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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年9月15日

YAMIC、中型LPG/アンモニア船4隻受注、ガス船実績拡大

 三井E&S造船と揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、中型のガス船の受注を拡大している。情報筋によると、YAMICはこのほど、LPG二元燃料推進続き

2023年9月15日

NK、JFEのグリーン鋼材を第三者認証、CO2削減鋼材の製造・利用を後押し

 日本海事協会(NK)は14日、JFEスチールの提供するグリーン鋼材「JGreeX(ジェイグリークス)」に対し、二酸化炭素(CO2)排出削減量の第三者認証を実施したと発表した。 続き

2023年9月15日

大島造船所、メドウェーから42型バルカー受注、1隻追加、26年納期で

 ギリシャ船主メドウェー・シッピングは、大島造船所に4万2300重量トン型バルカー1隻を発注したとLinkedInで公表した。大島造船への発注は今年6月分に続く2隻目で、2026年続き

2023年9月15日

海技研、ノルウェー科学技術大学と研究協力で協定

 海上技術安全研究所(海技研)はこのほど、ノルウェー科学技術大学(NTNU)工学部と研究協力に関する協定を締結したと発表した。実運航を考慮した船舶設計やデジタルシップヤードなどの研続き

2023年9月15日

コングスバーグ、欧州海事教育機関に機関室シミュレーター

 コングスバーグ・デジタルはこのほど、デンマークの海事教育機関であるオーフス海事技術工科学校(AAMS)向けに、2基目の機関室シミュレーターをパッケージで提供すると発表した。同シス続き

2023年9月14日

《連載》MEGURI2040、舶用企業の開発②、JRCS、機関プラント監視アプリを開発、UI・デザインにもこだわり

 日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の第2ステージに参加するJRCSは、陸上から機関プラントのモニタリングや遠隔支援ができるアプリケーションを開発する。開発で続き

2023年9月14日

《連載》ケミカル船ヤード、変化の時代(中)、中国がメタノールレディで存在感

■中国造船所がロット対応で台頭  ケミカル船市場では、カーゴタンクにステンレスを採用した標準船型の1万9000重量トン型「J19」や2万5000重量トン(J25)を日本の造船続き

2023年9月14日

モテナシー社、水素燃料電池搭載の旅客船進水、観光やイベントなど多様な運航想定

 商船三井テクノトレードらの事業会社MOTENA-Sea(モテナシー)社が本瓦造船で建造している水素燃料電池搭載の旅客船“Hanaria”が13日、進水した続き

2023年9月14日

日本の新造船受注、8月は39万トンと今年最低、海外向けが過半数

 日本船舶輸出組合(輸組)が13日発表した今年8月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は14隻・39万総トンで、トン数ベースで前年同月比21%減となった。商談の停滞や休暇シーズンな続き

2023年9月14日

日本の新造船受注残、2207万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた今年8月末時点の手持ち工事量は512隻・2207万総トン(1059万CGT)で、7月末時点と比べて16万総トンの増加となった。22年の輸出船の竣工量に相続き

2023年9月13日

舶用工業、景況感が改善、アンケート調査、研究開発投資が活発化

 日本舶用工業会は11日、会員を対象に実施した景況観などに関するアンケートの調査結果を発表した。今年度の業況に対し、「よい」「大変よい」とする回答が3割を超え、景況感の明らかな改善続き

2023年9月13日

中国造船、欧州向け中型バルカー受注相次ぐ、青島揚帆と黄埔文冲が新たに成約

 中国造船所が中型バルカーの受注を重ねている。中国民営造船所の青島揚帆造船が、ギリシャ船主ダイナコムの創業者、ジョージ・プロコピウ氏が率いるシートレーダーズから8万2000重量トン続き

2023年9月12日

《連載》ケミカル船ヤード、変化の時代(上)、目線は工事確保からインフレ・新燃料へ

 ケミカル船の建造造船所を取り巻く環境が大きく変化している。新造発注の回復により、各社とも当面の手持ち工事を確保し、線表確定の早い造船所は新規商談の対象納期が3〜4年先となっている続き

2023年9月12日

青島北海造船、325型鉱石船2隻受注、ウイニング社向け

 中国船舶集団(CSSC)傘下の青島北海造船は、シンガポールのウイニング・インターナショナル・グループから32万5000重量トン型の大型鉱石運搬船(VLOC)2隻を受注した。中国船続き

2023年9月12日

ナビオス、日本造船所建造のMR型を追加整備、27年納期で2隻、同型発注残6隻に

 ニューヨーク証券取引所に上場するギリシャ船主ナビオスグループのナビオス・マリタイム・パートナーズは、日本の造船所で建造するMR型プロダクト船の新造整備を決めている。今年1〜6月の続き

2023年9月12日

国内造船業、今期は黒字基調か、JMUと大島造船も黒字転換見込む

 国内造船業では、今期に主要造船所のほとんどが黒字となる可能性が高まってきた。最大の収益圧迫要因になっている鋼材は引き続き歴史的な高値水準に張り付いているが、造船所では不況時に受注続き

2023年9月12日

世界造船の利益率マイナス4%、22年度、日本は円安で大幅回復

 本紙試算によると、2022年度の世界全体の造船事業の売上高営業利益率はマイナス4.4%だった。前の期のマイナス6.4%に比べると改善したものの、不況時の受注船の建造と鋼材価格高騰続き

2023年9月12日

アルファ・ラバル、クミアイのLPG船に空気潤滑技術

 アルファ・ラバルは6日、同社の流体式の空気潤滑システムが、くみあい船舶が100%出資するシンガポール船主、クミアイ・ナビゲーションのLPG船に採用されたと発表した。レトロフィット続き

2023年9月12日

BEMAC、故・小田道人司氏のお別れの会

 BEMACは、8月7日に91歳で死去した小田道人司最高顧問(前会長・社長)の「お別れの会」を9月26日に執り行う。小田氏はBEMACの前身の渦潮電機で約36年にわたり社長を務め、続き

2023年9月11日

NK、IMO30年目標達成に必要な燃料・船腹量を試算、ゼロエミ船、年1500万総トン新造必要

 日本海事協会(NK)はこのほど、IMO(国際海事機関)の温室効果ガス(GHG)戦略に関する試算を取りまとめた。新戦略で当面の目標として示された、2030年時点でのゼロエミッション続き