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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年5月11日

三菱重工、護衛艦2隻と潜水艦1隻を受注、計866億円

 三菱重工業はこのほど、防衛省から3900トン型護衛艦2隻と潜水艦1隻を受注した。防衛省が明らかにした。契約額は合計で866億円となる。  護衛艦は3月15日に契約を交わした。契続き

2022年5月11日

住重・船舶、前期は新造船受注3隻・竣工4隻、新造船実績横ばい

 住友重機械は10日に2022年3月期決算を発表し、期中の船舶部門の新造船実績は受注が3隻、竣工が4隻だった。受注・引き渡し隻数とも前の期と同じだった。3月末時点での受注残は6隻で続き

2022年5月11日

LNG船の新造発注、ブーム継続で早くも今年50隻突破、中国建造船も増加

 LNG船の新造発注が活発化している。今年に入ってから表面化した16~20万立方㍍級LNG船の新造発注は50隻を突破し、年間発注隻数が過去最高だった昨年を上回るペースとなっている。続き

2022年5月11日

川崎重工の前期、エネ・船舶事業の営業益11億円、円安で赤字予想から黒字転換

 川崎重工業は10日、船舶海洋事業を含めたエネルギーソリューション&マリン部門の2022年3月期営業利益が、前の期比89%減の11億円だったと明らかにした。減収と原材料価格高騰など続き

2022年5月11日

CMBら、世界初の水素専焼中速機関開発、船舶向けも視野に日本でも展開へ

 ベルギー海運大手CMBグループと、ディーゼルエンジン製造会社アングロ・ベルギー(ABC)の合弁会社BeHydroは9日、水素専焼中速エンジンを開発したと発表した。この仕様では世界続き

2022年5月10日

韓国造船、労使対立が再び課題に、現代重のスト長期化、他社にもスト波及か

 韓国造船業で労組問題が再び課題として浮上している。現代重工業の労組が会社側の労働条件案を不服として実施しているストライキが3週目に突入。さらに、他造船所の労組にも労組団体がゼネス続き

2022年5月10日

ウルスタイン、次世代原子炉搭載の多目的船開発、電力推進船に洋上で給電

 ノルウェーの造船エンジニアリング会社ウルスタイン社は4月26日、次世代原子炉である溶融塩原子炉(MSR)を搭載した多目的船のコンセプトを発表した。船上で発電し、バッテリー駆動の客続き

2022年5月10日

現代重工、フィリピン向け巡視船6隻受注、海外向け艦艇輸出で存在感

 海外紙によると、韓国の現代重工業は、フィリピン海軍から巡視船6隻を受注するようだ。フィリピン国防大臣が同社に発注する方針を決めたことを明らかにしたとしている。建造プロジェクトは7続き

2022年5月10日

ナビオス、K造船にLRⅡ型4隻発注、船価5850万ドルで

 ギリシャ船主ナビオス・マリタイム・パートナーズは4日、11万5000重量トン型のLRⅡ型プロダクト船4隻の新造整備を決めたと発表した。4隻の建造造船所は公表していないが、韓国のK続き

2022年5月10日

NK、構造規則改正対応の新PrimeShip HULL公開

 日本海事協会(NK)は9日、船体構造設計支援システム「PrimeShip HULL 2022」を公開したと発表した。船体構造の要件を定めた鋼船規則C編の全面改正に対応して更新する続き

2022年5月9日

《シリーズ》私の1隻/“Lady Madonna”、パンエイシアンマリン 西原孝雄さんの1隻、「中国修繕業の成長期を象徴する工事」

 私のこの業界でのキャリアのスタートは幸陽船渠(当時)でしたが、ある方の紹介で香港の修繕ヤードの日本船主への仲介を行うようになり、その後仲介先のヤードを中国の南の方から北の方に順に続き

2022年5月9日

国内造船、フェリー数十年ぶり再参入の動きも、コロナ禍・船価高で代替進まず

 国内造船所の一部では、昨年から主力製品以外の新たな船種への参入を決めた造船所や参入を検討する動きが出てきている。その1つがフェリーで、フェリー以外の船種を主力製品とする複数の造船続き

2022年5月9日

JMU、3期ぶり黒字化、21年度経常益8億円、生産性向上と円安で

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は6日、2022年3月期の経常利益が8億円(前の期は90億円の赤字)だったと発表した。資機材費高騰が響いた一方、生産性改善などのコストダウンと続き

2022年5月9日

黄海造船、SITCから1800TEU型船受注、10隻のロット成約

 中国民営の黄海造船は4月29日、SITCから1800TEU型コンテナ船10隻を受注したと発表した。納期や船価は不明。両社は今回が初取引になるもよう。  中国現地紙などによると、続き

2022年5月6日

名村造船所、台湾ナビ向け40型バルカー2隻受注

 台湾航業(台湾ナビゲーション)は4月27日、子会社を通じて4万重量トン型バルカー2隻を名村造船所に新造発注することを取締役会で承認したと証券取引所に告示した。エネルギー効率設計指続き

2022年5月6日

脱炭素サプライチェーン創出に重工会社の総合力光る、川重は水素、三菱はCO2

 脱炭素時代に向けて新たに生まれようとしているサプライチェーン。ここで、日本の総合重工が世界初の輸送船建造をはじめ、上流から下流に至るチェーン全体で開発をリードする例が目立ってきた続き

2022年5月6日

現代重工とサムスン重の1~3月期、今期も赤字スタート、素材高響く

 韓国造船業は今期も厳しい業績が続きそうだ。現代重工グループの造船事業持株会社・韓国造船海洋の2022年1~3月期連結税引前損益は、3829億ウォン(390億円)の赤字(前年同期は続き

2022年5月6日

金陵船舶、LNG燃料自動車船最大8隻受注、グラム・カー・キャリアーズ向け

 中国の招商局工業傘下の金陵船舶(威海)は4月25日、ノルウェー船社グラム・カー・キャリアーズから7000台積みLNG二元燃料自動車船4隻プラス・オプション2隻プラス・オプション2続き

2022年5月6日

現代尾浦、LRⅡ型プロダクト船2隻受注、船価6300万ドル

 韓国の現代尾浦造船は4月28日、欧州船主からプロダクト船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2024年9月までに順次引き渡す予定。2隻の契約総額は1592億ウォン(1億2続き

2022年5月2日

三菱重工、新型護衛艦“もがみ”竣工、今後同型艦を順次竣工へ

 三菱重工は4月28日、長崎造船所長崎工場で建造していた防衛省向け新型護衛艦“もがみ”の引渡式を行った。「もがみ」型護衛艦のネームシップで、今後シリーズ艦の引き渡しが順次続く予定だ続き