2024年11月11日無料公開記事洋上風力発電
東方風能、新造SOVをベスタスに12年貸船
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洋上風力支援船を保有・運航する台湾の東方風能は6日、新造SOV(サービス・オペレーション・ベッセル)1隻をベスタス向けに貸船すると発表した。期間は12年間で、台湾の洋上風力プロジェクト向けに投入される。新造船は2026年第4四半期に引き渡し予定。
ベスタス向けに貸船するSOVは東方風能の発注残2隻のうちの1隻目で、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)による彰芳・西島洋上風力発電所と中能洋上風力発電所に投入される。いずれもベスタスの9.5MW風車を採用しており、ベスタスが15年または16年間にわたりO&M(運転保守)サービスを提供することとなっている。彰芳・西島洋上風力発電所は風車62基で構成され、今年5月に建設工事が完了。中能洋上風力発電所は風車31基で構成され、9月に工事が完了した。