2026年4月23日無料公開記事SEAJAPAN2026

【Sea Japan 2026】
過去最大規模で開幕
デジタルや海洋の併催展も

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 国際海事展「Sea Japan 2026」が22日に東京ビッグサイトで開幕した。国内外の企業が脱炭素やDXなど最新の技術・製品を展示する。日本が造船の建造量大幅増を目標に掲げたことも影響し、出展社数は約600社と過去最大を記録。デジタルに特化した併催展や、次世代の人材確保を目指す「学生Day」など初めての取り組みもあり、海事展として領域が広がっている。
 22日朝に開かれた開会式では、主催者インフォーママーケッツジャパンのクリストファー・イブ社長が「今年のSea Japanは会場面積、参加企業数、セミナーなどのコンテンツ数も最大規模だが、日本国内の海事産業への関心も最大レベルになっている。業界内外の関心の高まりにより、素晴らしいSea Japanになるだろう」とあいさつ。また国土交通省の酒井庸行副大臣が「今回から新たに『Digital Solution Square』という展示エリアが加わると伺った。人手不足や技能継承などの課題に直面する中で、デジタル技術の活用による生産性向上が重要なテーマになってきた。本展示エリアで紹介される多岐にわたるデジタル技術が海事業界の課題解決に寄与し、将来にわたりビジネスの発展を支える原動力になることを期待している」と語った。その後、各海事業界団体トップなど約20人によるテープカットが行われた。
 今年のSea Japanは東京ビッグサイトの中で、例年の東展示棟から西展示棟に会場を移し、1階の西1・2ホールと4階の西3・4ホールの計4ホールとアトリウムも使った、過去最大規模の展示スペースで開催している。
 展示は、日本海事クラスターによる「ジャパンパビリオン」を中心に国内外の海事関連企業が出展。中国とデンマーク、ドイツ、韓国、オランダ、ノルウェー、スイスがナショナルパビリオンを展開する。
 前回から始まった併催のオフショア・港湾技術展「Offshore & Port Tech」では、浮体式洋上風力発電や港湾脱炭素化などにフォーカスし、関連企業などが出展する。また、今回初めてデジタル分野にフォーカスした「Digital Solution Square」も開催。生産性向上や働き方改革など、業界の課題に対応したデジタル技術とソリューションを紹介する。
 会期中は、国内外の最新情報に関するセミナーなどが連日開催される。海事プレスによる「Sea Japan フォーラム」をはじめ、100セッション超のセミナーが予定されている。
 また今回は初めて、会期3日目が「学生Day」と設定された。次世代の海事産業の人材確保を目的に学生を対象としたイベントを企業ブースなどで展開する。

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