海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年6月14日

中国初の浮体式洋上風力、浮体と風車が完成

 中国初の浮体式洋上風力発電プロジェクトが進んでいる。エンジニアリング大手ウィソン・グループの海洋構造物企業ウィソン・オフショア(恵生海洋工程)の舟山工場で8日、セミサブマーシブル続き

2021年6月14日

大阪港湾局、大阪湾クルーズを中止

 大阪港湾局はこのほど、7月10日に予定していた大型フェリーを活用した「大阪湾クルーズ」を中止することを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言が再延長され、新たな変続き

2021年6月11日

商船三井・橋本社長インタビュー<上>、エネルギー輸送や不動産で安定利益

 商船三井の橋本剛社長は本紙インタビューで前期業績を振り返り、好調なコンテナ船事業に加えて、LNG船などエネルギー輸送や不動産事業で安定利益を確保できたことを評価し、「(長期的な)続き

2021年6月11日

日本郵船、LNG燃料船の船員養成強化、IGF訓練がフィリピン当局認証

 日本郵船はLNG燃料船に乗り組むフィリピン人船員の養成体制を強化した。フィリピンで運営する船員研修所が提供するLNGなど低引火点燃料船の船員を養成するための国際ガス燃料船安全コー続き

2021年6月11日

船舶管理大手10社、6月の船員交代指標、雇用契約期間超過で乗船は7.4%

 国際的な非営利団体のグローバル・マリタイム・フォーラムはこのほど、船舶管理大手10社のデータに基づいて船員交代危機の動向を示す「ネプチューン宣言船員交代指標」の6月の結果を発表し続き

2021年6月11日

スペイン、シップリサイクル条約に加盟、締約国は17カ国に

 IMO(国際海事機関)は7日、スペインがシップリサイクル条約(香港条約)に加盟したと発表した。スペインの加盟によって締約国は17カ国となり、世界の商船船腹量に占める締約国の商船船続き

2021年6月11日

英海洋学センターら、欧州初の海洋ロボット訓練施設開設、自律・遠隔操船訓練提供へ

 英国サザンプトンの国立海洋学センター(NOC)は8日、英国海軍、デジタル学習ソリューションなどを手掛けるシーボットXR(SeaBot XR)の3者で、英サザンプトンに海洋ロボティ続き

2021年6月11日

<Green×Shipping>日本郵船、CCSの国際シンクタンク加盟、CO2輸送・圧入など参画目指し

 日本郵船は10日、CO2(二酸化炭素)回収・貯留(CCS)技術の世界的な利用促進を図ることを目的とした国際的なシンクタンク「グローバルCCSインスティテュート」に加盟すると発表し続き

2021年6月11日

日本郵船、管理全船に電子通貨で給与支払い、マルコペイの通貨で年内に

 日本郵船は10日、同社グループの船舶管理子会社の乗組員に対して、電子通貨による給与支払いをスタートさせたと発表した。この電子通貨は郵船とフィリピンのトランスナショナル・ダイバーシ続き

2021年6月11日

スエズ運河庁に積載貨物の解放求める、“Ever Given”の貨物保険代理人が公開書簡

 今年3月にスエズ運河で座礁したコンテナ船“Ever Given”が賠償金の支払いをめぐってスエズ運河庁(SCA)に差し押さえられている問題で、同船の貨物保険の代理人を務める英国の続き

2021年6月11日

<Green×Shipping>トラフィグラとヤラ、アンモニア燃料の事業開発で覚書

 トレーダーのトラフィグラとアンモニア企業ヤラ・インターナショナルが海運業界向けゼロエミッション燃料としてのアンモニアに関する共同事業機会を探る覚書を締結した。7日発表した。両社は続き

2021年6月10日

川崎汽船、明珍社長インタビュー<下>、ポートフォリオ最適化へ

■バルカーの船隊適正化を継続  ― 物流と港湾事業について、今年度の取り組みは。  「物流事業では、アジアを中心に自動車物流も含めてどの事業を強化していくのか、国・地域ごとに目標続き

2021年6月10日

川崎汽船、最優秀賞に日東物流、環境アワード表彰

 川崎汽船は「“K”Line Group環境アワード2021」を選定した。8日発表した。同アワードは「“K”LINE環境ビジョン2050」で定めた方向性のもとでグループが取り組む優続き

2021年6月10日

<Green×Shipping>ホーグLNGとジェンツーエナジー、水素の海上輸送で協力

 ノルウェー船社ホーグLNGは8日、同国の水素関連企業ジェンツーエナジー(Gen2 Energy)に出資するとともに、ジェンツー社が構想するグリーン水素の海上物流チェーン構築に向け続き

2021年6月10日

横須賀フェリー問題、国立ち会いの協議会が初会合

 横須賀市と横須賀港運協会は8日、国土交通省の仲介のもと「横須賀港利用振興協議会」の初会合を開催した。7月1日に予定している横須賀/北九州フェリー航路就航への対応について議論した。続き

2021年6月10日

MEPC76、GHG規制以外でも重要審議、スクラバー排水や北極海重油規制も

 IMO(国際海事機関)の第76回海洋環境保護委員会(MEPC76)が10日に開幕する。すべての就航船に義務付けられる温室効果ガス(GHG)排出規制の最終化・採択が最重要テーマとさ続き

2021年6月10日

日本郵船、経産省・証取の「DX銘柄」に選定

 日本郵船は8日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2021」に選ばれたと発表した。経産省が策定したデジタルガバナンス・コ続き

2021年6月10日

中東自衛隊派遣部隊、5月の活動状況を報告

 防衛省統合幕僚監部は4日、中東地域で日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集に従事した、水上部隊・航空隊の5月の活動状況を公表した。水上部隊・航空隊が活動した海域で、特段の異常は確続き

2021年6月8日

川崎汽船・明珍社長インタビュー<上>、ドライバルクと自動車船が復調

 川崎汽船は前期、コンテナ船事業をけん引役に高水準の経常利益を上げた。同社の明珍幸一社長は本紙インタビューに応じ、今期もコンテナ船事業の好調を見込む一方、「前期は赤字になったドライ続き

2021年6月8日

就航船のGHG規制、採択なるか、IMO委員会で議論、MEPC斎藤議長に展望聞く

 IMO(国際海事機関)の第76回海洋環境保護委員会(MEPC76)が10日から始まる。すべての就航船に義務付けられる2つの温室効果ガス(GHG)排出規制として、就航船燃費規制(E続き