1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年2月2日

マリンパルス、NKの革新技術認証を取得、教育・訓練用システムで

 デジタル技術を活用した海事教育・訓練システムを手掛けるインドのマリンパルス(MarinePALS)の教育・訓練用システム「Digital Learning Management 続き

2024年2月2日

ダイハツD、4〜12月期の舶用機関関連は増収増益

 ダイハツディーゼルの2023年4〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比22%増の578億円、営業利益が86%増の21億円、経常利益が95%増の23億円だった。コンテナ船向けを中続き

2024年2月2日

NK、24年度第1回技術委員会開催

 日本海事協会(NK)は1月30日、日本工業倶楽部とWeb会議システムで、2024年度第1回技術委員会を開催した。委員会は海運・造船業界の代表者と学識経験者で構成され、船級や検査に続き

2024年2月1日

世界の新造船受注、23年は過去10年で最高の8612万トン、中国がシェア6割

 IHSマークイットの新造船データに基づく統計(旧ロイド統計)の速報値によると、2023年1~12月の世界の新造船受注量は3208隻・8612万総トン(4840万CGT)で、前の年続き

2024年2月1日

常石造船、LPG船1番船竣工、圧力タンク製造内製化、三井E&S造船も連携

 常石造船は1月31日、建造していた5000立方㍍型のLPG船(=写真)を引き渡したと発表した。同社として初のLPG船建造で、搭載している圧力式のLPGタンクの完全内製化も実現した続き

2024年2月1日

今治造船、経費精算をペーパレス化、トキウムのクラウドシステム導入

 経費精算サービスなどを手掛けるTOKIUM(トキウム)は1月30日、今治造船が同社製のクラウド型経費精算システムを導入したと発表した。請求書などをペーパーレス化し、作業場所を選ば続き

2024年2月1日

WinGD、カタール向けLNG船でDF機関採用が拡大

 WinGDは1月23日、カタールエナジー向けの新造LNG船商談の第二弾として建造されるLNG船向けの、二元燃料(デュアルフューエル=DF)主機の大半を受注する見込みだと発表した。続き

2024年1月31日

HD現代重工、4スト中速機関「HiMSEN」、累計生産1.5万台を突破

 HD現代重工業は29日、独自開発の中速4ストロークエンジン「ヒムセン(HiMSEN)」の累計生産台数が、1万5000台を突破したと発表した。MSCの1万6000TEU型コンテナ船続き

2024年1月31日

NSY、次世代型92型バルカー開発、省エネ技術結集、風力推進装置搭載にも対応

 日本シップヤード(NSY)は、次世代型環境対応バルクキャリア「Nシリーズ9万2000重量トンバルクキャリア(N92BC)」の船型開発を完了したと発表した。今治造船のヒット製品であ続き

2024年1月31日

HD現代、VLEC1隻受注、船価1.7億ドル、27年納期

 韓国造船最大手のHD現代(現代重工業グループ)は29日、アジア船主から大型エタン運搬船(VLEC)1隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が証券取引所に告示した。続き

2024年1月31日

日立造船マリンエンジン、代替燃料エンジンの生産設備増強、約9億円を投資

 日立造船のグループ会社である日立造船マリンエンジン(本社=熊本県長洲町)はこのほど、LNG、メタノールを燃料とする船舶用エンジンの生産能力拡大に向け、本社工場に関連設備を増設する続き

2024年1月31日

サイドームのサイバーセキュリティーツール、NKの革新技術認証を取得

 海事産業向けのサイバーセキュリティーサービスを手掛けるサイドーム・セキュリティー(Cydome Security)社が開発した、サイバーセキュリティーソリューション「Cydome続き

2024年1月31日

川崎重工、水素プラットフォーム開発、実証開始、28年頃の商用化へ

 川崎重工業は30日、水素流通を一元管理して、国内外の水素取引を支援するデジタル管理システム「水素プラットフォーム」の開発を進めており、今年4月から実証試験を開始すると発表した。水続き

2024年1月30日

大島造船所、シーウェイから64型バルカー2隻受注、10年以上ぶり新造整備再開

 台湾船主シーウェイ・ナビゲーション(四維航業)はこのほど、大島造船所/住商マリンに6万4000重量トン型バルカー2隻を発注したと証券取引所に告示した。シーウェイは日本の造船所、商続き

2024年1月30日

今治造船、低CO2鋼の初採用船が竣工、ケープサイズに神戸製鋼の新型鋼板

 今治造船は25日、西条工場で建造した18万1000重量トン型バルカー“Cape Pleasure”を引き渡した。神戸製鋼所が開発した低二酸化炭素(CO2)高炉鋼材「Kobenab続き

2024年1月30日

国内造船、新造船建造量は底打ちも依然低水準、23年輸出通関9%増の908万トン

 日本の造船所の新造船建造量は底を打ったものの、依然として低水準となっている。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2023年1〜12月続き

2024年1月30日

中船澄西船舶修造、メタノール燃料バルカー初受注へ、中国造船所として初

 中国船舶集団(CSSC)グループの中船澄西船舶修造は、中国造船所として初めて、メタノール二元燃料の中型バルカーを受注するようだ。海外紙によると、米国に拠点を置くフォアモストグルー続き

2024年1月30日

古野電気、能登半島地震に義援金

 古野電気は25日、能登半島地震の被災者救援や被災地の復興に役立ててもらうため、日本財団を通じて、1000万円の義援金を拠出することを決めたと発表した。

2024年1月29日

アンモニア燃料の安全確保にめど、日本の海運・造船・エンジン・船級の連携生きる

 「つい先日まで、特に欧州ではアンモニアに対してネガティブな声もあったが、その理由が安全性の問題だった」(日本郵船・曽我貴也社長)。船舶のゼロエミッション燃料として期待がかかるアン続き

2024年1月29日

《シリーズ》舶用機器の勢力図、2スト主機の製造は日中韓が担う、エンジンメーカーは国内外とも集約の流れ

 船舶の脱炭素化や自動化、新造船需要の拡大予測など、事業環境が転換する中で、舶用業界ではメーカーの勢力図が変わりつつある。本シリーズでは、舶用機器ごとにメーカーの状況をまとめる。初続き