海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2022年3月11日

<ウクライナ情勢>バンカー調達で短期契約検討も、価格高騰と供給影響見定め

 海運各社はウクライナ危機によるバンカー(船舶燃料油)の価格や供給面への影響を見定めようとしている。高騰するバンカー価格や供給への影響が見通しにくい中、通常よりも短期のターム契約が続き

2022年3月11日

適合油・高硫黄油値差が300ドル、スクラバー搭載費用回収、当初のペースに復帰

 船舶燃料油(バンカー)価格の急騰によってSOx(硫黄酸化物)規制適合油(VLSFO)とSOxスクラバー搭載船で使用が許される高硫黄重油(HSFO)の間の値差が広がり、シンガポール続き

2022年3月11日

国交省・経産省、内航省エネ実証事業、メタノール燃料船など3件採択

 国土交通省と経済産業省は8日、2022年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」を公募・審査し、新たに3件の事業を採択し続き

2022年3月11日

日本郵船、「健康経営優良法人」6年連続認定

 日本郵船は10日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」で「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されたと発表した。認定は6年連続。  郵船は続き

2022年3月10日

商船三井のエネルギー事業、新規は洋上風力と液化CO2輸送に照準、LNG船は150隻へ

 商船三井は4月1日付でエネルギー・海洋事業営業本部の名称を「エネルギー営業本部」に変更するとともに、事業群・ユニット制を導入する組織改編を行う。同本部の本部長である松坂顕太取締役続き

2022年3月10日

《連載》海外船舶管理会社に聞く⑤、OSMマリタイム・グループ、洋上風力発電にも積極的に参画

 OSMマリタイム・グループは、ノルウェーのベストランド・オフショアを統合するなど、引き続きM&Aを積極的に手掛けている。デジタル化については、船隊や運航のためのデジタルソリューシ続き

2022年3月10日

<ウクライナ情勢>バンカー適合油価格が1000ドル超、与信問題が浮上、露制裁で供給への懸念も

 ウクライナ情勢を受けた原油価格高騰を背景とするバンカー(船舶燃料油)価格の上昇に歯止めがかからず、国際的な指標となるシンガポール積みSOx(硫黄酸化物)規制適合油(VLSFO)価続き

2022年3月10日

運輸総研、燃料製造時のGHG可視化で提言、「削減努力の適切な評価を」と大坪氏

 国際海運の脱炭素化に向けて燃料転換が見込まれる中、船上での燃焼時の温室効果ガス(GHG)排出だけでなく、燃料の製造・供給段階のGHG排出量も含めたライフサイクルの排出量を「見える続き

2022年3月10日

水素の海上輸送試験成功、世界初、研究組合HySTRAが大型化に手応え

 「技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構」(HySTRA)は8日、日豪間における褐炭由来水素の海上輸送実証試験に関して、メディア向けオンライン説明会を開催した。オー続き

2022年3月10日

マルコポーロとFドローンズ、洋上風力向け大型ドローンを開発

 シンガポールで、洋上風力分野へのドローン活用に向けた動きが進んでいる。同国の造船・オフショア支援船運航会社マルコポーロ・マリンは3日、ドローン配送サービスを展開する新興企業Fドロ続き

2022年3月10日

商船三井、健康経営銘柄・健康経営優良法人に選定

 商船三井は9日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄」に選定されたと発表した。昨年、海運業で初めて選定され2年連続。また、日本健康会議が選定する「健康経営優良続き

2022年3月10日

日本郵船グループ、風力発電展に出展

 日本郵船グループは16日~18日に東京ビッグサイトで開催される第10回「国際風力発電展~WIND EXPO 2022」(主催=RX Japan、共催=日本風力発電協会)に出展する続き

2022年3月10日

川崎汽船、4回目の健康経営優良法人認定

 川崎汽船は9日、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を受けたと発表した。経済産業省と日本健康会議が共同で実施する制度で、優良な健康経営を実践している企業を顕彰するもの。同続き

2022年3月9日

《連載》船籍のいま、リベリア船籍、電子化の促進や業界との連携を加速

 リベリア船籍は、証書の完全電子化に加え、各種船舶に関する認証、船員資格の取得や試験の実施まで、さまざまなオンラインサービスを開発し、提供している。昨年は、ポートステートコントロー続き

2022年3月9日

《連載》展望 船主ビジネス⑪、久福汽船・山根社長に聞く、船種が多様化、中古船にも進出

 久福汽船(広島県尾道市)はもともと近海ケミカル船をはじめタンカーの定期貸船(TC)事業を中心としていたが取り組む対象を広げ、現在の保有船隊はバルカーとタンカーが半々となっている。続き

2022年3月9日

内航春闘がスタート、船員不足・経済混迷など焦点

 全日本海員組合は7日、日本カーフェリー労務協会、内航二団体(内航労務協会、一洋会)、全内航との2022年度労働協約改定交渉(内航春闘)の第1回交渉をそれぞれ都内で開催した。コロナ続き

2022年3月9日

<ウクライナ情勢>商船三井、橋本社長指揮でタスクフォース、「各方面と協議し、適切に対応」

 商船三井は7日、ロシア・ウクライナ情勢に関わる同社の方針について、「今後、国際社会が協調して行うロシア連邦に対する制裁措置を遵守すると共に、日本政府の方針に従い、事業パートナーを続き

2022年3月9日

<ウクライナ情勢>BIMCOチーフアナリストが影響分析、「戦争は海運全部門の成長に打撃」

 ボルチック海運協議会(BIMCO)のニールス・ラスムセン・チーフシッピングアナリストは7日、ロシアのウクライナ侵攻による海運業への影響に関するレポートを発表し、この中で「ウクライ続き

2022年3月9日

コロンビア、AALと多目的船を共同設計、新造監督・船舶管理も

 船舶管理大手コロンビア・シップマネージメント(CSM)はこのほど、シンガポール船社AALシッピングと3万2000重量トン型多目的船「スーパーBクラス」を共同設計したと発表した。本続き

2022年3月9日

<ウクライナ情勢>東京MOU、PSC検査の暫定指針を策定、ウクライナ船員の帰還困難受け

 東京エムオウユウ事務局は8日、ウクライナ船員の帰還に関するPSC(ポート・ステート・コントロール)検査指針を策定し、同日より適用すると発表した。ロシアの侵攻によりウクライナ船員の続き