海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年9月8日

豪州・クイーンズランド州、国際船員へのワクチン提供を決定、ITFも歓迎

 国際運輸労連(ITF)は2日、豪州クイーンズランド州において、地元の港に到着する全ての国際船員を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種プログラムの実施が決定したと発表した。同国続き

2021年9月8日

ABS、世界最大級の洋上風力発電所に船級付与

 米国船級(ABS)はこのほど、スコットランド沖の洋上風力発電所、キンカーディンに船級を付与したと発表した。浮体式タービン5台が対象で、ABSが船級を付与した浮体式洋上風力発電容量続き

2021年9月8日

ウェザーニューズ、洋上風力を気象面で支援

 民間気象情報会社ウェザーニューズは7日、洋上風力発電市場向けの新規事業を立ち上げたと発表した。洋上風力プロジェクトの事業性調査、工程計画策定、施工・物流、運用・保守点検までのあら続き

2021年9月7日

《連載》海事クラスターの未来と活路⑤、日本郵船・内藤会長、舶用が日本海事産業のカギに

 ― 日本にはオペレーター、船主、造船、舶用メーカーなど海事産業に必要な企業がすべて揃っているが、これは国として維持しなければいけないと思うか。  「一番理想的なのは皆が生き残るこ続き

2021年9月7日

《連載》船主・銀行座談会③、瀬野汽船/百十四銀行、日本向け長期用船の軸は不変

■専門組織設置は成功  司会 百十四銀行は船舶ファイナンス室を立ち上げた。現在までの成果や手応えはどうか。  久米 2021年3月末の海運業貸出残高は2995億円。前年同期比でプ続き

2021年9月7日

シェル、LNG燃料供給体制拡充、米国東岸に1.2万立方㍍型バージ投入

 英蘭系オイルメジャーのロイヤル・ダッチ・シェルがLNG燃料の供給体制を引き続き強化している。米船社クローリー・マリタイム・コーポレーションから米国建造の1万2000立方㍍型の新造続き

2021年9月7日

清水建設、洋上風力EPC受注へ蘭企業と提携

 清水建設はこのほど、洋上風力建設分野でオランダ企業ヘーレマ・マリンコントラクターズと協力体制の構築に関する覚書を締結したと発表した。日本国内で計画される洋上風力発電施設のEPC(続き

2021年9月7日

川崎汽船、船主・管理会社42社と情報共有、オンラインで安全対策連絡会

 川崎汽船は3日、第15回船主安全対策連絡会をオンラインで開催した。同社船隊に関わる船主、船舶管理会社の実務担当者と、同社の安全運航や環境保全に関わる取り組み、新規則の動向などを共続き

2021年9月7日

川崎汽船、トランジション・リンク・ローン基準策定、今月末に調達

 川崎汽船は6日、トランジション・リンク・ファイナンスを継続的に実施するためのフレームワークを策定し、これに基づいたトランジション・リンク・ローン(TLL)を今月末に調達する予定と続き

2021年9月7日

船舶管理大手10社、ワクチン接種済み船員は21.9%に、9月の調査で

 国際的な非営利団体のグローバル・マリタイム・フォーラムはこのほど、船舶管理大手10社のデータに基づいて船員交代危機の動向を示す「ネプチューン宣言船員交代指標」の9月の結果を発表し続き

2021年9月7日

デンマーク政府、国籍問わず船員にワクチン提供

 デンマーク船主・オフショア企業から成る団体ダーニッシュ・シッピングは1日、デンマーク政府が同国に入港する船の船員に対して、国籍を問わず新型コロナウイルスワクチンを提供することを決続き

2021年9月7日

国際協力銀、露ノバテクと脱炭素化で協力

 国際協力銀行(JBIC)は2日、ロシアのPAOノバテクと同国での脱炭素化に向けたプロジェクトに関する協力推進を目的とした戦略的協力協定を締結したと発表した。  石油・天然ガス、L続き

2021年9月7日

SECOJ、海上自衛隊のセミナーに協力

 日本船員雇用促進センター(SECOJ)は8月20日、海上自衛隊舞鶴地方総監部の海事セミナーに協力した。退職を控えた自衛官に船の仕事について知ってもらうための企画で、16人が参加し続き

2021年9月6日

《連載》海事クラスターの未来と活路④、日本郵船・内藤会長、国内船主が成長、次世代に期待

 ― 税制以外の制度面に課題はあるか。  「正直言って、課題はまだまだあるという印象だ。一例を挙げると海技者教育で、これは私の中ではホットなテーマだ。主に2点あって、1点目は海技教続き

2021年9月6日

《連載》船主・銀行座談会②、瀬野汽船/百十四銀行、LNG燃料船に備え売船益を貯蓄

■売船資金を留保  司会 ドライバルク市況が好調だが、瀬野汽船の現在の投資方針は。  瀬野 中古売船価格が上昇しているので、当社では船齢13~15年になる用船期間満了船の売船を進続き

2021年9月6日

ポセイドン原則、船舶保険版を準備

 海運業界のSDGsを推進する国際団体のグローバル・マリタイム・フォーラムが、海運の温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた金融機関の枠組み「ポセイドン原則(Poseidon Pri続き

2021年9月6日

瀬野汽船グループの四国開発フェリー、ワクチン職域接種、地元企業も対象

 瀬野汽船グループの四国開発フェリー(本社=愛媛県西条市、瀬野洋一郎社長)は新型コロナウイルスワクチンの職域接種を実施する。接種人数は1000人で、9月から10月にかけて3回実施す続き

2021年9月3日

《連載》船主・銀行座談会①、瀬野汽船/百十四銀行、コロナ禍で船舶管理能力が重要に

 瀬野汽船(愛媛県今治市)が初めて鋼船を建造したのは1956年(昭和31年)で、同船を対象として初めての船舶融資を受けた。ファイナンスしたのは百十四銀行(香川県高松市)だった。以来続き

2021年9月3日

《連載》海事クラスターの未来と活路③、日本郵船・内藤会長、環境規制は日本海事産業に追い風

 ― 環境規制の強化は日本の海事産業にとって追い風か。  「先日のIMO・MEPC76で決まったEEXI(既存船燃費規制)とCII(燃費実績格付け制度)は、燃費実績をきちんと調べて続き

2021年9月3日

《連載》邦船シンガポール拠点、最新事情②、商船三井、アジアで環境・地域戦略を推進、シンガポール拠点中心に

 商船三井グループの海外における最大拠点はシンガポールになる。同国のグループ統括会社MOL(アジア・オセアニア)のマネージング・ダイレクターで、アジア・中東・大洋州地域担当の役員で続き