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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年11月15日

《シリーズ》建造能力分析③スエズマックス・タンカー、25年以降建造量回復も余力は小さい

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。3回目はスエズマックス・タンカーを取り上げる。  2018年以降の過去5年に続き

2023年11月15日

《シリーズ》人財戦略、東亜工機、技能伝承・「真の技術者」育成へ、技能習得道場「錬磨」を運用

 舶用低速ディーゼルエンジン向けのシリンダーライナー最大手の東亜工機は、熟練者の退職や、今後予測されている「1億総トン建造需要」をにらみ、人材育成に注力している。外部から大学の元学続き

2023年11月15日

HD現代、2.65億ドルでLNG船2隻受注、直近最高値と同額

 韓国造船最大手、HD現代(現代重工業グループ)は、アフリカ地域の船主からLNG船2隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が14日証券取引所に告示した。契約総額は5続き

2023年11月15日

名村造船所、初のLNG燃料船を竣工、伊万里はVLGCに続く新規船建造

 名村造船所は14日、伊万里事業所で建造していた9万5000重量トン型バルカー“Reimei”を引き渡した。名村造船所が建造する初のLNG燃料船となる。9月続き

2023年11月15日

HD現代、原油タンカー2隻受注、船価8525万ドル、26年前半納期

 韓国造船最大手、HD現代(現代重工業グループ)は9日、リベリア船主から原油タンカー2隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が10日に証券取引所に告示した。契約総額続き

2023年11月15日

ダイハツDら、改質触媒による新燃料利用研究で論文賞

 ダイハツディーゼルは13日、10月に京都で開催されたアジア海事工学会(Pan Asian Association of Maritime Engineering Societie続き

2023年11月15日

寺崎電気産業、通期業績予想を上方修正

 寺崎電気産業は2024年3月期の連結業績予想を、売上高が前期比10%増の487億円(前回発表は470億円)、営業利益が微増の29億円(同23億円)、経常利益が1%増の35億円(同続き

2023年11月15日

新来島どっく、大西工場で感謝祭

 新来島どっくは11日、大西工場で「新来島感謝祭」を開催した。晴天の下で地元住民を中心に約5000人が来場した。  感謝祭では、自動車運搬船の建造中の様子をドック周辺から見ること続き

2023年11月15日

エコマリンパワー、クラウド通信IoTデバイス発表

 船舶の省エネソリューションを開発するエコマリンパワーは9日、サーフウェーブ(Surfwave、本社=横浜市)社と提携し、クラウド通信省電力ゲートウェイルーター「SurfGate」続き

2023年11月14日

造船業、異例の先物受注、最長29年納期も、インフレや燃料転換が不安要因

 造船所の新造船受注が進み、多くの造船所が3〜4年先まで受注残を確保する中、LNG船では異例の2029年納期の受注も登場した。リーマンショック前の造船ブーム期にも4〜5年先まで受注続き

2023年11月14日

日本発ゲートラダー、海上試運転で燃費性能30%超向上、欧州が検証結果報告

 栗林商船など日本の企業・研究所が共同開発した新型舵「ゲートラダー」の検証プロジェクトが、欧州を中心に進んでいる。このほど、トルコで実施された国際会議上で、同プロジェクトの結果報告続き

2023年11月14日

三菱化工機、通期業績予想を上方修正、船舶環境規制対応機器などが好調

 三菱化工機は9日、都内で2023年4〜9月期決算説明会を開催した。2024年3月期の連結業績予想を上方修正したことを説明し、このうち舶用機器を含む単体機械事業については、受注高は続き

2023年11月14日

台湾船主ウィズダム、尾道と名村に40型バルカー発注、計3隻新規整備

 台湾船主ウィズダム・マリン(慧洋海運)は10日、尾道造船グループに4万重量トン型バルカー2隻、名村造船所グループに40型バルカー1隻の新造発注を新たに決め、同社の取締役会で承認さ続き

2023年11月14日

国交省の船舶産業変革検討会、造船舶用の産業将来像、次回議論、来夏とりまとめへ

 国土交通省海事局が主催する「船舶産業の変革実現のための検討会」では、来年1〜2月に開催する次回会合から、造船・舶用工業が2030年に目指すべき産業の姿と目標値について本格的に議論続き

2023年11月14日

海上保安庁・23年度補正予算、巡視船艇で新造整備8隻計上

 海上保安庁は2023年度補正予算で、新規整備としてヘリコプター搭載型巡視船1隻、小型巡視艇7隻の計8隻を計上した。小型巡視艇は高齢船の代替のため、当初よりも整備隻数を増やしたよう続き

2023年11月14日

東京計器、通期業績予想を上方修正

 東京計器は2024年3月期の連結業績予想を、売上高が前期比6%増の470億円(前回発表は457億円)、営業利益は30%増の17億円(同14億円)、経常利益は10%増の19億円(同続き

2023年11月13日

《連載》脱炭素時代のLPG船ヤード⑤、泉鋼業、世界シェア4割のLPGタンク最大手、CO2・アンモニアも注力

 舶用LPGタンク国内最大手の泉鋼業(香川県高松市)。ユーザー目線でのきめ細やかな設計・開発と製造技術、アフターサービスが強みで、特に加圧式(プレッシャータイプ)タンクでは世界シェ続き

2023年11月13日

国内舶用機関メーカー5社、4社が通期利益予想を上方修正、機関販売・メンテナンスとも好調

 国内舶用機関メーカー5社(赤阪鐵工所、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレーション、三井E&S)のうち、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジ続き

2023年11月13日

三井E&S、脱造船の減収分をエンジンが補填、4〜9月期は増収増益

 三井E&Sが9日発表した2023年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比48%増の1355億円だった。造船事業が連結対象から外れたことによる減収分を、好調な舶用エンジンがカバ続き

2023年11月13日

名村造船所グループ決算、佐世保・函館も黒字化や増益、函館は上方修正

 名村造船所グループの業績が好調だ。2023年4~9月期決算は連結子会社の佐世保重工業、函館どつくとも黒字や増益を達成した。円安や原価低減による新造船事業の業績回復と、修繕船事業で続き