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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年7月4日

大宇造船、LNG船1隻を追加で解約、ロシア向け砕氷型か

 韓国の大宇造船海洋は6月30日、欧州地域の船主から受注していたLNG船2隻のうち1隻の契約解除を通知したと証券取引所に公示した。解約理由は期限内に発注者から建造代金の支払いが履行続き

2022年7月4日

ダイハツディーゼル、DF機関「DE35DF」の初号機出荷、ハパックロイドのコンテナ船に

 ダイハツディーゼルは6月29日、ハパックロイドが発注した2万3660TEU型コンテナ船向けに、LNG燃料焚きの二元燃料(デュアルフューエル=DF)機関の「6DE35DF」と「8D続き

2022年7月4日

NK、船体構造規則の全面改正を公表、規則紹介の特設サイトを設置

 日本海事協会(NK)は1日、船体構造に関する要件を定めた鋼船規則C編の全面改正を公表した。今回の改正に関する特設サイト(https://www.classnk.or.jp/hp/続き

2022年7月4日

現代尾浦、LPG船1隻受注、船価6350万ドル

 韓国の現代尾浦造船は1日、大洋州地域の船主からLPG船1隻を受注したと証券取引所に告示した。納期は2025年3月。船価は821億ウォン(6350万ドル)。船型は明らかにしていない続き

2022年7月4日

新倉工業、シンガポール支店を開設

 舶用バルブメーカーの新倉工業(静岡県御殿場市)はシンガポール支店を開設し、1日に業務を開始した。 <新倉工業シンガポール支店> ▼住所=1 Wallich Street, G続き

2022年7月1日

《連載》LNG最新事情⑧、新造船市場、カタール始動で船台不足に拍車、新規案件27年納期へ

 LNG船の新造船市場を取り巻く環境は昨年から今年にかけて一変した。今年のLNG船の新造発注は本紙集計で90隻規模となり、過去最高に達した。LNG船を建造する造船所の船台需給のひっ続き

2022年7月1日

《シリーズ》私の1隻/“Aman Bintulu”、日本海事協会 菅勇人さんの1隻、「船級業務の道しるべに」

 日本海事協会(NK)の菅勇人常務理事が挙げた1隻は、仏ガストランスポート・テクニガス(GTT)マークⅢ方式(旧テクニガスマークIII方式)のメンブレンタンクを世界で初めて採用した続き

2022年7月1日

三菱重工マリンマシナリ、舵取機ライセンス契約10周年、中国江蘇政田重工と

 三菱重工マリンマシナリは6月29日、中国の江蘇政田重工との舵取機ライセンス契約締結から10周年を迎えたと発表した。江蘇政田と南通市政府関係者の参加を得て、リモート形式での記念式典続き

2022年7月1日

現代重工、比国スービック造船で修繕業、艦艇の修理・保守に活用

 韓国の現代重工業は、旧韓進重工が運営していたフィリピンの大型造船所HHICフィリピン(スービック造船)の跡地で船舶修繕業を手掛ける見通しだ。韓国紙がフィリピンからの情報として伝え続き

2022年6月30日

正栄汽船のコンテナ船2隻をJOINが支援、官民ファンド、初の船舶共同保有

 国土交通省は29日、今治造船グループの正栄汽船の大型コンテナ船保有・用船事業に対して官民ファンドの海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による出資を認可したと発表した。正栄汽続き

2022年6月30日

中船黄埔文冲、1600TEU型船最大8隻受注、CAシッピング向け

 中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶は28日、CAシッピングから1600TEU型コンテナ船4隻プラス・オプション4隻を受注したと発表した。納期や船価は明らかにしていない続き

2022年6月30日

大宇造船、LNG燃料タンクに高マンガン鋼、ガス焚き大型タンカーに採用

 韓国の大宇造船海洋はこのほど、鉄鋼大手ポスコと共同開発した高マンガン鋼製のLNG燃料タンクを実船に適用したと発表した。従来の金属素材に比べて低価格のメリットを生かし、LNG燃料船続き

2022年6月30日

大連船舶重工、アフラ型タンカー2隻受注、招商局向け

 中国国営造船グループ中国船舶集団(CSSC)の大連船舶重工は28日、中国招商局集団(チャイナマーチャントグループ)の中国招商局能源運輸(チャイナ・マーチャンツ・エナジー・シッピン続き

2022年6月29日

内航船ヤード、新造船商談での短納期志向強まる、鋼材高騰受け

 内航船を主力製品として建造する国内造船所では、新造船商談での短納期志向が強くなっている。鋼材価格の高騰を受けたもので、「鋼材価格の動向が不透明な中で、先物になればなるほど船価を提続き

2022年6月29日

ダイハツディーゼル、堀田社長インタビュー、LNGDF機関など環境対応注力

 ダイハツディーゼルはLNG燃料船の導入拡大を受け、LNG燃料焚きの4ストローク二元燃料(デュアルフューエル=DF)機関4機種のラインアップを完了した。年内に全機種の出荷を見込む。続き

2022年6月29日

新倉工業、シンガポール支店を開設、アフターサービスに注力

 舶用バルブメーカーの新倉工業(静岡県御殿場市)が、アフターサービスの強化に向けてシンガポール支店を設立し、7月1日に業務を開始する。世界の船主と船舶管理会社らが集う海事主要都市で続き

2022年6月29日

中国造船、鋼材高・元高・都市封鎖で収支圧迫、1~5月は赤字に

 中国造船業では、鋼材価格高騰とともに、米ドルに対する人民元の為替レートが元高に転じたことや、都市封鎖(ロックダウン)をはじめとした新型コロナウイルスの厳格な感染対策など、損益圧迫続き

2022年6月29日

現代重工、フィリピン向け巡視船6隻受注、艦艇輸出注力

 韓国の現代重工業は28日、フィリピン国防総省から2400トン級の巡視船6隻を受注したと発表した。契約総額は7449億ウォン(5億7300万ドル)で、船価は1隻当たり9550万ドル続き

2022年6月28日

ガス船建造、専業造船にシフト、総合重工がエンジニアリングで技術移管

 総合重工系の造船所が液化ガス船の技術を提携先の専業造船所に供与する例が相次いでいる。三菱造船が名村造船所と、三井E&S造船が常石造船との間で、それぞれLPG/アンモニア船の技術供続き

2022年6月28日

各国造船業の受注残、2~3年分の水準に回復、大底から4割増

 日本、韓国、中国の造船主要国の受注残は、今年に入ってからも増加基調を継続している。最新の統計を基にした今年5月末時点の各国の受注残は昨年末時点と比べて7~12%増加。新造船受注低続き