海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年6月22日

商船三井、通期経常益2200億円に上方修正、コンテナ船事業上振れで

 商船三井は21日、2022年3月期通期業績予想を売上高1兆800億円(従来予想は1兆600億円)、経常利益2200億円(従来予想は1000億円)、当期純利益2100億円(同900続き

2021年6月22日

デジタル課税問題、海運業界は引き続き除外要請へ

 6月4~5日にロンドンで開催されたG7財務相会合で、世界各国の法人税の最低税率を15%以上とする方向で合意したほか、大規模で高利益の多国籍企業について10%の利益率を上回る利益の続き

2021年6月21日

商船三井、ゼロエミ外航船、35年に110隻、LNG燃料船は30年に90隻

 商船三井は18日に発表したグループの環境対応の新たな中長期目標「環境ビジョン2.1」で、アンモニア燃料などのネットゼロ・エミッション外航船の運航を2020年代中に開始し、35年に続き

2021年6月21日

外航船のGHG排出規制が決定、就航船対象に23年開始、IMOが正式採択

 就航中の外航船を対象とした温室効果ガス(GHG)排出規制が2023年1月からスタートする。就航船燃費規制(EEXI)と燃費実績格付け制度(CII)の2つ規制を含む条約改正案が、1続き

2021年6月21日

就航船GHG規制、外航船の8割、出力制限など要対応、3割は実燃費も要改善か

 2023年1月から全ての大型外航船に温室効果ガス(GHG)削減規制が適用される。現存船燃費性能規制(EEXI規制)では、現在の外航船の8割程度が規制値に達していないとみられ、エン続き

2021年6月21日

22年の修繕ドック状況に関心、就航船GHG規則の開始直前

 2023年1月から、就航船を対象とした温室効果ガス(GHG)削減規制が開始することが決まったことを受け、業界内では、規制開始前年の2022年の修繕ドックの動向に対する関心が一部で続き

2021年6月21日

川崎近海汽船、常陸那珂のRORO船寄港を休止、コロナと運航コスト増大で

 川崎近海汽船は8月から、清水/大分RORO航路で週1回実施していた茨城港・常陸那珂港区への寄港を休止する。今月18日に発表した。新型コロナウイルス感染拡大による物量の低下に加え、続き

2021年6月21日

内航総連、取引環境の改善など事業計画に、総会を開催

 日本内航海運組合総連合会(内航総連)は18日、都内で第56回通常総会を開催した。昨年度の事業報告や今年度の事業計画・予算の承認、役員の改選などを行った。会長については、現会長の栗続き

2021年6月21日

日本郵船・株主総会、長澤社長「ESGを経営の中心に」

 日本郵船は18日、都内で第134期定時株主総会を開催し、剰余金の処分、定款の一部変更、取締役8人の選任、監査役1人の選任の第1~4号議案が原案通り可決された。長澤仁志社長は事業運続き

2021年6月21日

DNV、EEXI規制対応計算ツールを開発、今月17日からサービス提供

 ノルウェー船級協会(DNV)はこのほど、就航船燃費規制(EEXI)に対応した計算ツールを開発、今月17日からサービスの提供を開始したと発表した。同ツールを活用することで、個々の船続き

2021年6月21日

自然エネルギー財団、洋上風力動向の資料集

 自然エネルギー財団はこのほど、洋上風力発電に関する世界の動向をまとめた。洋上風力発電は欧州を中心に導入が進んでおり、2020年時点の累計導入量は約35GW(ギガワット)。10年で続き

2021年6月21日

ABS、米国の洋上風力発電で報告書第2弾

 米国船級協会(ABS)はこのほど、米国各港のインフラや特殊支援船の利用可能性について評価するとともに、米国の洋上風力発電市場の新たなトレンドや課題について考察する報告書の第2弾を続き

2021年6月21日

ABS、データ品質でアドバイザリー発行

 米国船級協会(ABS)はこのほど、データ品質の改善に関するアドバイザリー「ABS Advisory on Data Quality for Marine and Offshore続き

2021年6月21日

DNV、脱炭素燃料見通しで補足レポート

 ノルウェー船級協会(DNV)はこのほど、脱炭素化時代に向けた燃料の選択肢などをまとめた「Energy Transition Outlook」の補足資料として、「Technolog続き

2021年6月21日

海上保安庁、練習船が国際航海へ出港

 海上保安庁は8日~7月15日にかけて、海上保安大学校の練習船“こじま”が遠洋航海実習における国際航海を実施すると発表した。米国(ホノルル)、パラオに寄港する予定で、国際航海を通じ続き

2021年6月18日

丸紅、長谷部長と三宅部長に聞く、社内連携強化し新事業を創出

 丸紅は、船舶事業として従来から手掛けるトレーディング、保有船、LNG船の3つをコア事業として、プール運航や無人運航船実証、ファンドの共同運営などの新規事業にも社内連携を強化しなが続き

2021年6月18日

《連載》新常態の鋼材高騰③、スクラップ価格上昇、船舶の“資源”としての価値高まる、海運市場に好影響

 海運マーケットがコンテナ船、バルカーを中心に高騰し、これに伴い中古船価も上昇しているが、その裏でこの1年の間に大きく上昇したのがスクラップ船価だ。スクラップ船の売買価格は現在ライ続き

2021年6月18日

<Green×Shipping>川崎汽船、アンモニア燃料具体化へ知見提供、輸送事業に再参入も

 川崎汽船は船舶燃料としてのアンモニアの実用化に向けて、過去10年にわたりアンモニア輸送で培った知見を生かす。このほど業界の枠を超えて舶用アンモニア燃料の共通課題を研究する協議会が続き

2021年6月18日

商船三井、FSRUがセネガル到着、LNG発電事業の1号案件

 商船三井とトルコのカルパワー・インターナショナルは17日、セネガルのLNG発電事業に用いるFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)“KARMOL LNGT POWE続き

2021年6月18日

IEA、石油需要予測、来年末までにコロナ前の水準に

 国際エネルギー機関(IEA)はこのほど発表した石油需要レポートの中で、世界の石油需要は2022年末には新型コロナウイルス感染拡大前の水準に回復するとの見方を示した。ジェット燃料と続き