海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年6月8日

日本政府、EUーETSの海運拡大に反対、ECに意見書を提出

 国土交通省は4日、欧州委員会(EC)に対し、日本政府としてEU域内排出量取引制度(EU-ETS)の国際海運への拡大に反対する意見書を提出した。7日に同省が発表した。意見書では、国続き

2021年6月8日

5月の船種別輸送量マイル、バルカー・コンテナ船が1割増、市況好調を裏付ける

 英船価鑑定大手ベッセルズ・バリューが船舶自動識別装置(AIS)のデータを元に集計した5月の船種別の貨物輸送量マイルは、バルカーとコンテナ船がそれぞれ前年同月比で10%以上増加し、続き

2021年6月8日

郵船グループのMarCoPay、電子通貨で船員給与支給を開始

 日本郵船グループのMarCoPay(マルコペイ、本社=フィリピン・マニラ)はこのほど乗船中の船員の給与の一部について、電子通貨による支給を開始した。MarCoPayが7日に発表し続き

2021年6月8日

ペニンシュラとエナガス、スペインでLNG燃料供給事業、1万2500立方㍍型新造

 船舶燃料販売大手ペニンシュラとスペインのエナガスが共同でLNG燃料供給船事業をスペインで実施する。エナガスが4日発表した。1万2500立方㍍型のLNG燃料供給船を韓国の現代尾浦造続き

2021年6月8日

海事都市首長会、国交省と国会議員に支援要望

 造船所など海事産業を基幹産業とする全国32の自治体首長による「海事産業の未来を共創する全国市区町村長の会」が10日、国会議員と国土交通省海事局に対して支援を要望するウェブ会議を開続き

2021年6月8日

《資料》船種・船型別船腹量(ベッセルズバリュー)

2021年6月7日

米国など3カ国政府、ゼロエミ船開発などを主導、30年までの行動目標公表

 ネプチューン宣言を策定した国際的な非営利団体のグローバル・マリタイム・フォーラムは1日、2030年までに燃料消費量ベースで世界の遠洋船の少なくとも5%が水素をベースとしたゼロエミ続き

2021年6月7日

伊予銀、国内向け船舶融資残高7303億円、前年度比852億円増

 伊予銀行が4日に開示した2020年度決算発表資料によると、同行の2021年3月時点の国内向け船舶融資残高は7303億円で、前年度比852億円増加した。同行は融資残高増加の要因とし続き

2021年6月7日

愛媛船主の保有外航船、1199隻、船隊拡大続く、国内建造84.6%

 伊予銀行グループのいよぎん地域経済研究センター(IRC)がまとめた2020年9月時点の愛媛船主(約80事業者)の外航船保有隻数は1199隻で、18年の前回調査から136隻増加した続き

2021年6月4日

日本海事産業の海外営業、ワクチンによる日本勢出遅れ懸念、リモートの限界も

 日本の新型コロナウイルスワクチンの接種の遅れが、新規プロジェクトなどの営業展開に影を落とす可能性がある。ある邦船首脳は「欧米で経済活動や往来が再開されていくときにその流れに取り残続き

2021年6月4日

日本郵船、船陸間通信の容量拡大、増速、コロナ下で船員の労働環境改善

 日本郵船は船員の福利厚生の一環で、船陸間通信システムの拡充を進めている。業務上、船陸間でやり取りされるデータ量の増加に対応できるように、以前から船舶に搭載する船陸間通信システムを続き

2021年6月4日

横須賀市・上地市長、「7月就航は計画どおり粛々と」、新規フェリー計画で

 横須賀市の上地克明市長は3日に開催された市議会本会議で、東京九州フェリーによる横須賀港・新港ふ頭への新規フェリー計画について、「7月1日の就航に向け、粛々と進める」と改めて強調し続き

2021年6月4日

北九州港、コンテナ・RORO補助を継続、継続利用支援を拡充

 北九州市港湾空港局は今年度も、コンテナ貨物補助制度とRORO航路貨物トライアル補助制度を実施する。コンテナ貨物補助制度では、新たに継続利用の場合の貨物純増分を補助金交付対象に追加続き

2021年6月4日

2021年山縣勝見賞、受賞者決定

 山縣記念財団は、海事交通文化の研究と普及発展に貢献した人々を顕彰し、その研究成果や業績を表彰する山縣勝見賞の受賞者を決定した。論文賞には小林充氏著「内航船ウェザールーティングの開続き

2021年6月4日

大阪港湾局、フェリーセミナー中止

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が今月20日まで延長されたことを受けて、大阪港湾局は、19日に開催予定だった「元気です!!大阪“みなと”~大阪みなとの賑わい&フェリー続き

2021年6月4日

三井海洋開発、エクイノール向けFPSO契約発効

 三井海洋開発は3日、ノルウェーのエネルギー企業エクイノールとのブラジル向けのFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)のEPCI(設計・機器購入・建造・据付の一括工事)契約続き

2021年6月4日

内航海運講座、福岡の水産高でウェブ開催

 九州地区船員対策連絡協議会は5月19日、福岡県立水産高校で内航海運講座をウェブ開催した。内航海運業への就職促進を目的とした出前講座で、学生83人が参加した。  内航海運や船員につ続き

2021年6月4日

鉄道・運輸機構、共有船金利を改定

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は1日付で共有船の船舶使用料に関する金利を一部改定した。改定後の金利は表のとおり。固定型の「11年超12年以内」を引き上げた。5年ごと見続き

2021年6月3日

コロナ禍の船員交代、新たな局面に、さらなる感染対策が喫緊の課題に

 コロナ禍で船員交代問題は新たな局面を迎えている。船員についても世界的に新型コロナウイルス感染者が目立ち始めたためだ。昨年、問題の中心は「乗船長期化」だった。移動に伴う感染を防止す続き

2021年6月3日

日本郵船・長澤社長インタビュー<下>、バルカーで環境ビジネス推進

■航空・物流なお堅調見込む  ― 日本貨物航空(NCA)では引き続き追い風を見込んでいる。  「現在の水準が続くかどうかは別として、2023~24年度頃までの事業環境は悪くないと続き