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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年2月29日

内海造船、損傷時復原性の特許紛争で和解、三菱造船に5億円支払い

 内海造船は27日、三菱造船から提起されていた船舶の損傷時復原性に関する特許権に基づく損害賠償請求訴訟で、和解が成立したと発表した。内海造船が和解金として5億円を支払い、三菱造船は続き

2024年2月29日

船舶品管協、船舶の環境規制の動向など紹介、船舶の安全・環境規制テーマのセミナー

 日本船舶品質管理協会は28日、都内で「船舶の安全と環境規制への対応」に関するセミナーを開催した。船舶の安全や環境をテーマに講演が行われ、このうち国土交通省海事局による「船舶の環境続き

2024年2月29日

BEMAC、DPS初受注、ネシアのAHTS3隻に、東南アジアのオフショア船市場に拡販

 BEMACはこのほど、インドネシアのオフショア船主エカリヤ・プルナマサリ・オフショア(PT.EKALYA PURNAMASARI OFFSHORE、PNEP社)のアンカー・ハンド続き

2024年2月29日

三菱重工、横浜本牧工場内の遊休地売却

 三菱重工業は28日、船舶修繕などを行っている横浜製作所本牧工場の一部用地を譲渡すると発表した。譲渡益は500億円。譲渡先と譲渡価格は非開示。遊休地の売却となり、修繕事業への影響は続き

2024年2月29日

基幹労連、水素推進法とCCS法の成立に期待

 基幹労連は28日、支援国会議員からなる国政フォーラム総会を参議院議員会館で開催した。議員に対して、今通常国会で審議予定の水素社会推進法案とCCS事業法案についての基幹労連のスタン続き

2024年2月28日

《シリーズ》舶用機器の勢力図、4ストロークエンジンは群雄割拠、主機、補機とも新燃料対応がテーマに

 舶用4ストロークエンジンは、内航船などの中小型船の主機に用いられるものと、大型外航船の発電用エンジン(補機)として用いられるものがある。大型船の主機関に用いられる2ストロークエン続き

2024年2月28日

ナカシマプロペラ、都内で技術セミナー、空気潤滑装置の開発など紹介

 ナカシマプロペラは26日、都内で技術セミナーを開催し、内航船向けの省エネ技術を紹介した。海上技術安全研究所(海技研)と共同で開発・製品化を実施する高度空気潤滑システムについては、続き

2024年2月28日

HD現代、LNG船4隻受注、船価2.7億ドル

 韓国造船大手のHD現代(現代重工業グループ)は26日、大洋州地域の船主からLNG船4隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が証券取引所に告示した。契約総額は10億続き

2024年2月28日

新造船価、LNG船やVLCCで高値更新、2000年代やリーマン後最高値圏に

 LNG船やVLCCで新造船価が上昇している。新造船価は成約ベースでLNG船が2億7000万ドル、重油焚きのVLCCが1億2800万ドルとなり、LNG船が2000年代以降で最高値、続き

2024年2月28日

現代尾浦、2.3万立方㍍型LPG船2隻受注、船価6450万ドル

 韓国の現代尾浦造船は22日、アジア地域の船主からLPG二元燃料推進の2万3000立方㍍型LPG船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2026年10月までに順次引き渡す予定続き

2024年2月28日

中小型造工、船舶脱炭素化へメタノール講演会、三菱ガス化学が燃料動向など紹介

 日本中小型造船工業会は21日、中小型船舶のカーボンニュートラル化の選択肢の1つとして考えられているメタノール燃料の動向について特別講演を開催した。講演した三菱ガス化学基礎化学品事続き

2024年2月28日

ハンファオーシャン、3年ぶりVLCC受注、リーマン後最高値で

 韓国のハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)は23日、大洋州地域の船主からVLCC2隻を受注し、約3年ぶりにVLCCを受注したと発表した。2隻の契約総額は2億5600万ドルで、船価続き

2024年2月28日

三菱造船のLCO2船用システムにグループ表彰

 三菱重工業は21日、三菱造船が開発した液化二酸化炭素(CO2)輸送船用の液化CO2ハンドリングシステムを、グループ表彰制度「ベストイノベーション」に選定したと発表した。  CC続き

2024年2月27日

《連載》造船所の船型開発動向<下>、コンテナ船などで新燃料の採用加速

■コンテナ船はメタノール焚き150隻超  大型化が加速した船種の代表的なものがコンテナ船だったが、大型化に歯止めがかかり、最大船型は2万4000TEU級で打ち止めとなっている続き

2024年2月27日

ナカシマプロペラ、DX専門部署を立ち上げ、推進装置とデジタル技術を融合

 ナカシマプロペラは、これまで推進装置の総合メーカーとして培ってきた経験や知見に、新たにデジタル技術を掛け合わせることで、船舶の「推進性能の最適化」をさらに進化させることを目指して続き

2024年2月27日

川崎重工、移行債の発行条件決定、液化水素運搬船など使途

 川崎重工業は22日、先月発表したトランジションボンドの発行条件を決定したと発表した。発行額は100億円。調達した資金は、その全額を液化水素運搬船や液化水素貯蔵タンクといった輸送や続き

2024年2月27日

三菱造船、アンモニア供給装置の基本設計完了、WinGDのエンジン向けで

 三菱造船は22日、舶用大型エンジンライセンサーのWinGDが開発を進めているアンモニア焚き舶用大型低速2ストロークエンジン向けに対応する、アンモニア燃料供給装置の基本設計をこのほ続き

2024年2月27日

丸紅、船底防汚塗料を成果支払い方式に、初期費用負担などの導入障壁を解消へ

 丸紅は21日、船舶の燃費改善と運航時の温室効果ガス(GHG)の排出量削減を支援するため、船底防汚塗料の成果払い方式の販売を、専用サイトを通じて開始すると発表した。このスキームによ続き

2024年2月27日

三菱重工マリンマシナリ、新社長に松永取締役

 三菱重工業は22日、グループ会社である三菱重工マリンマシナリの新社長に、4月1日付で松永勝秀取締役(写真)が昇格する役員人事を発表した。堀俊明社長は取締役に就く。 【まつなが・続き

2024年2月26日

《連載》造船所の船型開発動向<中>、バルカーも燃料転換100隻超に

■小型バルカーは再参入の動きも  新造船市場のボリュームゾーンとなる中小型バルカーでは現在も、従来燃料油でEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3に対応した最新の省エネ船続き