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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年2月15日

バルチラ、ガス運搬船にアンモニア燃料供給装置

 バルチラは8日、ベルギーのガス船大手エクスマールとLNG船事業などを展開するシーピークの合弁会社エクスマールLPG向けの、アンモニア二元燃料推進の新造中型ガス運搬船(MGC)2隻続き

2024年2月14日

《連載》舶用業界のM&A(下)、協業の時代、M&Aも選択肢に、技術開発・事業創出の高速化や深度化にメリット

 「以前に比べて、M&Aのチャンスを狙うために、情報を商社、銀行、ファンドなどから入手していこうという企業が増えているように感じる」。ある舶用メーカーはそうコメントする。「中国・韓続き

2024年2月14日

常石造船、東ティモールに現地法人、現地大学とも連携

 常石造船はこのほど、東ティモール共和国に現地法人を設立した。現地大学と連携して造船人材の確保・育成を図るとともに、現地での造船所開設の検討も加速する。  1月26日付で、現地法続き

2024年2月14日

大連船舶重工、VLCCなど新造船最大20隻受注、LNG焚きも成約

 中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工はこのほど、新造船16隻プラス・オプション4隻を受注した。CSSCが7日発表した。欧州船主からLNG二元燃料のVLCC4隻プラス・オプシ続き

2024年2月14日

大韓造船、シャトルタンカー3隻受注、受注残は3年分の計28隻

 韓国中堅の大韓造船は5日、大洋州地域の船主から15万4000重量トン型のシャトルタンカー3隻を受注したと発表した。3隻の契約総額は約4億ドルで、船価は1隻当たり約1億3000万ド続き

2024年2月14日

サムスン重工、今年の受注目標2割増の97億ドル、早くも4割達成

 韓国のサムスン重工業は7日、今年の年間受注目標を前年実績比17%増となる97億ドルに設定したと証券取引所に告示した。サムスン重工は年初来、カタールエナジー向けのLNG船15隻のロ続き

2024年2月14日

東京計器、通期利益予想を上方修正

 東京計器は2024年3月期の連結業績予想を、営業利益が前期比59%増の21億円(前回発表は17億円)、経常利益が35%増の23億円(同19億円)に上方修正した。船舶港湾機器事業で続き

2024年2月14日

日舶工、長崎大で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は1月29日、長崎大学機械工学コースの大学院1年生を対象とした「舶用工業説明会」を開催した。同大学での実施は6回目。学生約20人が参加し、舶用工業に対する続き

2024年2月14日

HSDエンジン、「ハンファエンジン」に社名変更へ

 韓国の舶用低速エンジン大手HSDエンジンは、社名をハンファエンジンに変更する。8日、臨時株主総会招集通知で、社名変更を盛り込んだ定款一部変更を諮ることを明らかにした。  ハンフ続き

2024年2月14日

ClassNKアカデミー、eラーニング4講座の最新版提供開始

 日本海事協会(NK)は、eラーニングによるClassNKアカデミー「はじめての海運・造船講座」、「そのつぎの海運・造船講座 復原性編」、「そのつぎの海運・造船講座 船型設計編」、続き

2024年2月13日

新来島どっく、大西工場ドック拡張、新燃料対応、ハッチカバーの八潮工業も取得

 新来島どっくは9日、大西工場の設備投資と舶用機器メーカーの事業取得を発表した。今後の新燃料船の建造を見据えて主力の大西工場の新造船建造ドックの拡張や艤装桟橋の延長を含めた設備投資続き

2024年2月13日

《連載》舶用業界のM&A(中)、規模拡大や新規技術獲得で技術転換に対応、「同業型」と「異業種型」

 日本の舶用メーカーは、企業規模などの観点から欧州企業のようなM&Aの手法は取りづらいとされてきたが、近年、国内の舶用業界でもM&Aの動きが出てきている。背景には、環境・デジタルに続き

2024年2月13日

赤阪鐵工所、廃食油でバイオ燃料を製造、代替燃料の安定供給へ

 船舶の脱炭素化に向け、代替燃料への移行が進む一方、燃料の供給体制の強化が1つの課題となっている。こうした中、赤阪鐵工所が、次世代燃料の候補の1つであるバイオディーゼル燃料(BDF続き

2024年2月13日

東京計器、NKの革新技術認証を取得、直線航路制御機能で

 東京計器が提供する操舵制御方式「直線航路制御(ACE:Advanced Control for Ecology)」が、革新技術を対象とした日本海事協会(NK)の認証制度「イノベー続き

2024年2月13日

川崎重工のエネ・船舶部門、通期事業益260億円に上方修正、造船の業績改善で

 川崎重工業は9日、船舶海洋事業を含めたエネルギーソリューション&マリン部門の2024年3月期の事業利益を前期比6.7倍の260億円に上方修正すると発表した。上方修正は昨年11月に続き

2024年2月13日

造船春闘がスタート、総合重工労組、賃金改善1.8万円一斉要求

 インフレや人材確保を背景とした高水準の賃上げ交渉が、今年もスタートした。鉄鋼や造船の労働組合からなる基幹労連の春季労使交渉(春闘)では、大手総合重工の労働組合が9日、賃金改善1万続き

2024年2月13日

旭洋造船、能登半島地震で義援金

 旭洋造船は2日、能登半島地震の被災者の支援活動に役立ててもらうため、グループ会社を含めた役職員に寄付を募り、会社からの拠出と合わせて100万円の義援金を日本財団を通じて寄贈すると続き

2024年2月13日

三浦工業、23年4〜12月期は営業益157億円

 三浦工業が7日に発表した2023年4〜12月期連結決算は、売上収益が前年同期比2%増の1080億円、営業利益が5%増の157億円だった。  セグメント別では、国内機器販売事業で続き

2024年2月13日

赤阪鐵工所、4〜12月期は経常赤字

 赤阪鐵工所が8日に発表した2023年4〜12月期単体決算は、売上高が前年同期比9%増の54億円、営業損益は3億5100万円の赤字(前年同期は300万円の赤字)、経常損益は3億50続き

2024年2月9日

《連載》舶用業界のM&A(上)、日本メーカーのM&A案件相次ぐ、環境対応や開発技術の複雑化への対応策に

 船舶の温室効果ガス(GHG)削減やデジタル化が最重要テーマとなる中、舶用業界においては、主に欧州で、M&A(合併・買収)を通じて製品・技術の領域を広げる動きが進んでいた。一方で、続き