海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年6月29日

<Green×Shipping>ステナライン、世界初再生メタノール燃料使用、大型フェリーで

 欧州のフェリー運航大手ステナラインは24日、同社が運航するフェリー“Stena Germanica”で、世界初の再生メタノールを燃料とした航海を実施したと続き

2021年6月29日

経産省・幹部人事、保坂エネ庁長官は留任、エネ庁次長に山下氏

 経済産業省の7月1日付幹部人事が25日の閣議で承認された。保坂伸資源エネルギー庁長官は留任する。飯田祐二資源エネルギー庁次長兼首席エネルギー・環境・イノべーション政策統括調整官は続き

2021年6月29日

アジアのCCUS活用へPF発足

 アジア全域での二酸化炭素(CO2)回収・利用・貯留(CCUS)の開拓に向けて「アジアCCUSネットワーク」が立ち上がった。先週22日、23日に経済産業省と東アジア・アセアン経済研続き

2021年6月28日

《連載》次代への戦訓/富士貿易相談役 小野正治氏④、ネットワークが生き残るカギ

 船用品のサプライの現場は、かなりシビアだ。船は入港している時にしか陸上からの支援を受けられないので、もしキャプテンを怒らせてしまうと、船が出港したら挽回のチャンスは簡単にはない。続き

2021年6月28日

《連載》邦船トップに聞く ESGと海運経営③、川崎汽船 明珍幸一社長、サステナビリティー経営強化へ

 ― ESG重視の傾向が世界的な潮流になっている。川崎汽船の事業に与える影響として、チャンスとリスクをどう捉えているか。  「新型コロナウイルスの感染拡大で生活様式が一変し、経済活続き

2021年6月28日

日本船主協会・池田会長就任会見、GHG削減に向け大きな課題に挑む

 6月25日に就任した日本船主協会の池田潤一郎会長(商船三井会長)は通常総会後のオンライン記者会見で、海運業界のGHG(温室効果ガス)削減について、「いわば“挑戦”といえる大きな課続き

2021年6月28日

船協通常総会で池田会長体制発足、常勤副会長は川崎汽船出身の友田氏

 日本船主協会は25日の第74回通常総会で任期満了に伴う役員の改選を行い、内藤忠顕氏の後任の新会長に商船三井の池田潤一郎会長が就任した。副会長は6人で、このうち川崎汽船出身の友田圭続き

2021年6月28日

国交省幹部人事、海事局長に観光庁の髙橋次長、港湾局長は浅輪技総審

 国土交通省の7月1日付幹部人事が25日の閣議で承認された。大坪新一郎海事局長が退任し、後任に髙橋一郎・観光庁次長が就く。港湾局長は髙田昌行氏が退任し、浅輪宇充大臣官房技術総括審議続き

2021年6月28日

日本郵船グループ、船員交代問題TFで対応強化、「物流止めない」対策

 日本郵船グループはコロナ禍の中でも「物流を止めない」ため、船員交代問題への対応などを継続的に進めている。昨年9月に社内横断的に「船員交代問題タスクフォース」を立ち上げ、日々変動す続き

2021年6月28日

ブリタニヤP&I、船員慈善団体に寄付

 ブリタニヤP&Iはこのほど、4つの船員慈善団体に寄付を行ったと発表した。今月25日のIMO(国際海事機関)船員デーに合わせて行ったもので、船員の福利厚生を広くサポートしていく。 続き

2021年6月28日

商船三井、インドに医療用物資を調達・輸送

 商船三井は新型コロナウイルスの感染再拡大が続くインドに、取引先などから要請を受けた酸素濃縮器など844点の医療用物資の調達、輸送を行った。25日発表した。  同社グループはインド続き

2021年6月25日

国内船主、BBC商談、一段と減速、米ドル金利の低下などで

 国内船主(船舶オーナー)の主要投資先となっていたBBC(裸用船)商談が一段と減速している。コロナ前から勢いには陰りが見えていたが、コロナ禍での米ドル金利の低下で円ファイナンスの競続き

2021年6月25日

国内船主、事故対応回避でBBCを志向か、リスク軽減策として

 国内船主(船舶オーナー)がBBC(裸用船)案件に取り組むべきかについては、過去から賛否両論ある。最近指摘されるようになってきたのが、船舶大型化などに伴う事故リスクの増大などに対応続き

2021年6月25日

《連載》次代への戦訓/富士貿易相談役 小野正治氏③、海外に活路、ネットワークで生きる

 円高で日本でのサプライヤーの商売は大きく減ってしまった。当社も日本の中だけで商売を持続させることは難しいと判断し、生き残りをかけて海外に出ていく選択を取らざるを得なかった。最初は続き

2021年6月25日

代替燃料船、発注残の3割、クラークソンが船舶環境技術に関するレポート

 英国の調査会社クラークソン・リサーチがこのほど発行した船舶の環境技術の導入状況に関するレポートによると、新造発注残に占める代替燃料船(積み荷を燃料とするガス船を含む)の割合が総ト続き

2021年6月25日

グローバル・マリタイム・フォーラム、ゼロカーボン燃料関連調査を公表

 国際的な非営利団体グローバル・マリタイム・フォーラムは24日、環境コンサルタントなどを手掛けるリカルド社と環境防衛基金が実施した、南アフリカのゼロカーボン燃料供給地としての可能性続き

2021年6月24日

《連載》次代への戦訓/富士貿易相談役 小野正治氏②、日本のサプライチェーンが縮小

 私が富士貿易に入社したのは1972年。この前年にニクソン・ショックがあり、為替の環境が転換した。これが後に、当社の事業展開を大きく揺さぶることになるのだが、この時点ではまだ日本の続き

2021年6月24日

《連載》邦船トップに聞く ESGと海運経営②、商船三井 橋本 剛社長、「技術力に基づく経営判断が重要に」

 ― 世界的なESG、SDGsの潮流は商船三井の事業にどのような影響を与えると考えているか。  「GHG(温室効果ガス)排出削減を始めとする環境対応にはコストがかかり、また技術的な続き

2021年6月24日

横須賀フェリー問題、国仲介で第3回協議会を開催、トライアル寄港が開始

 横須賀フェリー問題を巡って、国土交通省と横須賀市、横須賀港運協会による第3回横須賀港利用振興協議会が22日、開催された。会議は非公開で行われたが、複数の関係者によると、フェリー寄続き

2021年6月24日

液化CO2大量輸送技術確立プロジェクト、新造船で24年度実証運航

 液化CO2(二酸化炭素)の大量輸送技術の確立を目指して、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託で2026年度まで行われるプロジェクトで、輸送には新造船が用いられ、2続き