海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2019年10月4日

国交省、船員への産業医制度導入など議論、船員の健康確保で検討会

 国土交通省は9月30日、「第1回船員の健康確保に関する検討会」を開催した。海事業界関係者のほか、医療や通信分野の関係者なども委員として参加した。国交省からは検討事項の案として「船続き

2019年10月4日

青木国交副大臣、SOx規制、円滑対応に全力、戦略港湾政策を加速

 青木一彦国土交通副大臣(写真)は2日、就任会見を行い、来年1月から全海域で適用される船舶からの硫黄酸化物(SOx)排出規制強化に対して、「荷主、海運事業者をはじめとする関係事業者続き

2019年10月3日

マリーナベイ社、業容拡大、ギリシャ拠点開設へ、福島MDに聞く

 旧住友銀行、伊藤忠商事、三徳船舶で船舶ビジネスを経験してきた福島謙治氏。2014年にシンガポールで福島氏が立ち上げたマリーナベイシッピングの事業が軌道に乗ってきた。新造船プロジェ続き

2019年10月3日

日本郵船、レーザー施工のトヨコーに出資、メンテナンス新手法を海事分野で事業化

 日本郵船とトヨコー(静岡県富士市、豊澤一晃社長)は2日、資本業務提携を締結したと発表した。郵船はトヨコーに2億9400万円出資し、同社の持つレーザー施工技術「CoolLaser(続き

2019年10月3日

商船三井入社式で池田社長、人間力でナンバー1の総合海運企業に

 商船三井は10月1日付で24人の新入社員(海上新卒採用8人、陸上キャリア採用16人)が入社した。入社式で池田潤一郎社長は「ハード面での差別化が難しい海運業界の中で差をつけるのは、続き

2019年10月3日

川崎汽船、100年史発行、ホームページで公開、記念動画も配信

 川崎汽船は今年4月に創立100周年を迎えたことを記念して、社史『川崎汽船100年史』(写真左)と英語版社史『Voyaging Through Time』(写真)を発行し、ホームペ続き

2019年10月3日

日本郵船創業134周年で長澤社長、受け継いだDNAで難局乗り切る

 日本郵船の1日の創業134周年にあたって長澤仁志社長が同社グループの社員に向けてあいさつを行い、「われわれを取り巻く足元の事業環境は決して楽観できる状況ではない。しかし、われわれ続き

2019年10月3日

郵船、岩手で震災復興支援ボランティア

 日本郵船は2日、同社が2019年度に岩手県で実施した東日本大震災の復興支援ボランティア活動を明らかにした。8月9~11日にグループ社員とその家族によるボランティア活動、8月9~1続き

2019年10月3日

ブリタニヤP&I、シンガポール事務所を拡充

 ブリタニヤP&Iクラブは9月30日、シンガポール事務所を拡充すると発表した。同クラブのマネージャーであるティンドールライレー社が、シンガポールチームに4人の増員を行う。  シンガ続き

2019年10月2日

邦船各社、SOx適合油の本格搭載開始、遠距離・不定期船などで

 2020年1月にはじまる船舶燃料油の硫黄酸化物(SOx)規制への対応として、邦船各社はこのほど硫黄分0.5%の規制適合油の本船への補油を本格的に開始した。船種はさまざまで、航海日続き

2019年10月2日

《連載》エネルギー輸送が拓く未来④、再エネ・代替エネ分野の事業化へ、日本郵船・河野常務

 「従来は大量輸送サービスを、高い品質レベルを維持しながら価格競争力を伴って提供するのが当社の得意分野だった。環境問題への対応という大きな流れの中で、今後は再生可能エネルギーや代替続き

2019年10月2日

《連載》新時代の商社船舶④、住商は北欧舶用会社と提携、全商社が環境・デジタルに注力

■住商は環境に注力  住友商事が新機軸を打ち出した。従来のトレーディングや船舶保有事業とともに、環境やデジタル分野に注力していく。先日は、温室効果ガス(GHG)の削減目標など環境続き

2019年10月2日

NK、適合油切り替え注意点の冊子発行、予防策と対応策を取りまとめ

 日本海事協会(NK)は1日、来年からの硫黄酸化物(SOx)規制強化に向けて、「硫黄分0.5%適合油への切り替えに関する注意点」を発行した。規制適合燃料油への切り替え時に想定される続き

2019年10月2日

日生海運組合、久本理事長「地場産業の一役担う組合に」、岡山でセミナー懇親会

 岡山県備前市日生町などの船主で構成する日生地区海運組合は9月27日、岡山市内で第36回海運親睦セミナーと懇親会を開催した。懇親会であいさつに立った久本久治理事長(久本汽船社長)は続き

2019年10月2日

船員雇用促進センター、新スキーム第5期生は16人、海技大で出帆式

 日本船員雇用促進センター(SECOJ)は1日、海技大学校(兵庫県芦屋市)で「外航日本人船員(海技者)確保・育成スキーム」に基づいた2019年度出帆式を執り行った(写真)。新スキー続き

2019年10月2日

バハマ海事局、神戸で日本支所開設セミナー、迅速サービスをアピール

 船舶登録サービスを提供するバハマ海事局(BMA)は9月26日、日本支所(東京)の業務・メンバーを紹介するオープニング・セレモニーを神戸市内で開催した。来日したマネージング・ダイレ続き

2019年10月1日

《連載》船主、多様化の時代/名門船主対談<下>、環境コスト、船の陳腐化を懸念

■課題は用船短期化  ― 今後の船主業の課題について聞きたい。  長谷部 中長期と短期の課題がある。中長期的なところでは、船が自律運航船などになると、差別化がしにくくなるか続き

2019年10月1日

《連載》複雑化する船舶金融/船舶融資座談会<下>、日本海事クラスター維持へ尽力

■M&Aの選択肢なし  ― 船主業では次世代への事業継承も重要なポイントになる。金融機関としてどう見ているのか。  石井 船主にとって船舶保有は家業になる。家業を続けていく続き

2019年10月1日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 朝倉次郎氏⑥、総合海運ではなく選択と集中で

 会社経営の面白さや難しさは色々ある。面白いことの1つは、投資規模が半端なく大きいということにあるのではないか。どれだけ賢くインベストメントするかということだと思うが、言うは易く行続き

2019年10月1日

《連載》新時代の商社船舶③、丸紅は総合力を重視、双日、不定期船・舶用で独自性

■総合サービスを提供  保有船事業を拡大したり、プール事業に参入したりと、商社船舶の成長戦略の切り口は各社それぞれだ。その中で丸紅は特定分野の強化というよりも、サービスメニュ続き