海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年8月27日

星港積みバンカー、高硫黄油が24%、SOx規制開始後最高、スクラバー搭載船増加で

 ボルチック国際海運協議会(BIMCO)のレポートによると、シンガポールの船舶燃料油(バンカー)販売量に占める高硫黄重油(HSFO)の割合が7月に24%(98万8000トン)となり続き

2020年8月27日

東京国際クルーズターミナル、小池都知事が内覧、「おもてなしの精神に満ちた造りに」

 東京港の新たな客船ターミナル「東京国際クルーズターミナル」が9月10日に開業する。開業に先立ち今月26日、完成披露内覧会を実施し、小池百合子都知事が視察した。同ターミナルは世界最続き

2020年8月27日

飯野海運、出社率30%の勤務体制、9月末まで継続

 飯野海運は26日、新型コロナウイルスへの対応について、出社率を30%とする現在の勤務体制を9月30日まで継続すると発表した。足元の感染状況に鑑みて決定したもの。対象者は飯野海運本続き

2020年8月26日

モーリシャス沖事故、船体前方の海没投棄が完了

 長鋪汽船は25日、モーリシャス沖での“Wakashio”座礁・油濁事故で、離礁に成功した船体前方部分について24日に当局が指定した海域で海没し投棄を完了したと発表した。21日にモ続き

2020年8月26日

ITF、船員交代の重要性を改めて強調、モーリシャスでの事故を受けて

 国際運輸労連(ITF)は21日、モーリシャス島沖で発生した鉄鋼原料船“Wakashio”の座礁・油濁事故を受け、同船に新型コロナウイルスの影響で通常の契約期間を超えて長期乗船する続き

2020年8月26日

京都府、新日本海フェリーに感謝状贈呈、舞鶴港就航50周年を記念

 新日本海フェリーが1970年(昭和45年)8月4日、舞鶴/小樽間に第1船“すずらん丸”を就航させてから、今年50周年を迎えたことを記念し、京都府の西脇隆俊知事は同社の入谷泰生社長続き

2020年8月26日

政府、モーリシャス派遣の1次隊が帰国

 モーリシャス沿岸で座礁したばら積み船“Wakashio”による油流出事故を受け、8月10日からモーリシャス共和国へ派遣されていた国際緊急援助隊・専門家チーム1次隊が2次隊に業務を続き

2020年8月25日

《連載》コロナの時代(29)【船舶管理】、共感、説明責任、対話のスタンスで、OSMシップマネージメント(シンガポール)/シュプリート・シンマネージング・ダイレクター

 ノルウェーの船舶管理大手OSMマリタイム・グループのシンガポール法人、OSMシップマネージメント(OSMシンガポール)のシュプリート・シンマネージング・ダイレクターは、新型コロナ続き

2020年8月25日

郵船、重大事故対応訓練を実施、オンラインツールも活用

 日本郵船は21日、安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」活動の一環として重大事故対応訓練を実施した。24日発表した。同社が運航する大型ばら積み船が津軽海峡で旅続き

2020年8月25日

JERA、石狩湾沖で洋上風力、環境アセスメント実施

 JERAは24日、計画する北海道石狩湾沖での洋上風力発電所の建設について、環境アセスメントの最初の段階である「計画段階環境配慮書」を経済産業大臣に送付した。同日発表した。同社が洋続き

2020年8月25日

サウジアラビア、スクラバー排水禁止、オープンループ式の制限、じわり拡大

 サウジアラビアは、同国の港におけるオープンループ式硫黄酸化物(SOx)スクラバーからの洗浄水の排水を禁止する。これに従い、オープンループ式スクラバーを利用する船舶は、規制海域に入続き

2020年8月25日

モーリシャス座礁、船体前方が離礁、用船者の商船三井、派遣人員を増員

 モーリシャス沖の“Wakashio”座礁・油濁事故について、船主の長鋪汽船、用船者の商船三井は21日、それぞれ現地の状況を明らかにした。2つに分断された本船は19日に船体前方部分続き

2020年8月25日

JRTT、旅客船のコロナ対策、HPで紹介、共有船主など17事業者

 鉄道・運輸機構(JRTT)はこのほど、ホームページ(HP)に「新型コロナ対策のお役立ち情報集」(https://www.jrtt.go.jp/ship/technology/co続き

2020年8月25日

ゲンティン香港、コロナ禍で債務返済を一時停止、客船運航停止響く

 アジアでクルーズやリゾート事業を展開するゲンティン香港は19日、債権者へのすべての支払いを一時停止すると発表した。同社傘下のゲンティン・クルーズラインは、スタークルーズ、ドリーム続き

2020年8月25日

長距離フェリー、7月は旅客61%減、トラック11%減

 日本長距離フェリー協会が公表した7月の輸送実績は、旅客が前年同月比61%減の9万8306人、乗用車が37%減の4万6702台、トラックが11%減の10万87台だった。新型コロナウ続き

2020年8月25日

国交省内航統計5月、19%減

 国土交通省総合政策局が20日発表した5月の内航輸送統計月報によると、総輸送量は前年同月比19.1%減の2198万4000トンだった。トンキロベースでは14.9%減の115億730続き

2020年8月24日

《新連載》世界を覆う自国主義①、知恵と工夫で参入可能、邦船社のLNG船・海洋事業

 コロナ禍によって自国優先主義が加速しそうだ。世界を相手にビジネスをする海事産業にも大きな影響を与えかねない。邦船社が成長分野と位置付けるLNG船、海洋事業の主戦場は海外、中でも自続き

2020年8月24日

<DIGITAL×Shipping>日本郵船、陸上から機関プラント異常を早期発見、フィリピンに集中監視センターを開設

 日本郵船はフィリピン・マニラの船員研修施設内に船舶の機関プラントの状態を集中管理する新たな施設「リモート・ダイアグノスティック・センター(RDC)」を開設した。21日発表した。本続き

2020年8月24日

《連載》コロナの時代(28)【船舶管理】、船員のケアに注力、新常態にうまく対処、エグゼクティブ・シップマネージメント/S・Pシン・マネージング・ダイレクター

 シンガポールの船舶管理会社エグゼクティブ・シップ・マネジメント(ESM)のS・Pシン・マネージング・ダイレクターは、新型コロナウイルスの感染拡大により「成長見通しに若干混乱はある続き

2020年8月24日

海保庁第9管区、自律型海洋観測装置を改良、データ取得や安全航行の実現へ

 第9管区海上保安本部(新潟市中央区)が、通年の海上気象の観測に向け、「自律型海洋観測装置(AOV)」を改良した。今年9月から佐渡沖で運用をスタートする。データは第9管区のホームペ続き