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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年1月22日

日立造船、TNFD提言に賛同表明

 日立造船は18日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が2023年9月に公表した情報開示提言に、このほど賛同を表明したと発表した。  同社グループは、2050年にある続き

2024年1月19日

《連載》造船ビジネスモデル分析④、艦艇産業の構造変化、いかに対応するか

 安全保障環境の変化によって大きな影響を受けているのが艦艇事業だ。冷戦終了から続いた軍縮の流れが大きく後退し、世界の国防予算は拡大している。艦艇もまた、長期縮小傾向だった市場規模が続き

2024年1月19日

《連載》造船所の手持ち工事動向<下>、ニッチ船種も船台需給ひっ迫

■VLGCも最長4年以上先物に  LNG船やメガコンテナ船といった大型の高付加価値船、中小型バルカーやタンカー/プロダクト船を建造する造船所だけでなく、LPG船やケミカル船と続き

2024年1月19日

尾道・福山地区、水素燃料船建造の集積地に、5造船所が建造

 船舶のカーボンニュートラルを実現する将来燃料として期待されている水素。国内でも水素燃料船のパイロット的な建造プロジェクトが相次いで登場しているが、建造造船所が広島県の尾道・福山に続き

2024年1月19日

近畿舶用工業会、賀詞交歓会、中谷会長「団結してがんばる」

 近畿舶用工業会は17日、大阪市内で賀詞交歓会開催した。中谷晴信会長(大阪電機工業社長)は冒頭、能登半島地震と羽田空港事故に関して哀悼の意とお悔やみを表した後、「日本経済は人材不足続き

2024年1月19日

今治造船、能登半島地震で義援金

 今治造船は18日、能登半島地震災害の被災者救済や早期復旧を目的に、義援金と日本赤十字社活動資金として計1000万円を寄付したと発表した。

2024年1月18日

《連載》舶用エンジン新体制、WinGD、新燃料機関や主機性能改善の技術を展開

 WinGDは、アンモニア燃料焚き主機「X-DF-A」とメタノール燃料焚き主機「X-DF‐M」の開発を並行して進めている。また、LNG焚き主機「X-DF」向けの可変圧縮比機構「VC続き

2024年1月18日

《連載》造船ビジネスモデル分析③、修繕と運航支援業、環境時代の商機

 新造船を建造する造船所が、船舶修繕業への関心を強めている。  これまでは長きにわたり、修繕業から撤退・縮小してドックを新造船に転用する造船所が多かった。人件費上昇や為替変化によ続き

2024年1月18日

《連載》造船所の手持ち工事動向<中>、希少価値高まる期近納期船台

■期近納期残す中国中堅ヤード  各国の造船所が3〜4年先まで線表確定を進める中、期近な納期の船台は希少価値が高まっている。昨年は日本の造船所や中国の大手造船所が線表確定を先行続き

2024年1月18日

ヤンマーパワーテクノロジー、水素燃料電池システムが国内初承認、NKからAiP

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジーが開発した舶用水素燃料電池システムが、日本海事協会(NK)から基本設計承認(AiP)を取得した。ヤンマーホー続き

2024年1月18日

常石造船、ウィズダムから82型バルカー受注、2隻成約

 台湾船主ウィズダム・マリン(慧洋海運)は16日、8万2400重量トン型バルカー2隻の新造整備を取締役会で承認したと台湾証券取引所に告示した。証券取引所の発表によると、2隻は常石造続き

2024年1月18日

神戸舶用工業会、新年挨拶会、木下会長「飛躍のため協力と結集を」

 神戸舶用工業会は15日、神戸市内で新年挨拶会を開催した。木下和彦会長(阪神内燃機工業社長)は、同会が昨年、創立60周年を迎えたことを挙げて、「さらに飛躍するために、みなさんの協力続き

2024年1月18日

船舶電気装備技術者試験に138人合格

 日本船舶電装協会は2023年度の「船舶電気装備技術者資格検定試験」を終了した。全国7カ所の会場で試験を行い、179人が受験、138人が合格した。  検定試験は、船舶電装士、主任続き

2024年1月18日

下関海事事務所、高校生が造船所を見学

 国土交通省九州運輸局下関海事事務所は昨年12月12日、下関工科高校の生徒による造船所見学会を開催した。機械工学科1年生64人が参加。FRPメーカーのニシエフ本社工場では救命艇の中続き

2024年1月18日

近畿運輸局、ダイハツ守山で教諭向け研修

 国土交通省近畿運輸局は昨年、ダイハツディーゼル守山工場の守山研修センターで工業高校の教諭を対象とした「ディーゼルエンジンの分解、組み立ておよび運転」研修を行った。  実施したの続き

2024年1月18日

ベトナム国営造船が破産へ

 ベトナム国営造船会社(SBIC)はこのほど、同国政府がSBICと傘下造船所7社の破産を決めたことを明らかにした。今年1〜3月期に破産申請し、債務などを整理する。  SBICと造続き

2024年1月18日

大同メタル工業、中船動力から優秀サプライヤー賞

 大同メタル工業は12日、昨年12月に、中国国営造船グループの中国船舶集団(CSSC)傘下の舶用エンジンメーカー、中国船舶重工集団動力(CPGC)の、2023年年次サプライヤー会議続き

2024年1月18日

MAN、カルパワーの発電船にDF機関48基

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は12日、発電船事業を展開するトルコのカルパワーシップと、同社の発電船向けに計48基の二元燃料(デュアルフューエル=DF)エンジンを納入す続き

2024年1月17日

《連載》造船所の手持ち工事動向<上>、ブーム期並み先物で分かれる戦略

 2021年以降の新造船の発注ブームで日本、韓国、中国の主要造船所は総じて3~4年分の手持ち工事を確保し、新規の新造船商談は2000年代後半の造船ブーム期以来の先物納期が主戦場とな続き

2024年1月17日

《連載》造船ビジネスモデル分析②、保有船業、収益安定化の常道なるか

 「造船所がどれだけ性能の良い船を造っても、造っている人が損をするのが現状。造船業が果実を得られるにはどうすべきか。一番は持続的な船価の上昇。もう1つは、造船所もある程度は保有業を続き