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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年11月27日

江南造船、VLEC3隻受注、中国の万華化学向け、27年納期で

 中国現地紙によると、中国の江南造船は、中国の化学大手である万華化学から10万立方㍍級の大型エタン運搬船(VLEC)3隻を受注したようだ。アブダビ国営石油(ADNOC)との合弁会社続き

2023年11月27日

現代尾浦、中型LPG船2隻受注、船価7200万ドル

 韓国の現代尾浦造船は23日、アフリカ地域の船主からLPG船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2026年12月までに順次引き渡す予定。契約総額は1億4400万ドルで、船価続き

2023年11月27日

日造協、人材確保に「あらゆる策講じる」、造船協力会社の賃上げや単価改善も必須

 造船業の労働力不足が課題となっているが、特に深刻なのが造船協力会社だ。日本造船協力事業者団体連合会(日造協)の河西良二会長(写真)は24日に開催した記者会見で現状を報告。造船協力続き

2023年11月24日

中国造船業、製品転換で全船種とも市場席巻、日韓の受注戦略にも影響

 今年の新造船市場は発注ブームの前年を上回る受注量となっているが、受注シェアの過半数を中国造船所が占める異例の展開となっている。中国造船所はかつてバルカーを軸とした特定の船種で受注続き

2023年11月24日

大連船舶重工、耐氷仕様のLRⅡ型4隻追加受注、ダイナコム向け

 海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工は、ギリシャ船主ダイナコム・タンカーズ・マネジメントからアイスクラス(耐氷仕様)のLRⅡ型プロダクト船4隻を追加受注した続き

2023年11月24日

MAN、4スト機関のメタンスリップ削減技術を開発

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は20日、メタンスリップを大幅に低減する、4ストロークエンジン用の酸化触媒を開発中だと発表した。過給機の前置きのメタン酸化触媒を調査するも続き

2023年11月24日

コルバスとトヨタ、舶用水素燃料電池の展開本格化へ、長期供給・協業契約を締結

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーは21日、トヨタ自動車と、水素燃料電池に関する長期供給・協業契約を結んだと発表した。両社はトヨタ自動車の燃料電池技術をベー続き

2023年11月24日

WinGD、コンテナ船6隻にメタノール機関

 ウインターツールガスアンドディーゼル(WinGD)は20日、中国民営の揚子江船業で建造される9000TEU型コンテナ船6隻に、メタノール焚きエンジン「X82DF-M」を供給すると続き

2023年11月22日

《連載》舶用エンジン新体制、東亜工機、生産力2割増、需要ブームに備え

 舶用低速ディーゼルエンジン向けのシリンダーライナーを手掛ける東亜工機(本社=佐賀県鹿島市)は、新造の大型低速エンジン向けでは国内シェア90%、世界シェア40%を占めるトップメーカ続き

2023年11月22日

中部地整局、鈴木造船に港湾業務艇発注、四日市港向け

 官公庁船の新造整備として、国土交通省中部地方整備局は、鈴木造船(三重県四日市)に四日市港の港湾業務艇1隻を発注した。官報によると、今年7月中旬に一般競争入札が行われ、鈴木造船が9続き

2023年11月22日

中国の新造船受注、1~10月は6割増の6106万重量トン、過去10年で最高のペース

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が17日発表した今年1~10月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比63%増の6106万重量トンだった。仮に現在までの受注ペースが続けば、今年の続き

2023年11月22日

商船三井と三浦工業、NKの革新技術認証を取得、マイクロプラ回収装置で

 商船三井と三浦工業が共同開発したマイクロプラスチック回収装置「HQ」が、革新技術を対象とした日本海事協会(NK)の認証制度「イノベーションエンドースメント」の製品・ソリューション続き

2023年11月22日

マーシャル向けODA貨客船、警固屋船渠に1隻発注

 日本政府がODA(政府開発援助)として実施するマーシャル諸島向けの貨客船の供与で、建造造船所として警固屋船渠(広島県呉市)が選ばれた。日本政府のODA業務機関が発表した。契約は昨続き

2023年11月22日

韓国造船業、外国人大量採用で育成テーマに、当面の人手確保、課題は技能不足

 労働力不足が課題となっていた韓国造船業では、外国人の大量採用によって当面必要とされていた1万4000人の人員は確保したようだ。ただ、その多くが非熟練の外国人で、人数はそろったもの続き

2023年11月22日

日内連、12月の講演会でCIMAC釜山大会報告

 日本内燃機関連合会(日内連)は12月4日に神戸で開催する講演会で、今年6月に釜山で開催された第30回CIMAC(国際燃焼機関会議)釜山大会で発表された論文の要点・注目点について報続き

2023年11月21日

ローリッツェン、常石とメタノール燃料カムサ正式契約、3隻建造で調印

 デンマークのJ・ローリッツェンは16日、常石造船とメタノール二元燃料のカムサマックス・バルカー3隻の建造で最終契約を締結したと発表した。いずれも今年4〜6月に新造発注を発表してい続き

2023年11月21日

HD現代、VLGC5隻で契約変更、竣工を4〜9カ月前倒し

 HD現代(現代重工業グループ)は17日、欧州船主から受注していたVLGC計5隻の契約を変更した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が同日、証券取引所に告示した。いずれも蔚山続き

2023年11月21日

ボルカノ、水素燃料船用ガス燃焼装置を開発、次世代燃料対応製品を拡充

 ボルカノは20日、水素燃料船向けガス燃焼ユニット「MECS-H25(メックス エイチ 25)」を発売した。同日発表した。次世代燃料として期待される水素利用において、水素燃料船で発続き

2023年11月21日

韓米、艦艇造船業の協力を模索、韓国造船らが米国艦艇造船所を訪問

 HD現代重工業やハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)など艦艇建造を手掛ける韓国造船4社はこのほど、韓国防衛事業庁とともに米国の艦艇造船所4社や海軍関連機関を訪問した。艦艇の建造・続き

2023年11月21日

日舶工、鹿児島大学で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は1日、鹿児島大学で「舶用工業説明会」を開催した。工学部先進工学科機械工学プログラムの3年生約90人が参加し、舶用工業への理解を深めた。  冒頭、日舶工続き