海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2022年5月12日

マースク・サプライ、OSV3隻を解撤

 マースク・サプライ・サービスは9日、オフショア支援船(OSV)3隻を解撤すると発表した。3隻はリサイクルのためデンマークのフォルナス・ヤードに引き渡される予定。  対象船は20続き

2022年5月11日

邦船大手の財務指標、自己資本比率50%前後に大幅改善、成長投資を後押し

 邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の財務指標が2021年度の記録的な好業績を受けて飛躍的に改善し、自己資本比率は20年度末時点の20%台から21年度末に50%前後に上昇続き

2022年5月11日

《連載》展望 船主ビジネス㉓、双輝汽船・河上社長インタビュー、ドライ市況好調で財務体質改善

 愛媛県今治市に本拠を置く双輝汽船の財務体質が大きく改善している。河上洋右社長は本紙インタビューに応じ、「社長就任後、P/Lが黒字に転じ、B/Sも今年7月末には簿価ベースでも債務超続き

2022年5月11日

ジブチの自衛隊拠点10周年式典、船主協会・友田副会長が参加、活動に謝意

 日本船主協会は5日にジブチで開催された自衛隊拠点開設10周年記念式典へ参加した。9日に発表した。船協を代表し、友田圭司副会長が現地を訪問。これにあわせ、海賊対処行動に派遣されてい続き

2022年5月11日

IoS-OPに生態系データ会社、海洋生態系データと船舶運航データを連携

 生態系のデータ利活用に取り組むシンク・ネイチャー(本社沖縄県那覇市、久保田康裕代表)が、船舶運航データの共通基盤IoSオープンプラットフォーム(IoS-OP)に参加した。シンク・続き

2022年5月10日

邦船大手、21年度経常益は計2.3兆円、今期も計1.7兆円予想

 邦船大手3社が9日までに発表した2021年度業績は、経常利益が前の期比4.7倍の計2兆3823億円となった。全社が邦船社のこれまでの過去最高益を上回り、日本郵船は日本の海運業界で続き

2022年5月10日

《連載》次代への戦訓/日本郵船 田中康夫氏⑨、国際性と海外ネットワークが必要

 最後に、この業界の将来を担う海運・造船・舶用メーカーの技術者たちへのメッセージとしたい。  海事産業はグローバルなビジネスだ。このため、海事産業に携わる人には国際性と広い見方、続き

2022年5月10日

川崎汽船、タンカー・ガス船管理を星港移管、安全管理体制改編、海技機能集約も

 川崎汽船は9日、安全品質管理体制を改編すると発表した。シンガポールに船舶管理会社「ケイマリンシップマネージメント(K MARINE SHIP MANAGEMENT PTE. LT続き

2022年5月10日

川崎汽船中計、26年度経常益目標1400億円、5年間で5200億円投資

 川崎汽船は9日に発表した2022年度から5カ年の中期経営計画の中で、最終年度の2026年度の経常利益目標を1400億円とした。このうちコンテナ船事業を除いた自営事業で550億円を続き

2022年5月10日

日本郵船、前期経常利益1兆31億円、今期経常益7600億円、減益も高水準継続

 日本郵船は9日、2022年3月期通期経常利益が前の期比7878億円増の1兆31億円だったと発表した。邦船史上最高益。ライナー&ロジスティクス事業(定期船・航空運送・物流)が旺盛な続き

2022年5月10日

川崎汽船、今期経常益で4700億円見込む、前期経常益は6575億円

 川崎汽船が9日発表した2022年3月期通期業績は、経常利益が前年度比7.3倍の6575億円となった。オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の業績好調に加え、ドライバルク続き

2022年5月10日

ドイツのwpd、洋上風力発電事業を売却、インフラファンドに

 ドイツの再生可能エネルギー開発事業者wpdグループは6日、洋上風力事業wpdオフショアの売却について、売却先のグローバル・インフラストラクチャ・パートナーズ(GIP)と最終合意し続き

2022年5月10日

三井海洋開発、ブラジル向けFPSO生産開始、三井物産・商船三井・丸紅と共有

 三井海洋開発(MODEC)は6日、ブラジル国営石油会社ペトロブラスが率いるリブラ・コンソーシアムから受注し、建造してきたFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)が生産を開続き

2022年5月9日

《連載》展望 船主ビジネス㉒、大手船主、新造発注を継続、中小型バルカーで、投資行動が二極化

 国内船主(船舶オーナー)の投資行動が二極化している。船価高や環境動向の不透明さで全般的に新造発注は低調だが、一部の大手有力船主は今年に入ってからも投資を継続。マーケット高、円安で続き

2022年5月9日

《連載》次代への戦訓/日本郵船 田中康夫氏⑧、日本造船は邦船の強さの源泉

 日本郵船に限らず、日本の船会社にとってのコアコンピタンスは何か。その1つは間違いなく、競争力のある造船業が日本にあることだ。日本造船所にいかに競争力を維持してもらうかが、これまで続き

2022年5月9日

大島商船高専、古莊校長に聞く、船員を育成、内航業界に多数輩出

 高等専門学校は全国に51校あるが、ほとんどが工業高専で、商船高専は5校(富山、鳥羽、弓削、広島、大島)だ。大島商船高等専門学校は山口県南東部、瀬戸内海の周防大島に位置する。船員を続き

2022年5月9日

ノース/スタンダードP&I、今月27日の総会に向け合併案公表

 英国のP&Iクラブ大手、ノース・オブ・イングランドとスタンダード・クラブはこのほど、両クラブの合併案を公表した。この案をもとに今月27日に行われる両クラブの総会で会員の投票手続き続き

2022年5月9日

ホーグとダイナガス、ドイツにFSRU計4隻投入

 FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)事業を運営するノルウェーのホーグLNGはドイツ向けに2隻のFSRUを投入する。またギリシャのダイナガスがドイツのトレーダー、ユニパーを通続き

2022年5月9日

星港補油HSFOのCOC混入問題、UAE積込の燃料油が原因、MPA発表

 シンガポール海事港湾庁(MPA)は5日、シンガポール港で船舶に補油されたHSFO(高硫黄重油)に高濃度の有機塩素系化合物(COC)が混入していた問題で、汚染源がアラブ首長国連邦(続き

2022年5月9日

商船三井傘下のCVC、排出権取引PF運営の仏社に出資

 商船三井は6日、同社が出資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の「MOL PLUS」(阪本拓也代表)がGHG(温室効果ガス)排出量モニタリング・カーボンクレジット売買取続き