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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年9月27日

《連載》舶用エンジン新体制/舶用エンジンメーカー、新燃料機関の生産連携がテーマに、共同設備の構想も

 船舶の脱炭素化に向けては、新燃料エンジンの実現が不可欠となる。開発面では、エンジンメーカー同士や、海運大手、造船所を含めた海事クラスター全体の連携・協業によって技術開発の壁を突破続き

2023年9月27日

中国造船業の新造船受注、1〜8月は8割増の5231万重量トン、過去最高ペース

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が25日発表した今年1〜8月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比87%増の5231万重量トンだった。年間受注量が過去最高に達するペースとなって続き

2023年9月27日

韓国造船大手、大幅賃上げで労使交渉を早期妥結、労働争議リスク排し工程維持に集中

 韓国のHD現代重工業は15日、今年の賃金など労働条件をめぐる労使交渉を完了し、妥結したと発表した。これでハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)とサムスン重工業も含めて造船大手がいず続き

2023年9月27日

サムスン重工、LNG船用パネル溶接速度5倍の新工法

 韓国のサムスン重工業は21日、LNG船の防熱タンクに用いるメンブレンパネルの接合速度を従来比5倍に改善した「レーザー高速溶接ロボット」を開発したと発表した。LNG船の建造効率を大続き

2023年9月27日

日舶工、「若手・新入社員教育研修」実施

 日本舶用工業会(日舶工)は人材養成対策事業の一環として、8月30〜9月1日に「若手・新入社員教育研修」を実施した。7回目となる今回は会員企業19社・34人が参加し、海事産業の基礎続き

2023年9月27日

三井E&S、ドイツの水素技術展示会に出展

 三井E&Sは、27日〜28日にドイツのブレーメンで開催される水素技術展示会「Hydrogen Technology EXPO」にブース出展する。同社ブースでは、子会社の加地テック続き

2023年9月26日

《連載》造船業の増産余地(下)、中国に潜在力、労働市場が変化、日韓は工場単位の生産性次第か

 「増産の余地があるとすれば、やはり中国」。中国造船業には潜在的な建造能力がまだ残されている、との見方は強い。  リーマンショック後に経営が破綻して、長らく稼動を止めていた旧ST続き

2023年9月26日

NSY、スエズ型タンカー相次ぎ受注、ギリシャのアイオニックから成約

 情報筋によると、日本シップヤード(NSY)は、ギリシャ船主アイオニック・シッピングからスエズマックス・タンカー1隻を受注したようだ。アイオニックがスエズマックス・タンカーを新造発続き

2023年9月26日

特定技能2号の外国人材が誕生、因島鉄工のベトナム人3人、造船分野で初

 熟練技能を持つ外国人材を対象とした、在留期間の上限がない在留資格「特定技能2号」で、初の造船・舶用分野での合格者が誕生した。因島鉄工に所属するベトナム出身の技能者3人がこのほど、続き

2023年9月26日

中日輪船商事、可搬型の小型蓄電池を販売

 舶用商社の中日輪船商事(神戸市)は、可搬型で小型の大容量蓄電池「TAMESUKE(ためすけ)」を販売している。9月7〜8日、神戸国際展示場で開催された産業総合展示会「国際フロンテ続き

2023年9月26日

ハンファオーシャン、LCO2船共同開発へ

 韓国のハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)は21日、ギリシャ船主エコログ、米国船級ABS、スコットランドのバブコックと業務協約を交わし、大型液化二酸化炭素(LCO2)船の共同開発続き

2023年9月25日

《連載》造船業の増産余地(中)、高まる設備稼働率、韓国は9割に、中国は10年来最高、外国人材でフル操業に

 もっとも、この予定通りに船が竣工するかどうかは、なお不透明。労働力不足と資機材不足により、建造にはまだ遅れが生じている。​  ただ、不足感の中でも世界的に造船業の操業が高まって続き

2023年9月25日

日本舶用エレクトロニクス、統合安全情報表示システムを展開、警報発報など迅速に通知

 日本舶用エレクトロニクスは、火災探知装置をはじめとする船内の安心・安全に関する情報を視覚的に表示するグラフィカルセーフティシステム「NHE CONNECT」を開発し、展開を図って続き

2023年9月25日

赤阪鐵工所、油清浄装置事業を取得、住本科学研究所から

 赤阪鐵工所は、燃料油・潤滑油装置の製造・販売などを手掛ける住本科学研究所(本社=神奈川県横須賀市)から、潤滑油・燃料油の管理装置に関する製造・販売・メンテナンス事業を取得する。既続き

2023年9月25日

大島造船所、ラツコから64型バルカー初受注、ギリシャの新規顧客を開拓

 情報筋によると、大島造船所は、ギリシャ船主ラツコ・シッピングから6万4000重量トン型バルカー3隻を受注したようだ。大島造船所とラツコは今回が初取引で、ラツコが日本の造船所にバル続き

2023年9月25日

蘭フィンスレート社、船底用防汚シートを日本市場に展開、商船と洋上風車に注力

 オランダのフィンスレート(Finsulate)社が、独自の船底用防汚剤「Finsulate」を日本市場に展開する。シールタイプの船底保護シートで、海中に塗料が溶け出すことなく、生続き

2023年9月22日

《連載》造船業の増産余地(上)、「3つの不足」が操業の障害、需要増でも造船所には増産リスク

 新造船需要の急回復で、造船所の船台は既に2026年まで空きがほとんどない状態だ。27年以降も、新造船需要は強いまま推移すると可能性が高い。2030年前後に代替建造のピーク期が訪れ続き

2023年9月22日

《連載》ケミカル船ヤード、変化の時代(下)、棲み分け薄れ群雄割拠の市場に

■日本が9割超の高シェアも  日本のケミカル船ヤードは現在も高いシェアを持っている。  2018~22年の直近5年のケミカル船の建造シェアは表のとおり。建造シェアはベッセル続き

2023年9月22日

HD現代重工、メタノールDF補機を受注、常石造船から

 HD現代重工業のエンジン機械部門は21日、常石造船と、自社開発の中速エンジン「ヒムセン(HiMSEN)」のメタノール二元燃料エンジン「8H32DF-LM」と脱硝装置(SCR)の計続き

2023年9月22日

CSBC、台湾向け巡視船6隻受注

 台湾国際造船(CSBC)は19日、台湾の沿岸警備隊、海洋委員会海巡署から巡視船6隻を受注したと証券取引所に告示した。契約金額は114億ニュー台湾ドル(約530億円)で、船価は1隻続き