海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2022年7月8日

船舶管理大手フリートと丸紅、シンガポールに船舶管理会社設立

 船舶管理大手のフリート・マネージメントは7日、丸紅とシンガポールに船舶管理会社を立ち上げたと発表した。丸紅がシンガポールに置く船舶保有会社MMSLと立ち上げたもので、会社名は「マ続き

2022年7月8日

伊スナム、BWからFSRUを買船、エネルギー安全保障で手配進む

 イタリアのガス大手スナムはBWグループのBW・LNGからFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)“BW Singapore”を買船する。スナムが6日発表した。両社が合意した。同続き

2022年7月7日

船員交代、長期乗船比率横ばい、「ニューノーマル」に移行

 国際的な非営利団体グローバル・マリタイム・フォーラムは船員交代の状況が「ニューノーマルに移行した」と分析した。同フォーラムが4日に発表した7月の船員交代指標によると、契約満了を越続き

2022年7月7日

DNV、SEEMPパート3で世界初の承認、ギリシャ船主のタンカーに

 ノルウェー船級協会(DNV)はこのほど、ギリシャ船主アルカディア・シップマネジメントの燃費実績格付け制度(CII)に関する計画書「SEEMPパート3」について、世界初の承認を行っ続き

2022年7月7日

Jパワー、パワーエックスに出資

 電源開発(Jパワー)は5日、電気運搬船の開発や蓄電池事業などを展開するパワーエックスへの出資を決定したと発表した。今回の出資を機に、パワーエックスの事業とJパワーの多様な発電資産続き

2022年7月7日

《資料》船種・船型別船腹量(ベッセルズバリュー)

2022年7月6日

《連載》展望 船主ビジネス㉘、船主、JOLCO起用減少か、海運会社の好業績で、自社船志向

 オペレーター(海運会社)の業績向上が船腹調達方針に変化をもたらしている。海運市況の好調で投資資金が潤沢になり、新造船建造で自社船志向が強まっている。このため外部調達の需要減退が見続き

2022年7月6日

《連載》海運とインフレ⑤、飯野海運 當舍裕己社長、船価高は継続、船腹調達手法を多様化

 ― この先の新造船価をどう見通しているか。  「新造船価は今後も下がらないだろう。造船所は技術の伝承や働き手の雇用継続などのため市況に関係なく船を造っていかなければいけない中で続き

2022年7月6日

《連載》動き出すLCO2輸送③、専業船社の設立も相次ぐ、25年にも輸送本格化か、参画目指す海運・造船

 「液化二酸化炭素(LCO2)運搬船を60隻整備」―。今年5月、ギリシャ船主ピーター・リバノス氏が二酸化炭素(CO2)輸送事業などを手掛ける新会社「エコログ(Ecolog)」を設立続き

2022年7月6日

海洋政策研究所、衛星VDES実装に向け討論、海洋フォーラムで

 笹川平和財団海洋政策研究所は4日、「衛星VDESに関する政策提言~海洋デジタル化時代に向けて」と題する第190回海洋フォーラムを開催し、国内外の最新動向を踏まえ、衛星VDESに期続き

2022年7月6日

商船三井と三浦工業、新型マイクロプラ回収装置を開発、自動車船に試験搭載

 商船三井と三浦工業は5日、新型のマイクロプラスチック回収装置を自動車船に試験搭載したと発表した。両社は共同で取り組んできたマイクロプラスチック回収装置の技術と知見を活かし、航行中続き

2022年7月6日

6月の輸送量マイル、全船種で増加、ウクライナ危機などで遠距離化か

 英船価鑑定大手ベッセルズ・バリューが船舶自動識別装置(AIS)データを元に集計した6月の船種別の貨物輸送量マイルは、全ての船種で前年同月比増加した。ロシア・ウクライナ問題や資源エ続き

2022年7月6日

JERAと豪コリオ、台湾洋上風力の入札に参加、フォルモサ3で

 豪マッコーリー・グループ傘下の洋上風力発電事業会社コリオ・ジェネレーションは1日、JERAとともに今年第3四半期に予定されている台湾の洋上風力オークションのフェーズ3の入札に参加続き

2022年7月6日

さんふらわあ、今秋に3年ぶり昼クルーズ

 フェリーさんふらわあは今秋、「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」を3年ぶりに開催する。新型コロナウイルス感染症で2020年は中止、21年は実施を見送った。今回は神戸発、大阪発の2本続き

2022年7月6日

神戸港、観光クルーザー“SEA SPICA”が初入港

 瀬戸内シーラインが運航する観光型高速クルーザー“SEA SPICA”(シースピカ)が神戸港中突堤に初入港し、6月30日に同船内で記念品贈呈式が行われた。神戸海洋博物館のアテンダン続き

2022年7月6日

上野グループの化学品商社、持続可能製品の認証取得

 上野グループの化学品専門商社であるオクサリスケミカルズは持続可能な製品の国際的な認証制度の一つである「ISCC PLUS認証」を取得した。5日に上野グループホールディングスが発表続き

2022年7月6日

OSM、クルー福祉管理賞を受賞

 OSMはこのほど、欧州の海事団体SAFETY4SEAの2022年クルー福祉管理賞を受賞したと発表した。コロナ禍における船員への充実したサポートサービスなどが評価された。  OS続き

2022年7月6日

OSM、比でソーラー事業促進

 OSMはこのほど、フィリピンのレイテ州南部の台風の影響を受けた地域に対し、6月に5つの太陽エネルギーセットを設置したと発表した。  フィリピン人コミュニティの生活改善に関連する続き

2022年7月5日

《連載》動き出すLCO2輸送②、船舶大型化への技術課題、低温低圧や高圧など新方式の実証必須に

 二酸化炭素(CO2)は不燃性で安定しており、他の物質に比べると比較的容易に扱える。ただ、海上輸送は必ずしも簡単ではない。  気体のままではかさばるCO2を効率よく運ぶには、液化続き

2022年7月5日

CII計画書、年内に作成義務、外航船対象、NKは作成支援ツール開発

 来年1月から燃費実績格付け制度(CII)が始まることに伴い、対象となる5000総トン以上の外航船はCIIに関する計画書「SEEMPパート3」を作成して年内に承認を受ける必要がある続き