2024年7月5日無料公開記事洋上風力発電

台湾の浮体式洋上風力で戦略的提携
GF、IXリニューアブルズと

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 太陽光発電や風力発電事業を手掛けるGFは6月28日、オランダのIXリニューアブルズとの間で、台湾での浮体式洋上風力発電事業における戦略的提携に合意したと発表した。台湾初の浮体式洋上風力プロジェクト「プロジェクト・ケタガラン・ヴァーチュー」のでもプロジェクト「Rui-Li1(瑞立1)」開発建設に向け、共同で推進する。
 瑞立1プロジェクトは台湾で2024年末から25年初頭に予定されている浮体式洋上風力実証事業の入札に参加する予定だ。同プロジェクトは15MW級風車12基を設置し、27年から29年頃の建設を予定している。
 IX社は再生可能エネルギープロジェクトのEPCI管(設計・調達・建造・据付)理とコンサルティングを手掛けており、台湾や日本にも拠点を置く。
 GFは2019年に藤崎電機とその子会社ガイアパワーが合併し発足した。徳島に本社を置く。今回のIX社との戦略的パートナーシップにより、台湾での再生可能エネルギー推進に貢献するとともに、洋上風力発電開発、設計、建設、ストラクチャリングとファイナンスの知見を深め、日本での自然エネルギー事業のさらなる推進につなげていくとしている。

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