海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年4月23日

川崎汽船、国連グローバル・コンパクトに署名

 川崎汽船が国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に署名し、4月20日付で参加企業として登録された。また、日本におけるローカルネットワークである「グローバル・コンパクト・ネッ続き

2020年4月23日

三井海洋開発のFPSOボンド、米金融誌から表彰

 三井海洋開発は21日、ブラジル向けのFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)チャーター事業に関して昨年発行したプロジェクトボンドが、米国の金融業界誌マリンマネーが決定する続き

2020年4月22日

IMO/WCO、税関・港湾当局に向け声明、入港拒否の緩和など要望

 IMO(国際海事機関)とWCO(世界税関機構)は17日、各国の税関・港湾当局に向け、新型コロナウイルス感染拡大防止の一環で行われる入港拒否や港湾の閉鎖により、海上輸送を不用意に阻続き

2020年4月22日

<コロナに打ち克つ>物流維持で困難な局面に立ち向かう、飯野海運・當舍裕己社長

 ― 新型コロナウイルス問題による海事産業への影響として特に懸念していることや、それに対して取り得る対策は。  「感染拡大に伴う世界経済の失速や、世界全体の荷動き減少を懸念してい続き

2020年4月22日

<緊急調査・海事産業のコロナショック>船舶燃料、需要見直しの必要性も、供給者・利用者が双方が経営注視

 新型コロナウイルス問題によって、船舶燃料の調達の現場で大きな混乱は生じていないようだ。ただ、今後、海運会社らユーザーは燃料の需要予測の見直しを迫られる可能性がある。また、一部では続き

2020年4月22日

瀬野汽船、従業員などにマスク提供

 瀬野汽船(愛媛県今治市)は、新型コロナウイルス対策として船主部門、フェリー部門(四国開発フェリー)の船員を含むグループ従業員とその家族に対してマスクを提供している。同社では本社で続き

2020年4月22日

戦没・殉職船員追悼式、新型コロナで延期

 日本殉職船員顕彰会(工藤泰三会長)は、6月4日に開催する予定だった「第50回戦没・殉職船員追悼式」を、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえて延期することを決めた。同続き

2020年4月22日

“飛鳥Ⅱ”、新型コロナ収束祈念し横断幕

 郵船クルーズが運航する客船“飛鳥Ⅱ”は大改装を終えて今月初めに母港横浜へ帰着した後、大桟橋で横断幕を掲げるなどして、新型コロナウイルス感染拡大防止、収束に続き

2020年4月22日

チャートワールド、カナダの海図販売会社買収

 電子海図などを手掛けるチャートワールド(ドイツ)は1日、電子海図や書籍、紙海図の提供などを手掛けるマリタイム・サービシーズ(カナダ・バンクーバー)を買収したと発表した。サービスを続き

2020年4月21日

<コロナショック>船舶融資、姿勢に変化か、国内船主向け、条件悪化などで

 金融機関の融資姿勢が厳しくなったと感じる国内船主(船舶オーナー)が増えている。「コロナショック」前の昨年後半頃からこうした指摘が増えてきた。背景にあるのは一部金融機関の姿勢変化に続き

2020年4月21日

《連載》脱炭素技術、本命は⑩、自然エネルギー、補助動力の切り札、風力船は計画多数、波力も浮上

 自然エネルギーを船舶に活用する手段は複数ある。風力や波力などを直接推進に利用する方法と、太陽光発電のように自然エネルギーを電力などに転換して推進エネルギーに活用する方法だ。  続き

2020年4月21日

欧州港湾協会/FEPORT、EC提案の指定港に反対、船員交代問題で

 欧州港湾協会(ESPO)と港湾事業者団体のFEPORT(the Federation of European Private Port Operators)は17日、欧州のすべて続き

2020年4月21日

<コロナに打ち克つ>コロナ後を見据え準備、アンカー・シップ・パートナーズ・篠田哲郎社長

 ― 新型コロナウイルスの感染拡大で思うことは何か。  「現在の当社業務を運用と調達に分けると、運用側は大きく分けて一般商船の保有と郵船クルーズへの関与に分かれる。言わずもがなだ続き

2020年4月21日

フィリピン“検疫船”2隻導入、帰国の船員ら海外労働者対象

 フィリピン運輸省(DOTr)はこのほどフェリー会社2GOシッピングと連携し、“検疫船”2隻を用意したことを明らかにした。新型コロナウイルス対策で、帰国した船員を含む海外労働者らは続き

2020年4月20日

商船三井、洋上風力作業支援の専用船に参入、台湾でオーステッドに最長20年貸船

 商船三井は洋上風力発電に関する特殊船の分野で新たな事業に参入する。洋上風力発電所のメンテナンス作業支援に特化した「サービス・オペレーション・ベッセル(SOV)」と呼ばれる専用船を続き

2020年4月20日

《連載》脱炭素技術、本命は⑨、CO2船上回収、構想が始動、実現なら排出マイナスも可能、コストや制度課題

 船舶からの温室効果ガス(GHG)の排出をいかに減らすかというテーマに対しては、水素やアンモニアなどの脱炭素燃料を使うアプローチだけでなく、従来型燃料などを使いつつ排出されたCO2続き

2020年4月20日

ICS/IATA、船員交代のための空港指定を要請、新型コロナウイルスの影響で

 国際海運会議所(ICS)と国際航空運送協会(IATA)は15日、各国政府に向けて、船員交代や船員の本国への帰還を容易に実施するための空港を指定するよう要請した。新型コロナウイルス続き

2020年4月20日

MHIヴェスタス、アジア太平洋事業を強化

 洋上風力発電設備事業のMHIヴェスタスはアジア太平洋地域での事業拡大に対応するため、同社の最高戦略責任者を務めた山田正人氏をアジア太平洋地域リージョナルマネジャーに任命した。16続き

2020年4月20日

シンガポール海事港湾局、船員の証書を延長

 シンガポール海事港湾局(MPA)は10日、4月1日から10月1日までに有効期限が終了する、STCW条約4条に関連する証書などの有効期限を延長できる可能性があると発表した。船員がM続き

2020年4月17日

<コロナショック>船舶の売買機能が停止、新造発注から中古船、解撤まで

 コロナショックで船舶の売買機能がすべての段階で停止した。海運市況の暴落などでフェアバリュー(適正価格)が見出せず、市場が凍り付くことは以前からあったが、今回は「ヒト」の移動制限と続き