海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年4月15日

パナマ運河庁、通航予約料値上げを6月まで延期

 パナマ運河庁(ACP)は13日、15日付で予定していた新旧閘門の通航予約料値上げを6月1日まで延期すると発表した。顧客や海事諸団体から出された意見を考慮した結果、準備期間を設ける続き

2021年4月15日

秋田港、洋上風力発電設備建設へ、46年まで基地港湾を賃貸借

 国土交通省東北地方整備局と秋田県は9日、秋田港で洋上風力発電プロジェクトを推進する秋田洋上風力発電と、ふ頭の一部を賃貸借する契約を締結した。洋上風力発電の基地港湾におけるふ頭の賃続き

2021年4月15日

IMO、国際海事賞などでバーチャル授賞式

 IMO(国際海事機関)は7日、史上初のバーチャル授賞式を開催し、国際海運会議所(ICS)の前事務局長ピーター・ヒンチリフ氏が2019年国際海事賞を受賞した。IMOのキータック・リ続き

2021年4月14日

<Green×Shipping>《連載》水素元年①、巨大な海上輸送需要への期待、水素普及のカギは輸送コストに

 脱炭素エネルギーの切り札として注目を集める水素。海事産業にとっては、水素という新しい貨物の海上輸送需要が登場するとともに、ゼロエミッションを達成する新燃料として可能性も秘める。本続き

2021年4月14日

広島銀行・吉崎船舶ファイナンス部長、顧客リレーション強化など重点課題

 広島銀行の船舶ファイナンス部長に4月1日付で就任した吉崎能章氏(写真)が本紙のインタビューに応じ、船主・造船所を取り巻く状況が変わる中で重点課題として「顧客とのリレーションの強化続き

2021年4月14日

シェル、LNG燃料供給船の船隊拡大、パンオーシャンから大型船用船

 英蘭系オイルメジャーのロイヤル・ダッチ・シェルがLNG燃料供給船の船隊を拡大している。韓国船社パンオーシャンとLNG燃料供給船の用船契約を締結した。船主側が12日に発表した。契約続き

2021年4月14日

リスカ、船員の書類申請オンラインで対応

 リベリア船籍の主管庁業務を手掛けるリスカはこのほど、船員向けに書類や資格証明書の申請、手続きの受付に加え、資格試験を受験できるオンラインサービスを導入したと発表した。  新型コロ続き

2021年4月13日

《連載》展望 船主ビジネス⑧、国内船主、大半が中国建造を視野、船価競争力に抗えず、技術力も向上

 中国造船所での建造を視野に入れる国内船主(船舶オーナー)が増えている。日本造船所に比べて船価面での競争力がある上、懸念されてきた技術力についても底上げされているからだ。現在は中国続き

2021年4月13日

《連載》日本海事産業の3.11⑨、大震災の経験を次代につなぐ、津波対策やBCPへの反映

 巨大地震と大津波発生直後の混乱した状況を、何とか乗り切り、被災した船への対応や事業の継続、さらには被災地支援に尽力してきた日本海事産業。未曾有の震災の経験を、その後の津波対策や、続き

2021年4月13日

日本郵船のフィリピン商船大学、卒業生から初の船長が誕生、開校から13年

 日本郵船がフィリピンで現地パートナーのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)と共同運営する商船大学NYK-TDGマリタイム・アカデミー(NTMA)の卒業生で初続き

2021年4月13日

国交省・斎藤技術審議官など、スエズ運河長官を訪問、座礁事案受け

 国土交通省は12日、スエズ運河のコンテナ船座礁事案を受けてエジプト・アラブ共和国に派遣されていた斎藤英明大臣官房技術審議官など4人が、11日にスエズ運河庁のラビア長官を表敬したと続き

2021年4月13日

国交省・大坪海事局長、内航海運の特性踏まえ脱炭素化へ

 国土交通省は12日、第1回「内航カーボンニュートラル推進に向けた検討会」を開催した。日本内航海運組合総連合会、日本旅客船協会、日本造船工業会、日本中小型造船工業会、日本舶用工業会続き

2021年4月13日

ジョン・アンジェリコシス氏死去、ギリシャ船主モデルの転換に先鞭、巨大船隊構築

 ギリシャ最大手船主アンジェリコシス・グループを率いるジョン・アンジェリコシス氏が現地時間10日、アテネで死去した。享年72歳。創業2代目として、ギリシャ最大の船腹量を誇る一大グル続き

2021年4月13日

神戸大海洋政策科学部・阿部学部長、海事・海洋で活躍する人材育成

 4月1日、神戸大学に新学部「海洋政策科学部」が発足した。新学部長に就任した阿部晃久教授に、新学部の意義、学生や業界への期待などを聞いた。  ― 新学部の意義について。  「新学部続き

2021年4月13日

経産省、30年度省エネ量目標を2割増へ、内航・物流の環境対策を加速

 経済産業省は8日、2030年度の省エネルギー量の目標を引き上げることを決めた。現行目標から2割程度引き上げ、原油換算で5800万キロリットル程度を削減する方針とする。このうち運輸続き

2021年4月13日

船員安全・労働環境取組大賞の募集開始

 国土交通省海事局は船員の安全や労働環境の向上にかかわる優れた取り組みを表彰する「船員安全・労働環境取組大賞」の2021年度の募集を開始した。募集期間は5月31日まで。  応募さ続き

2021年4月13日

国交省、海技者セミナー参加企業を募集

 国土交通省は6月29日午前9時30分~午後6時に開催する「めざせ!海技者セミナー IN TOKYO」の参加企業を4月20日~23日にかけて募集する。今回は都内の会場から参加企業の続き

2021年4月12日

<Green×Shipping>経産省、次世代燃料船の技術開発を支援、2兆円基金の配分方針を決定

 経済産業省は9日、カーボンニュートラルに向けた2兆円のグリーンイノベーション基金の分野別資金配分方針を明らかにした。基金を活用して行う事業として、水素・アンモニア燃料船といった次続き

2021年4月12日

スタンダードP&I、東京に日本支店開設、TS21のサービス向上へ

 国際P&I保険組合スタンダードクラブはこのほど、東京に日本支店を開設したと発表した。日本で提携関係にある東京海上日動火災保険出身の前田正貴氏がクレームダイレクターとして就任し、支続き

2021年4月12日

シンガポール、段階的に入港料値上げ、22年から

 シンガポール海事港湾庁(MPA)は8日、シンガポール港の運営・維持に関わる費用増加に対応し、船舶の迅速な入れ替えを促すため、2022年から入港料を値上げすると発表した。企業が新し続き