海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年3月16日

SOx全海域規制の業界対応が一段落、燃料需給正常化、品質問題も軽微

 船舶燃料の硫黄酸化物(SOx)全海域規制が発効してから2カ月以上が経過し、規制適合油(VLSFO)への一斉切り替えで一時品薄になった燃料油の調達はほぼ平常時に戻った。また、これま続き

2020年3月16日

三井住友信託、ポセイドン原則に署名、アジア初、21年度からGHG削減貢献度算定

 三井住友信託銀行は13日、IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果ガス)排出削減目標達成を支援する金融機関の自主的協定「ポセイドン原則(Poseidon Principles)」続き

2020年3月16日

日本郵船、世界初、洋上で電子通貨が流通、「MarCoPay」で

 日本郵船は13日、船員向け電子通貨プラットフォーム「MarCoPay(マルコペイ)」を通じて世界で初めて洋上で電子通貨が流通したと発表した。航海中の船上で船員がMarCoPayを続き

2020年3月16日

IMO/MEPC75延期、EEDI採択やGHG議論持ち越し、時期は未定

 IMO(国際海事機関)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、3月30日~4月3日に開催予定の第75回海洋環境保護委員会(MEPC75)の延期を決定した。前週に予定していた中続き

2020年3月16日

東京MOU、PSC検査指針を策定、新型コロナウイルス感染拡大で

 アジア太平洋地域のPSC(ポート・ステート・コントロール)協力組織である東京MOUは12日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、条約要件の取り扱いに関するPSC検査指針を策定したと続き

2020年3月13日

<コロナショック>《連載》新型肺炎問題の契約上の留意点<上>、用船契約はオフハイヤーと非安全港が焦点

 新型コロナウイルス感染拡大問題による社会や企業活動の混乱によって、船舶の運航や船舶の建造契約、中古船売買などの遅延その他の影響が発生もしくは今後発生することが懸念されている。この続き

2020年3月13日

IMO、開催予定の会議を延期、新型コロナウイルスの影響で

 IMO(国際海事機関)はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、3月に開催を予定していた会議の延期を発表した。英国の新型コロナウイルスへの対策プランなどを考慮しての決続き

2020年3月13日

韓国、海上旅客に特別雇用支援、新型肺炎の影響で

 韓国海洋水産部は11日、新型コロナウイルス感染拡大による被害が集中している業種の1つとして、外航・内航の海上旅客運送事業が「特別雇用支援業種」に指定されたと発表した。指定を受けた続き

2020年3月13日

川崎近海、宮蘭航路が17日から再開

 川崎近海汽船は10日、宮古・八戸/室蘭フェリー航路の運航船“シルバークィーン”が17日宮古発便から復帰し、航路を再開すると発表した。同船は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するた続き

2020年3月12日

日本気象協会の担当者に聞く、海運支援新サービスの特徴紹介

 海運業界向けの新サービス「POLARIS Forecast」(気象海象予測データ)と「POLARIS Navigation」を発表した(航海計画支援サービス)日本気象協会の佐藤淑続き

2020年3月12日

<コロナショック>船舶管理、修繕・訪船など影響、SI・船員の移動制限で

 感染国との間の人の移動が制限されることによる船舶管理実務への影響は大きい。船舶管理監督(SI)による訪船や修繕ヤードの立ち合い、乗船前の打ち合わせ時の船員の移動などがしにくくなる続き

2020年3月12日

<コロナショック>各船社、中韓からの旅客船便が停止へ、政府による入国制限強化で

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は9日から入国制限を強化し、中国・韓国との船舶による旅客運送を停止した。既に日中フェリーは2月までに海上旅客運送を当面の間休止して続き

2020年3月12日

海外オフショア支援船社、19年通期決算、最終赤字が継続

 オフショア支援船(OSV)事業を主力とする海外船社の2019年通期決算は赤字決算が続いた。  米国のタイドウォーターは18年11月に同業の米ガルフマークと合併し、OSVの分野で世続き

2020年3月12日

阪九フェリー“せっつ”、初入港歓迎式典、神戸航路に24年ぶり新船就航

 阪九フェリーの新造船“せっつ”(1万6292総トン)が11日、神戸港六甲アイランドに初入港した。これを受けて、神戸市は船内で歓迎セレモニーを開催した。同船は2月27日竣工、新門司続き

2020年3月12日

超党派の議員連盟、病院船導入を防衛相に申し入れ、新型コロナ拡大で

 超党派の「病院船・災害時多目的支援船建造推進議員連盟」(衛藤征士郎会長)は9日、新型コロナウイルスの感染拡大などを受け、河野太郎防衛大臣に病院船建造を求める申し入れを行った。これ続き

2020年3月12日

鶴丸海運船長、唐津海上技術で講演

 九州地区船員対策連絡協議会は先月18日、国立唐津海上技術学校で内航海運講座を開催した。1~2年生71人が出席。鶴丸海運の東信弘船長が内航海運の現状や実務について講演した。同協議会続き

2020年3月11日

<原油急落>適合油価格、1日で100ドル超下落、SOx規制の経済的インパクト緩和

 原油価格の急落を受けて船舶燃料油(バンカー)価格が大きく値下がりしている。今年開始の硫黄酸化物(SOx)規制に適合した硫黄分0.5%の重油(VLSFO)価格は、シンガポール積みで続き

2020年3月11日

《連載》船主税務トピックス⑩、課税リスクの分析(船舶共有スキーム<3>)、税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義氏

■圧縮記帳制度  本件は共有スキームのデメリットと言えるが、共有船舶を売却した場合に生じた利益のうち、国内船主の本船所有持分については、措法65の7以下の「特定の資産の買換え続き

2020年3月11日

<原油急落>国内フェリー、原油安で運航コスト減少を歓迎、新型肺炎で需要減長期化を懸念も

 国内フェリー会社は原油安の動きを歓迎している。今年から始まった硫黄酸化物(SOx)の排出規制強化を受けて、長距離フェリーなどこれまで高硫黄C重油を使っていた船舶の多くは規制適合油続き

2020年3月11日

<原油急落>海運各社、燃料調達、価格・量がポイント

 原油価格下落に伴って船舶燃料油(バンカー)価格が低下する中、海運各社は4月以降の燃料調達を進めていく。今後の燃料調達で硫黄分0.5%の低硫黄燃料(VLSFO)をどのような価格で調続き