2022年4月20日展望船主ビジネス

《連載》展望 船主ビジネス⑲
発注先行、用船後決めで採算向上
国内船主、TC商談のミスマッチ解消で

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 国内船主(船舶オーナー)と海外オペレーターの定期用船(TC)商談が成立しにくい状況が長く続いている。上昇する船価に対して提示される用船料が低く、条件が合わないことが主因だ。船主が低採算から脱却し、質の高い案件にするには、発注と用船の契約タイミングをずらすことが必要との指摘が増えてきた。まずは競争力のある船舶を確保し、高い用船料が獲得できる時に用船契約を決める手法で、大手船主などで導入が広...

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