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該当記事:213件(201~213件表示)

2019年11月11日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏⑦、海運は従属産業ではない

 これまでの海運人生で、思い出に残る交友を振り返ってみる。今、手元には1万5千枚の名刺がある。管理職になって以降にもらった名刺の数だ。私のサラリーマン人生43年の中で、それ以上の多続き

2019年11月8日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏⑥、第一中央でぎりぎりの決断

 社長時代の一番苦しかった決断を振り返ってみる。社内で大きな議論になったのは、何といっても第一中央汽船の救済問題だった。第一中央の財務的困窮に関して、商船三井に法的責任はなかった。続き

2019年11月7日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏⑤、AIに海運経営はできず

 会社員の結果の評価軸には作為の成功、作為の失敗、不作為の成功、不作為の失敗、の4種類がある。ただ、不作為の成功は目に見えず、表に出てこない。作為の成功に対する評価が最も高く、逆に続き

2019年11月6日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏④、成果はヤマルとFSRU投資

 ここで将来の商船三井の成長に資する、成功したプロジェクトについて話したい。それはヤマルLNGプロジェクトへの参画と、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)プロジェクトの実現だ続き

2019年11月5日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏③、フリー船モデルから決別

 近年、海運市況のボラティリティは極めて高くなった。運賃先物取引が導入されてからだろうか。金融緩和で生み出された大量のマネーがマーケットに入ってくるなどし、変動幅を異常に大きくした続き

2019年11月1日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏②、海運経営の肝は投資判断

 社会にさまざまな企業や産業がある中で、それぞれがどうやってキャッシュフローを生み出しているのか、考えてみたことがある。  大きな規模で稼ぐ手法を類型化すると、1つ目が大量生産・続き

2019年10月31日

《連載》次代への戦訓/商船三井 武藤光一氏①、日本海運は円高との戦い

 連載企画『次代への戦訓』の第二回は、商船三井で社長、会長を務め、日本船主協会の会長にも就いた武藤光一氏。「海運経営の本質とは何か」「海運の収益性が低いのはなぜか」など、長年携わっ続き

2019年10月1日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏⑥、総合海運ではなく選択と集中で

 会社経営の面白さや難しさは色々ある。面白いことの1つは、投資規模が半端なく大きいということにあるのではないか。どれだけ賢くインベストメントするかということだと思うが、言うは易く行続き

2019年9月30日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏⑤、大型コンテナ船、自動車船を発注

 社長時代に一番苦しかった決断は何か。振り返ってみたい。真っ先に思い浮かぶのは12年度の労働組合との海運春闘における交渉だ。海運会社全体の中で一番低い賃上げに納得してもらった。それ続き

2019年9月27日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏④、突然の社長指名、嵐の船出

 2011年5月、経営環境が悪化する中での突然の社長交代だった。あの時の記者会見では「ナンバー2(副社長)としてトップになる覚悟はあった」と気丈に話していたが、正直、自分が社長にな続き

2019年9月26日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏③、ドライはプロ集団を目指せ

 ドライバルク事業の面白さについて、こういう言い方をすると反発があるかもしれないが、それは自己完結型で、シンプルで、結果がはっきりと出てくることだ。これが醍醐味だ。  海運ブーム続き

2019年9月25日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏②、船が足りなくなる恐怖感

 2003年後半から始まった海運ブーム前夜の様子を振り返りたい。  2000年前後に中国と日本の粗鋼生産量がほぼ一緒になった時期があった。中国がこれだけ鉄を造り出しているのに運賃続き

2019年9月24日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船・朝倉次郎氏①、船余りで原料輸送の地位低下

 海運不況開始から10年が経った今も海事産業はなお厳しい情勢が続いている。大きな浮き沈みを繰り返す市況の中で、海事産業が永続的に発展していくには何が必要なのか。われわれは、激動の最続き