《連載》造船所の船型開発動向＜下＞
コンテナ船などで新燃料の採用加速

■コンテナ船はメタノール焚き150隻超 　大型化が加速した船種の代表的なものがコンテナ船だったが、大型化に歯止めがかかり、最大船型は２万4000ＴＥＵ級で打ち止めとなっている。その一方で、１万ＴＥＵ台や１万ＴＥＵ未満の中型船は船型のラインアップが多彩となっている。 　昨年来のコンテナ船の新造船商談での大きなトレンドとなったのが、メタノール燃料船の増加だ。2021年にマースクが世界初...