「われわれの仕事は自ら荷動きを作り出すことはできませんが、日々モノの動きを追っていると世界情勢、世界の趨勢とリンクする部分があり、意義のある仕事だと思っています」と話すのは、飯野海…続き
「3年前に、海事産業将来像検討会の報告書をまとめましたが、環境は当時よりもさらに大きく変化を遂げています」と国土交通省海事局の田村顕洋船舶産業課長。当時から船舶が複雑化することは見…続き
ホーグオートライナーズの2023年1〜9月決算は自動車船の需給逼迫を背景に記録的な好業績となった。アンドレアス・エンガーCEOはオンライン決算説明で契約ポートフォリオの改善に取り組…続き
MOLケミカルタンカーズはシンガポールに本社を移転し11年となった。佐々明マネージングダイレクターは同地について「海運業に対し政府からの支援が厚く事業環境としては非常に恵まれていま…続き
「今年2月に市長に就任しましたが、就任後は北九州市を新たなステージに引き上げ、もう一度稼げる町にしようと、さまざまな取り組みを進めています」と強調するのは北九州市の武内和久市長。「…続き
沖電気工業はこのほど、固定式計測バージを33年ぶりに更新し、静岡県沼津市の内浦湾で稼働を開始した。森孝廣社長は、「当社は戦前からこの地で海洋事業を行っています。これまで漁協をはじめ…続き
海上保安庁の石井昌平長官は世界海上保安機関長官級会合であいさつし、「近年、自然環境の変化による災害の大規模化やAIなどの各種新技術の活用に起因するものを含む航行環境の著しい変化が世…続き
さまざまな業界の労使関係を研究している立教大学の首藤若菜教授。海運業界については「特殊な環境ということもあり、国際的なワークルールの整備が進んでいる印象です。トラックドライバーの改…続き
丸亀駅から車で10分ほどの距離に立地する内航造船所の興亜産業。「創業の地は高松ですが、2007年に本社と工場を丸亀に移転しました」と話す眞砂徹社長。丸亀は周辺に造船所も多く「将来の…続き
「海外に出張にいくと、街を走っている自動車がどの国のメーカー製かやEV(電気自動車)がどのぐらい走っているかといったことを見てしまいます」という、日本郵船で自動車事業本部長を務める…続き
「国際情勢がさまざまに変化する中で、港湾運送業は極めて重要になっています」。そう話すのは、千葉港セミナーの交流会に駆けつけた千葉県の熊谷俊人知事だ。ふ頭再編計画を通して千葉港の機能…続き
東京大学の社会連携講座「海事デジタルエンジニアリング(MODE)講座」が発足から1年。参加企業の研究者が集まり、モデルベース開発の導入に向けた基盤研究に取り組んでいる。「MODEは…続き
港湾貨物運送事業労働災害防止協会が開催した第60回全国港湾労働災害防止大会で、藤木幸太会長は、「近年は死傷者数の減少に陰りが見られるところ、本年はすでに2件の死亡災害が発生していま…続き
4年ぶりの「首都圏清水港セミナー」で、静岡県の森貴志副知事は「『東京時代から静岡時代』を目指しています」と述べた。「鎌倉時代、江戸時代など、時代は中心となる場所を表しています。差し…続き
米キャピタル・リンク社が東京で開催したフォーラムに登壇したエラスムス・シップインベスト・グループのジョン・スー社長CEO。「当社は船隊を多様化していますが、これはマーケットのトレン…続き
常石造船が、人工知能(AI)コンサルのJDSCとさまざまな協業を進めている。「協業では印象深いことが3つあります」と芦田琢磨取締役常務執行役員。合弁会社設立、インサイトセールス導入…続き
「ケープサイズでは新造発注が引き続き少なく、新造船の供給圧力は依然として弱いと認識しています。脱炭素の流れの中、足元で発注可能な代替燃料船の選択肢が限られているためです」と話すのは…続き
日本シップブローカーズ協会は業界関係者を招いての懇親パーティーを開催し、約300人が参加する盛大な会になった。毎年恒例の同会の開催をコロナ禍中は見合わせていたが、昨年3年ぶりに開催…続き
「8月末に、アイルランドのイベント会社スマートマリタイムネットワーク(SMN)が都内で開催した国際フォーラムの中で、ピッチコンテストを開催しました」と語るシップデータセンターの池田…続き
「下関港における国際物流の一番の担い手である沖合人工島・長州出島は、私が下関市長に就任した最初の年に起工式が行われました。そのため、わが子のように成長を慈しみながら見守ってきていま…続き