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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年10月18日

中国の新造船受注、1~9月8割増の5734万重量トン、過去10年で最高のペース

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が15日発表した今年1~9月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比77%増の5734万重量トンだった。仮に現在までの受注ペースが続けば、今年の年続き

2023年10月18日

古野電気、米NMEA賞を最多6部門受賞

 古野電気は13日、2023年度NMEA(米国海洋電子機器協会)の最優秀商品賞を、全18部門中6部門と最多受賞したと発表した。同社は1971年度にNMEA最優秀メーカー賞「魚群探知続き

2023年10月18日

古野電気、通期予想を上方修正

 古野電気は16日、2024年2月期通期連結業績予想を、売上高が前期比15%増の1050億円(前回発表は1000億円)、営業利益が3.3倍の50億円(同30億円)、経常利益が2.3続き

2023年10月17日

《シリーズ》注目設備 探訪、OKI、固定式計測バージ「SEATEC NEO」、評価機器の大型化対応・業務の効率化も

 沖電気工業(OKI)はこのほど、国内唯一の水中音響計測施設である固定式計測バージを33年ぶりに更新し、静岡県沼津市の内浦湾で、10月から稼働を開始した。新たなバージ「SEATEC続き

2023年10月17日

《連載》次代への戦訓/大洋電機会長・山田信三氏②、輸出担当、凝縮された韓国での10年間

 入社3年目の1974年から、舶用単体輸出を約10年間担当したが、この時期がキャリアの中でも、一番凝縮された10年間だったと思う。多くを学んだし、現在までの長い付き合いとなる、いわ続き

2023年10月17日

YAMIC、中型LPG/アンモニア船2隻受注、三井E&S造船顧客のジャルディ向け

 情報筋によると、三井E&S造船と揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、シンガポール船社ジャルディ・オーバーシーズからLPG二元燃料推進の4万立方続き

2023年10月17日

HD現代重工、韓国初の大型CCS事業に参加、洋上設備とCO2注入設備担当

 韓国のHD現代重工業は16日、韓国初となる二酸化炭素(CO2)の改修・貯留(CCS)の大型実証事業「東海ガス田活用CCSプロジェクト」にグループで参画すると発表した。HD現代重工続き

2023年10月17日

三井E&S造船が新ロゴマーク、新業態のブランド普及へ

 三井E&S造船は16日、新しいロゴマークを制定したと発表した。鋭角のジグザグ線と、柔らかな波線を組み合わせた、赤・緑・青の3本の線からなる。新ロゴによって、ファブレスの設計エンジ続き

2023年10月17日

国際協力銀、ワンハイのコンテナ船建造に融資、JMU建造の3055TEU型8隻に

 国際協力銀行(JBIC)は16日、台湾船社ワンハイラインズがジャパンマリンユナイテッド(JMU)/日本シップヤード(NSY)で建造する3055TEU型コンテナ船8隻の建造資金とし続き

2023年10月17日

船技協、ダイナミックマップ研究会の第5回会合開催

 日本船舶技術研究協会(船技協)は6日、自動車の自動運転で取り組まれているデジタル地図「ダイナミックマップ」の船舶版を検討するため、産学官による第5回研究会を開催した。  同研究続き

2023年10月16日

《連載》次代への戦訓/大洋電機会長・山田信三氏①、世界に軸足、業界の未来へ「連携」がカギ

 舶用発電機大手の大洋電機で、1996年から27年にわたり社長を務めた山田信三氏(現会長)。長年の営業活動を通じて海外造船所が台頭していく姿を目にし、日本の舶用メーカーが生き残るに続き

2023年10月16日

《シリーズ》建造能力分析②VLCC、世界の建造能力は当面年40隻以下か

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。2回目はVLCCを取り上げる。  2018年以降の過去5年にVLCCの建造実続き

2023年10月16日

フィンカンチェリ、シチリア向けLNG燃料フェリー受注、イタリア国内で建造

 フィンカンチェリは9日、シチリア自治州からLNG二元燃料の1万4500総トン型フェリー1隻を受注したと発表した。入札価格は約1億2000万ユーロ(約190億円)。2026年竣工予続き

2023年10月16日

長興造船基地の新ドックが完成、年末までに新工場稼働

 中国紙によると、中国造船グループの中国船舶集団(CSSC)が進めている長興造船基地の2期工事で、新造船用大型ドックがこのほど完成した。年末までに工場建設のフェーズ1を終えて工場が続き

2023年10月16日

HD韓国造船海洋、燃料電池企業に出資

 HD韓国造船海洋は11日、エストニアの燃料電池メーカー、エルコジェン(elcogen)に4500万ユーロ(70億円)を出資すると発表した。  エルコジェンが手掛ける固体酸化物燃続き

2023年10月13日

IoS−OP、船舶データの活用さらに促進、船舶カルテ提供も検討

 日本海事協会(NK)子会社のシップデータセンター(ShipDC)が展開する、船舶IoTデータ共有基盤「IoSオープンプラットフォーム(IoS−OP)」の発足から5年余りが経過した続き

2023年10月13日

国内造船の新造船建造量、23年も年1000万トン割れのペース、1~9月通関659万トン

 日本の造船所の今年の新造船建造量が年間1000万総トンを下回る低水準のペースとなっている。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、202続き

2023年10月13日

27万立方㍍型の新型LNG船開発相次ぐ、ハンファと滬東中華が船級承認

 既存のQマックス型LNG船を超える27万立方㍍級の新型LNG船の開発が相次いでいる。韓国のハンファオーシャンが27万立方㍍型LNG船、中国の滬東中華造船が27万1000立方㍍型L続き

2023年10月13日

三菱重工エンジン&ターボ、水素化植物油の使用が可能に、発電・舶用機関で

 三菱重工業グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャは12日、同社の発電と舶用向けのエンジンで、HVO(水素化植物油)の使用を承認したと発表した。対象エンジンは、SM、SD、S続き

2023年10月13日

<造船DX>海技研、造船所の建造工程効率化を研究、国交省の研究課題に採択

 海上技術安全研究所(海技研)は12日、造船所の生産性向上に向けて、船舶の建造におけるシミュレーション技術の活用を進めるための研究に取り組むと発表した。2023年度の国土交通省「交続き