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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年11月14日

台湾船主ウィズダム、尾道と名村に40型バルカー発注、計3隻新規整備

 台湾船主ウィズダム・マリン(慧洋海運)は10日、尾道造船グループに4万重量トン型バルカー2隻、名村造船所グループに40型バルカー1隻の新造発注を新たに決め、同社の取締役会で承認さ続き

2023年11月14日

国交省の船舶産業変革検討会、造船舶用の産業将来像、次回議論、来夏とりまとめへ

 国土交通省海事局が主催する「船舶産業の変革実現のための検討会」では、来年1〜2月に開催する次回会合から、造船・舶用工業が2030年に目指すべき産業の姿と目標値について本格的に議論続き

2023年11月14日

海上保安庁・23年度補正予算、巡視船艇で新造整備8隻計上

 海上保安庁は2023年度補正予算で、新規整備としてヘリコプター搭載型巡視船1隻、小型巡視艇7隻の計8隻を計上した。小型巡視艇は高齢船の代替のため、当初よりも整備隻数を増やしたよう続き

2023年11月14日

東京計器、通期業績予想を上方修正

 東京計器は2024年3月期の連結業績予想を、売上高が前期比6%増の470億円(前回発表は457億円)、営業利益は30%増の17億円(同14億円)、経常利益は10%増の19億円(同続き

2023年11月13日

《連載》脱炭素時代のLPG船ヤード⑤、泉鋼業、世界シェア4割のLPGタンク最大手、CO2・アンモニアも注力

 舶用LPGタンク国内最大手の泉鋼業(香川県高松市)。ユーザー目線でのきめ細やかな設計・開発と製造技術、アフターサービスが強みで、特に加圧式(プレッシャータイプ)タンクでは世界シェ続き

2023年11月13日

国内舶用機関メーカー5社、4社が通期利益予想を上方修正、機関販売・メンテナンスとも好調

 国内舶用機関メーカー5社(赤阪鐵工所、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレーション、三井E&S)のうち、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジ続き

2023年11月13日

三井E&S、脱造船の減収分をエンジンが補填、4〜9月期は増収増益

 三井E&Sが9日発表した2023年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比48%増の1355億円だった。造船事業が連結対象から外れたことによる減収分を、好調な舶用エンジンがカバ続き

2023年11月13日

名村造船所グループ決算、佐世保・函館も黒字化や増益、函館は上方修正

 名村造船所グループの業績が好調だ。2023年4~9月期決算は連結子会社の佐世保重工業、函館どつくとも黒字や増益を達成した。円安や原価低減による新造船事業の業績回復と、修繕船事業で続き

2023年11月13日

比国が大型巡視船5隻を追加整備、日本が援助、全長97m型

 フィリピン国家経済開発庁は9日、フィリピン沿岸警備隊が多目的対応船(大型巡視船)5隻を追加で取得することを承認したと発表した。5隻は日本の政府開発援助(ODA)・円借款により供与続き

2023年11月13日

MANとWinGD、メタノール機関の受注拡大、自動車船やコンテナ船向けで

 メタノール燃料焚きエンジンの受注が拡大している。MANエナジーソリューションズ(MAN)は7日、自動車船運航大手ワレニウス・ウィルヘルムセンの9350台積み自動車船4隻向けに、メ続き

2023年11月13日

新時代造船、受注残3年分以上の97隻確保、年初来受注39隻

 中国民営造船大手の新時代造船は、現時点での受注残が3年分以上の97隻となった。中国船舶工業行業協会(CANSI)が7日明らかにした。年初来の新造船実績は受注が39隻、建造が27隻続き

2023年11月13日

古野電気、地元企業とヨットのセイル素材にコラボバッグ

 古野電気はこのほど、本社を置く地元・西宮の魅力の向上と発信に向けて、地域の企業と連携したオリジナルコラボレーションバッグを製作した。ヨットのセイルクロスを主材料にする西宮のバッグ続き

2023年11月10日

国内造船所、最長で28年初めまで線表確定めど、3年先の26年船台が希少に無料

日本の造船所の線表確定が最長で4年以上先物まで進んでいる。中小型バルカーを主力製品の1つとする造船所のうち、最も早い造船所では2028年はじめまでの仕事量にめどを付けた。このほかに続き

2023年11月10日

日本財団、LNG燃料船1隻と内航船1隻に無利子融資、環境船への無利子融資今年計6件に

 日本財団は8日、環境負荷低減効果に優れた船舶の建造資金を長期無利子で融資する新制度の第3回目の受付を行い、LNG燃料の外航船と、内航の特定船舶の2件に計40億円の貸付を決めたと発続き

2023年11月10日

住重・船舶、1〜9月新造船受注2隻・竣工3隻、7〜9月に1隻受注

 住友重機械は9日、2023年12月期第3四半期(1〜9月)決算を発表し、船舶部門の新造船実績は受注が前年同期比2隻減の2隻、竣工が1隻増の3隻だった。7〜9月に新たに新造船1隻を続き

2023年11月10日

名村造船所、通期経常益150億円に上方修正、円安で大幅な増収増益

 名村造船所は9日、2024年3月期連結業績予想を上方修正し、経常利益が前期比32%増の150億円になる見通しだと発表した。円安効果とコスト低減活動により従来予想から85億円の増益続き

2023年11月9日

地政学変化、造船の枠組みに波及、ロシア軸に陣営二分、世界の艦艇強化も影響

 ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界の地政学と安全保障環境の変化が、造船業の枠組みにも波及している。ロシア造船業は、協力から手を引いた韓国造船や欧州に代わり、中国やインドの造船続き

2023年11月9日

新大洋造船、63型バルカー1隻受注、トルコ船主向け

 海外紙によると、江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)はこのほど、トルコ船主デンサイ・シッピングから6万3000重量トン型バルカー1隻を受注し続き

2023年11月9日

川崎重工のエネ・船舶部門、通期事業益予想220億円に上方修正、造船の収益改善

 川崎重工業は8日、船舶海洋事業を含めたエネルギーソリューション&マリン部門の2024年3月期の事業利益が前期比5.6倍の220億円になる見通しだと発表した。従来予想は110億円だ続き

2023年11月9日

名村造船所、台湾ナビ向け40型バルカー2隻受注

 台湾航業(台湾ナビゲーション)は7日、同社の子会社を通じて名村造船所グループに4万重量トン型バルカー2隻を新造発注することを決めたと証券取引所に告示した。名村造船所は昨年にも台湾続き