海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年3月5日

《連載》次代への戦訓/アンカー・シップ社 辻肇氏⑪、ソリューション事業の展開

 アンカー社は投資ファンド事業以外にも船舶金融を通じたソリューション事業も展開してきた。地方船主への支援はそのひとつ。船主の資金負担の軽減策として船舶をアンカー(ファンド)で保有、続き

2020年3月5日

《連載》船主、多様化の時代/徳島船主⑤宮和海運、バルカーに転換、多角経営でリスク低減

 徳島県・阿南の宮和海運は外航船主業でバルカーを主体に据える。外航に進出した当初はケミカル船やLPG船を保有し国内外の船社に貸船していたが、船員費高騰や長期不況を経験しバルカーへと続き

2020年3月5日

国交省、基本訓練の実証実験を実施、愛媛県消防学校で

 国土交通省はこのほど、愛媛県松山市の愛媛県消防学校でSTCW条約に基づく基本訓練の実証実験を行った。受託事業者は日本船舶職員養成協会。基本訓練は実地訓練施設を新しく整備することが続き

2020年3月5日

海事振興連盟/海洋立国懇話会、内航海運の現状テーマに勉強会開催

 海事振興連盟と海洋立国懇話会は28日、都内で「第168回年齢制限のない若手勉強会」を開催した。流通科学大学の森隆行教授(写真)が,、「内航海運・フェリー業界の現状と課題」と題して続き

2020年3月5日

内航海運研究会、内航海運フォーラムin東京2020を開催

 内航海運研究会は2月28日、都内の海運ビルで内航海運フォーラムin東京2020を開催した。後援は日本内航海運組合総連合会。学識経験者が「内航海運における輸送需要量の推計」、「内航続き

2020年3月5日

ジャンボ、欧州洋上風力向け輸送契約、3000トン吊り重量物船投入

 オランダの重量物船社ジャンボは2日、韓国の大宇造船海洋との間で、デンマークの電力会社エルステッドのホーンシー2洋上風力発電所建設に関するサポート契約を締結したと発表した。  ジ続き

2020年3月5日

海上保安庁、国際航路標識協会が国際機関化、外交会合の結果を公表

 海上保安庁は2日、国際航路標識協会(IALA)の国際機関化が決定したと発表した。2月25日~28日にかけてマレーシアのクアラルンプールで行われたIALAの国際機関化に関する外交会続き

2020年3月5日

日本郵船、3度目の「なでしこ銘柄」選定

 日本郵船は3日、東京証券取引所と経済産業省が共同で選定する令和元年度「なでしこ銘柄」に選定されたと発表した。多様な人材の活躍を促進する取り組みが評価された。2014年度以来、3度続き

2020年3月5日

リスカ、オスロに新事務所を開設

 リベリア船籍の登録業務を手がけるリスカは、このほどノルウェーのオスロに新事務所を開設した。リスカはフルサービスを提供するローカルオフィスの開設に力を入れ、2019年7月には今治事続き

2020年3月4日

新型肺炎、船主経営にも試練、修繕ヤード確保難、用船者リスクにも警戒

 新型コロナウイルスの感染拡大が、国内船主(船舶オーナー)の経営にも影を落としている。直接影響が出ているのが、中国への依存度が高い修繕ヤードの確保。元々逼迫していた修繕ヤードの需給続き

2020年3月4日

《連載》次代への戦訓/アンカー・シップ社 辻肇氏⑩、業界への浸透、変化対応でファンド事業が進化

 こうして船舶投資ファンド事業がスタートしていくわけである。中国ブームで海上物流が伸びていく中、船台の取り合いになるほど船舶の需要は旺盛であった。しかしながらいくら需要が見込めると続き

2020年3月4日

国交省、バングラデシュと韓国を対象に追加、外国人船員の能力確認制度で

 国土交通省はこのほど、外国人船員が外航日本籍船に乗り組むのに必要な大臣承認制度で、船員の実務能力を社船の船長が確認するしくみ(船長実務能力確認制度)の対象国に、バングラデシュと韓続き

2020年3月4日

商船三井、FSRUの再ガス冷熱発電がAIP、燃料消費・CO2の半減効果

 商船三井は3日、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)向けのLNG「再ガス冷熱発電」システムが設計基本承認(AIP)を取得したと発表した。このシステムではFSRUの再ガス化プ続き

2020年3月4日

日本気象協会、海事向けに気象海象予測データ提供、「POLARIS」に新サービス追加

 日本気象協会は3日、海事産業向け気象海象データサービス「POLARIS」(ポラリス)に2つの新サービス「POLARIS Forecast」(気象海象予測データ)と「POLARIS続き

2020年3月4日

国交省、発電施設の技術基準を改正、浮体式洋上風力

 国土交通省は3日、浮体式洋上風力発電施設の安全性を確保する、浮体式洋上風力発電施設技術基準を改正したと発表した。同日から適用される。国交省は改正によって浮体式洋上風力発電施設の建続き

2020年3月4日

日本クルーズ&フェリー学会、新型肺炎の客船内拡大の対応で勉強会

 クルーズ客船“ダイヤモンド・プリンセス”で新型コロナウイルスの肺炎感染が拡大したことを受けて、日本クルーズ&フェリー学会は24日、船内での感染拡大への対応で勉強会を開催する。共催続き

2020年3月4日

東京MOU、2019年集中検査の中間結果を公表

 アジア太平洋地域のPSC(ポート・ステート・コントロール)協力組織である東京MOUは2日、昨年9月1日から11月30日にパリMOUと合同で実施した「非常システム及びその手順に関す続き

2020年3月4日

MHIヴェスタス、台湾に洋上風車62基

 MHIヴェスタスは2日、台湾の洋上風力発電プロジェクト向けに定格出力9.5MW(メガワット)の風力タービンを62基受注したと発表した。同社がアジア・太平洋地域で初めて取り組むプロ続き

2020年3月4日

蘭シフ社、秋田・能代の洋上風力に基礎構造供給

 海洋構造物の基礎構造などを手掛けるオランダのシフ社(Sif)は2日、秋田県秋田港、能代港の洋上風力発電プロジェクトに風車の基礎構造物であるモノパイルとトランジションピースを供給す続き

2020年3月3日

《連載》次代への戦訓/アンカー・シップ社 辻肇氏⑨、アンカー社誕生

 当時、国内には本格的な船舶投資ファンドは存在しなかった。しっかりした船主が大勢いるし、またリース会社もあったので、それで船舶のオーナーはまだ足りていたのだろう。しかし、だんだんと続き