡単ではない。中小続き

2019年9月24日

《連載》エネルギー輸送が拓く未来②、川崎汽船・針谷専務

 「規模を追求するよりも、当社の事業運営を評価して頂く顧客とある程度の長期の案件に取り組んでいく」―。川崎汽船でエネルギー資源輸送事業ユニットを統括する針谷雄彦専務は同部門の事業方続き

2019年9月24日

ジブチ海賊対処拠点訪問団が到着、自衛隊・大使館関係者招き夕食会

 日本船主協会の中島孝副会長をヘッドとする「ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動部隊への訪問団」が19日、活動部隊の拠点であるジブチに到着した。同訪問団は2010年以降8回目で、現地で続き

2019年9月24日

JXTG、今年10月から適合油の供給開始

 JXTGエネルギー中央技術研究所は来年1月の硫黄酸化物(SOx)規制強化に向けて、硫黄分0.5%以下の規制適合油(適合油)を来月から供給する予定。同社は従来燃料(C重油)と適合油続き

2019年9月24日

アントワープ港が水素燃料タグ導入、CMBの中速エンジン一号案件

 アンワープ港は20日、世界初の水素焚きエンジン搭載タグボートの採用を決めたと発表した。ベルギーの海運グループCMBとABCエンジン社の合弁で開発を進めている中速水素燃料エンジン「続き

2019年9月20日

《連載》ニッポンの独立系船舶管理会社⑤、太洋産業貿易、「人」のサービス、自社育成に注力

 太洋産業貿易は横浜市に本社を置き船舶管理業、貿易業、小型潜水艇の製造販売業と幅広い事業を展開する。中核事業の1つである船舶管理・船員配乗業について、今田圭介社長(写真)が「モノの続き

2019年9月20日

《連載》再考・海事都市シンガポール⑥、MOLシップ・マネージメント・シンガポール、関根隆司MD

 MOLシップ・マネージメント・シンガポールは商船三井グループで自動車船とコンテナ船に特化したインハウスの船舶管理会社だ。2006年にシンガポールに設立された。18年に香港から管理続き

2019年9月20日

UKP&I、船員安全訓練に航空のノウハウ、民間訓練企業と協力

 UKP&Iクラブはこのほど、民間航空訓練企業のCAE社と船舶の乗組員の安全訓練で協力すると発表した。これによってUKP&Iのメンバーは、CAE社が提供する包括的な訓練(MCRM)続き

2019年9月20日

宮崎県・市、フェリー建造で公的支援を検討、宮崎カーフェリー新造船で

 宮崎県の河野俊嗣知事は12日、神戸/宮崎間を運航する宮崎カーフェリーの新造船建造に当たり、県として建造費用の一部を貸し付け、公的支援に乗り出すことを検討していることを明らかにした続き