海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2019年9月25日

海事産業トップら、国連で海運業の脱炭素策を表明、30年までにゼロエミ船実現

 ニューヨークの国連本部で23日に開かれた「気候行動サミット」で、海事産業を代表する企業の有志連合が各国首脳らを前にして海事産業の「脱炭素」の方針を表明した。IMO(国際海事機関)続き

2019年9月25日

ジブチ海賊対処活動「感謝の集い」、中島船協副会長「安全確保の事実と成果に感謝」

 日本船主協会、国際船員労務協会、全日本海員組合は20日、ジブチで海賊対処活動に従事する日本の関係者を招いて「感謝の集い」を開催した。自衛隊や日本大使館、JICAジブチ事務所、青年続き

2019年9月25日

船協/国船協/海員組合ジブチ訪問団、自衛隊活動拠点など訪問

 日本船主協会、国際船員労務協会、全日本海員組合の「ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動部隊への訪問団」は21日、海賊対処のためゾーンディフェンス(区域防護)任務のため当日出港した護衛続き

2019年9月25日

船協/国船協/海員組合訪問団、ジブチ港のコンテナTなど視察

 ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動部隊への訪問団は日程の最終日となる21日、ジブチ港のドラレコンテナターミナルや国際自由貿易区を視察、さらにアブハケール・オマール・ハディフリーゾー続き

2019年9月24日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船・朝倉次郎氏①、船余りで原料輸送の地位低下

 海運不況開始から10年が経った今も海事産業はなお厳しい情勢が続いている。大きな浮き沈みを繰り返す市況の中で、海事産業が永続的に発展していくには何が必要なのか。われわれは、激動の最続き

2019年9月24日

《連載》船主、多様化の時代/中小船主の生きる道、人脈、堅実な投資

 日本の中小船主が船隊整備に苦戦している。主力のバルカーで長期用船案件がなくなった上、需要のある短期用船では自己資金の積み増しに対応しにくいからだ。船種の多様化も簡単ではない。中小続き

2019年9月24日

《連載》エネルギー輸送が拓く未来②、川崎汽船・針谷専務

 「規模を追求するよりも、当社の事業運営を評価して頂く顧客とある程度の長期の案件に取り組んでいく」―。川崎汽船でエネルギー資源輸送事業ユニットを統括する針谷雄彦専務は同部門の事業方続き

2019年9月24日

ジブチ海賊対処拠点訪問団が到着、自衛隊・大使館関係者招き夕食会

 日本船主協会の中島孝副会長をヘッドとする「ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動部隊への訪問団」が19日、活動部隊の拠点であるジブチに到着した。同訪問団は2010年以降8回目で、現地で続き

2019年9月24日

JXTG、今年10月から適合油の供給開始

 JXTGエネルギー中央技術研究所は来年1月の硫黄酸化物(SOx)規制強化に向けて、硫黄分0.5%以下の規制適合油(適合油)を来月から供給する予定。同社は従来燃料(C重油)と適合油続き

2019年9月24日

アントワープ港が水素燃料タグ導入、CMBの中速エンジン一号案件

 アンワープ港は20日、世界初の水素焚きエンジン搭載タグボートの採用を決めたと発表した。ベルギーの海運グループCMBとABCエンジン社の合弁で開発を進めている中速水素燃料エンジン「続き

2019年9月20日

《連載》ニッポンの独立系船舶管理会社⑤、太洋産業貿易、「人」のサービス、自社育成に注力

 太洋産業貿易は横浜市に本社を置き船舶管理業、貿易業、小型潜水艇の製造販売業と幅広い事業を展開する。中核事業の1つである船舶管理・船員配乗業について、今田圭介社長(写真)が「モノの続き

2019年9月20日

《連載》再考・海事都市シンガポール⑥、MOLシップ・マネージメント・シンガポール、関根隆司MD

 MOLシップ・マネージメント・シンガポールは商船三井グループで自動車船とコンテナ船に特化したインハウスの船舶管理会社だ。2006年にシンガポールに設立された。18年に香港から管理続き

2019年9月20日

UKP&I、船員安全訓練に航空のノウハウ、民間訓練企業と協力

 UKP&Iクラブはこのほど、民間航空訓練企業のCAE社と船舶の乗組員の安全訓練で協力すると発表した。これによってUKP&Iのメンバーは、CAE社が提供する包括的な訓練(MCRM)続き

2019年9月20日

宮崎県・市、フェリー建造で公的支援を検討、宮崎カーフェリー新造船で

 宮崎県の河野俊嗣知事は12日、神戸/宮崎間を運航する宮崎カーフェリーの新造船建造に当たり、県として建造費用の一部を貸し付け、公的支援に乗り出すことを検討していることを明らかにした続き

2019年9月20日

日本財団支援の国際チーム、海底探査コンペ優勝で報告会

 日本財団は18日、日本財団が支援する国際チーム「GEBCO(大洋水深総図委員会)-日本財団Alumuni(アルムナイ)Team」が海底探査技術の国際コンペティション「シェル・オー続き

2019年9月20日

日本郵船、シンガポール潮流発電が運用開始

 日本郵船とグループの研究開発会社MTIが共同研究パートナーとして参画する「シンガポール・セントーサ島における潮流発電実証事業」が、17日に発電装置の運用を開始した。郵船が19日発続き

2019年9月20日

国交省、日中海運政策フォーラムを開催、シップリサイクル条約など議題

 国土交通省は19日、16日に中国・北京で日本と中国の海事関係当局や関係業界による「第6回日中海運政策フォーラム」を開催したと発表した。シップリサイクル条約について、中国側が条約締続き

2019年9月19日

《連載》エネルギー輸送が拓く未来①、環境変化が邦船に迫る選択

 エネルギー輸送を取り巻く環境は大きな変化に直面している。人口増加によってアジアを中心にエネルギー需要は増加傾向にあるが、地産地消の再生可能エネルギーの拡大と共に、海上輸送を生み出続き

2019年9月19日

《連載》船主、多様化の時代/船主・銀行対談<下>、リスクは多様、安定性確保が重要に

■LNG船保有にリスク  ― 円高推移を予想する声が多いが、今後の船主への影響は。  日野 保険や潤滑油などの費用の支払いをできる限りドルコスト化し、借り入れが唯一の円コス続き

2019年9月19日

《連載》ニッポンの独立系船舶管理会社④、ワールドマリン、船員配乗120隻、船主ごとにプール化

 船員配乗業からスタートしたワールドマリンは、テクニカルの船舶管理は現状の20隻規模を維持、船員配乗管理は徐々に拡大を図る方針だ。グループ会社に船主業の千葉商船があるが、船舶管理船続き