海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年10月26日

米国寄港船にCO2排出量報告義務、下院に法案、船社の自主的な速度制限も

 海外紙によると、米国の下院で、米国の港を使用する船舶に二酸化炭素(CO2)排出量報告を義務付ける法案が提出された。また同法案では、海運会社に対して自主的に船舶の最高速度を12ノッ続き

2020年10月26日

国際P&Iグループ、健康状態への懸念を表明、船員交代問題で

 日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&I)などが加盟する国際P&Iクラブグループ(IG)はこのほど、新型コロナウイルスの世界的流行で乗組員の雇用が長期化し、船員の精神面での悪影響続き

2020年10月26日

本紙セミナー週間、第5弾プログラム決定、SAYFR/双日マリン・東洋船舶

 海事プレス社が主催する「海事プレス セミナーウィーク」の第5弾プログラムが決定した。11月20日に開催する5日目のプログラムとして、午前の部でSAYFR(セイファー)による講演、続き

2020年10月26日

郵船、仏船舶管理会社を完全子会社化、トタルからガスオーシャン株式取得

 日本郵船はフランスの船舶管理会社ガスオーシャンの全株式を石油・ガスメジャーのトタルから取得し、完全子会社化した。23日発表した。ガスオーシャンは仏マルセイユでLNG船6隻の船舶管続き

2020年10月26日

国交省、船員向けの産業医制度などを導入、船員の健康確保で

 国土交通省は23日、交通政策審議会海事分科会第129回船員部会を開催した。21年度の海事関係予算概算要求について説明があったほか、船員向け産業医の導入などを盛り込んだ「船員の健康続き

2020年10月23日

《連載》船主と中古船<上>、国内船主、中古船の市場購入が増加へ、投資案件不足を打開

 マーケットから中古船を購入する国内船主(船舶オーナー)が今後増えそうだ。新造船志向が強く、中古船の売り手としての存在感が圧倒的に大きいが、投資案件不足の打開策の1つとして中古船が続き

2020年10月23日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 村上英三氏⑤、前例踏襲ではなく改革を

 尊敬している先輩は数多い。皆さんにいろいろ教えてもらったし、可愛がってもらった。先輩には非常に恵まれた。川崎汽船は社風として意見をしっかり言えるし、その意見をしっかり聞いてもらえ続き

2020年10月23日

川崎汽船、LNG船員のオンライン研修が認証、DNVGLから

 川崎汽船の東京・町田の川崎汽船研修所はLNG船の船員向けのオンライン研修がノルウェーの認証機関DNVGLから認証を取得した。22日発表した。DNVGLによる船員向けオンライン研修続き

2020年10月23日

<DIGITAL×Shipping>関西電力、洋上風力にドローン・AI活用、運用・維持管理を迅速化・効率化へ

 関西電力は20日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による国内洋上風力発電所の発電・運転維持コストの低減につなげる研究開発事業に採択され、ドローンとAI画像解析を活用続き

2020年10月23日

国交省、新たに14隻に最高ランクを付与、内航船省エネ格付制度で

 国土交通省は22日、船舶の省エネ・省CO2排出効果を「見える化」し、それを評価する「内航船省エネルギー格付制度」で、新たに14隻に最高ランクの格付けを付与したと発表した。3月に同続き

2020年10月23日

EU、規制適用免除の可能性も、シップリサイクル地域規制で指針

 欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、EUのシップリサイクル規制(EUーSRR)に関するガイドラインを発表した。新型コロナウイルスの影響を考慮して、12月31日以降船舶にインベン続き

2020年10月23日

インマルサット/KDDI/JSAT、ウェビナーで船陸間通信サービス紹介

 英国衛星通信大手インマルサットとKDDI、JSAT MOBILE Communicationsは、21日に船陸間通信サービスに関するウェブセミナーを開催した。インマルサット六本木続き

2020年10月23日

国交省内航統計7月、17%減

 国土交通省総合政策局が20日発表した7月の内航輸送統計月報によると、総輸送量は前年同月比17.2%減の2464万7000トンだった。トンキロベースでは14.4%減の126億570続き

2020年10月23日

南海フェリーが運賃半額キャンペーン

 和歌山港/徳島港間でフェリーを運航する南海フェリー(阪田茂社長)は今月から、乗用車で同社フェリーに乗船して県内で宿泊した乗客に対し、運賃を最大で半額にするキャンペーンを開始した。続き

2020年10月22日

《連載》船主調査⑨、用船先、海外オペにシフト、邦船社軸の船主は少数派に

 国内船主(船舶オーナー)の用船先は、過去数年間で全体では国内外比率が逆転した可能性が高い。いまや船主の主力取引先は海外オペレーターになりつつある。今後の用船先については、大半の船続き

2020年10月22日

《連載》次代への戦訓/川崎汽船 村上英三氏④、米英駐在で多くを学ぶ

 私は昭和50年(1975年)に川崎汽船に入社した。その頃はオイルショックの後だったので就職先が少なかった。海運会社を志望したのは神戸で生まれ育ったので、近くに川崎重工、川鉄があっ続き

2020年10月22日

《連載》スモールスケールLNGの胎動<下>、需要規模に疑問符、規制面も課題多く

 国内外で検討が進むスモールスケールLNGだが、一方で課題も少なくない。最大の課題は、将来的な需要規模がどこまで見込めるかが不透明な点だ。  LNG輸送は、あくまで専用船による大続き

2020年10月22日

神戸港、客船“飛鳥Ⅱ”、トライアルで入港、感染対策合同訓練を実施

 神戸ポートターミナルに20日、郵船クルーズの客船“飛鳥Ⅱ”が入港した。同船は新型コロナウイルス感染症対策をとってトライアルクルーズを実施。港の受け入れでは続き

2020年10月22日

郵船出光グリーンソリューションズ、ボイラ制御最適化システムが海外初採用、台湾向け

 日本郵船グループと出光興産が出資する郵船出光グリーンソリューションズ(本社=東京、土屋恵嗣社長)は21日、台湾プラスチック社(フォルモサ・プラスチックス)とボイラ制御最適化システ続き

2020年10月22日

郵船・川汽・JERAなどの“かぐや”、国内初、LNG燃料をSTSで供給、自動車船に

 日本郵船、川崎汽船、JERA、豊田通商の合弁会社によるシップ・ツー・シップ(STS)の船舶向けLNG燃料供給が中部地区で開始された。21日に発表した。3500立方㍍型のLNG燃料続き