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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年2月28日

ナカシマプロペラ、都内で技術セミナー、空気潤滑装置の開発など紹介

 ナカシマプロペラは26日、都内で技術セミナーを開催し、内航船向けの省エネ技術を紹介した。海上技術安全研究所(海技研)と共同で開発・製品化を実施する高度空気潤滑システムについては、続き

2024年2月28日

HD現代、LNG船4隻受注、船価2.7億ドル

 韓国造船大手のHD現代(現代重工業グループ)は26日、大洋州地域の船主からLNG船4隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が証券取引所に告示した。契約総額は10億続き

2024年2月28日

新造船価、LNG船やVLCCで高値更新、2000年代やリーマン後最高値圏に

 LNG船やVLCCで新造船価が上昇している。新造船価は成約ベースでLNG船が2億7000万ドル、重油焚きのVLCCが1億2800万ドルとなり、LNG船が2000年代以降で最高値、続き

2024年2月28日

現代尾浦、2.3万立方㍍型LPG船2隻受注、船価6450万ドル

 韓国の現代尾浦造船は22日、アジア地域の船主からLPG二元燃料推進の2万3000立方㍍型LPG船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2026年10月までに順次引き渡す予定続き

2024年2月28日

中小型造工、船舶脱炭素化へメタノール講演会、三菱ガス化学が燃料動向など紹介

 日本中小型造船工業会は21日、中小型船舶のカーボンニュートラル化の選択肢の1つとして考えられているメタノール燃料の動向について特別講演を開催した。講演した三菱ガス化学基礎化学品事続き

2024年2月28日

ハンファオーシャン、3年ぶりVLCC受注、リーマン後最高値で

 韓国のハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)は23日、大洋州地域の船主からVLCC2隻を受注し、約3年ぶりにVLCCを受注したと発表した。2隻の契約総額は2億5600万ドルで、船価続き

2024年2月28日

三菱造船のLCO2船用システムにグループ表彰

 三菱重工業は21日、三菱造船が開発した液化二酸化炭素(CO2)輸送船用の液化CO2ハンドリングシステムを、グループ表彰制度「ベストイノベーション」に選定したと発表した。  CC続き

2024年2月27日

《連載》造船所の船型開発動向<下>、コンテナ船などで新燃料の採用加速

■コンテナ船はメタノール焚き150隻超  大型化が加速した船種の代表的なものがコンテナ船だったが、大型化に歯止めがかかり、最大船型は2万4000TEU級で打ち止めとなっている続き

2024年2月27日

ナカシマプロペラ、DX専門部署を立ち上げ、推進装置とデジタル技術を融合

 ナカシマプロペラは、これまで推進装置の総合メーカーとして培ってきた経験や知見に、新たにデジタル技術を掛け合わせることで、船舶の「推進性能の最適化」をさらに進化させることを目指して続き

2024年2月27日

川崎重工、移行債の発行条件決定、液化水素運搬船など使途

 川崎重工業は22日、先月発表したトランジションボンドの発行条件を決定したと発表した。発行額は100億円。調達した資金は、その全額を液化水素運搬船や液化水素貯蔵タンクといった輸送や続き

2024年2月27日

三菱造船、アンモニア供給装置の基本設計完了、WinGDのエンジン向けで

 三菱造船は22日、舶用大型エンジンライセンサーのWinGDが開発を進めているアンモニア焚き舶用大型低速2ストロークエンジン向けに対応する、アンモニア燃料供給装置の基本設計をこのほ続き

2024年2月27日

丸紅、船底防汚塗料を成果支払い方式に、初期費用負担などの導入障壁を解消へ

 丸紅は21日、船舶の燃費改善と運航時の温室効果ガス(GHG)の排出量削減を支援するため、船底防汚塗料の成果払い方式の販売を、専用サイトを通じて開始すると発表した。このスキームによ続き

2024年2月27日

三菱重工マリンマシナリ、新社長に松永取締役

 三菱重工業は22日、グループ会社である三菱重工マリンマシナリの新社長に、4月1日付で松永勝秀取締役(写真)が昇格する役員人事を発表した。堀俊明社長は取締役に就く。 【まつなが・続き

2024年2月26日

《連載》造船所の船型開発動向<中>、バルカーも燃料転換100隻超に

■小型バルカーは再参入の動きも  新造船市場のボリュームゾーンとなる中小型バルカーでは現在も、従来燃料油でEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3に対応した最新の省エネ船続き

2024年2月26日

バウンド4ブルー、EPSのケミカル船に風力推進装置、10%燃費改善

 スペインのエンジニアリング企業バウンド4ブルー(bound4blue)は22日、シンガポール船社イースタン・パシフィック・シッピング(EPS)のケミカル船に同社製の高効率サクショ続き

2024年2月26日

沖電気工業、オープンラボで先端技術を紹介、水中音響通信技術の取り組みなど説明

 沖電気工業は21日、研究開発中の先端技術や取り組みを報道機関向けに公開するイベント「OKI OPEN LAB 2024」を、技術開発拠点であるOKI蕨システムセンター(埼玉県蕨市続き

2024年2月22日

《連載》造船所の船型開発動向<上>、新燃料対応焦点も、動向定まらず

 造船所の船型開発動向では、従来燃料油を採用した標準船型の最新デザインが市場投入されて数年が経ち、現在は代替燃料船を見据えた取り組みが大きな焦点となっている。特に昨年から新造船市場続き

2024年2月22日

《シリーズ》私の1隻“Feroze Gandhi”、大海エンジニアリング・金田幹雄さんの1隻、トラブル乗り越えキャリアの礎に

 大海エンジニアリングの金田幹雄社長が挙げる「私の1隻」は、アンカーハンドリングタグサプライ船“Feroze Gandhi”です。エンジンメーカーの通訳として駆け出しの頃に突如、メ続き

2024年2月22日

BEMAC、欧州発電機スイッチ社の株式取得完了、事業領域拡大や脱炭素化へ技術融合加速

 BEMACは20日、フィンランドの風力発電・舶用発電機メーカーのスイッチ・エンジニアリング(The Switch Engineering Oy、本社=フィンランド・ヴァーサ)の株続き

2024年2月22日

喫水計測のデジタル化開発進む、画像認識とAIで安全性・計測精度を向上

 目視で行っている船舶の喫水計測作業を、ドローンやスマートフォンなどによる撮影画像と人工知能(AI)技術を活用して効率化する試みが進んでいる。  喫水計測は、新造船の検査や、就航続き