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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年6月14日

中国のCSSCと招商局、自動車船の大型化開発競争が激化、1.28万台積みも

 自動車運搬船の新造船建造を拡大している中国国営造船グループの中国船舶集団(CSSC)と招商局工業グループの二陣営が、自動車船の大型化開発でも競っている。昨年、CSSCが世界最大の続き

2024年6月14日

常石造船と三井E&S造船、硬翼帆を開発へ、27年商品化、昭島研究所の機能活用

 常石造船は13日、グループの三井E&S造船、三井造船昭島研究所と連携して、風力を活用した船舶の補助推進装置「硬翼帆」を開発すると発表した。2026年に実船搭載し、27年に商品化す続き

2024年6月14日

日舶工、ギリシャとトルコの団体と面会、ポシドニア展で情報交換

 日本舶用工業会は先週ギリシャで開催された海事展「ポシドニア」に合わせて、ギリシャとトルコの船主団体らとそれぞれ面会し、脱炭素などに関する意見交換などを行った。  展示会2日目に続き

2024年6月14日

舶用機関整備協会、定時総会を開催

 日本舶用機関整備協会は12日、都内で第13回定時総会を開催し、今年度の事業計画・予算などを承認した。また、新任副会長1人、新任理事4人、新任監事1人が選ばれた。  総会後の懇親続き

2024年6月13日

大阪公立大/JMU、鋼板の曲面加工、加熱支援システム化に成功、自動ロボも開発中

 大阪公立大学とジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、鋼板の曲面加工を熟練工でなくても作業できるAR(拡張現実)加熱支援システムの開発に成功した。さらに小型自動ロボットで加熱して続き

2024年6月13日

MR型の新造船価、過去最高値圏、5400万ドルで成約、船台需給ひっ迫、短納期も背景か

 MR型プロダクト船の新造船価が過去最高値圏に高騰している。韓国のHD現代尾浦が中東船主から船価5410万ドルで2隻を受注した。今回は2026年の期近納期の成約だったことや、中東向続き

2024年6月13日

スエズ型タンカーの新造船価、リーマン後最高値圏の9000万ドル、大底比6割上昇

 スエズマックス・タンカーの新造船価相場がリーマン・ショック後最高値圏内に上昇している。昨報のとおり、韓国の大韓造船がスエズマックス・タンカー3隻を2億7000万ドル規模で受注し、続き

2024年6月13日

日本財団、環境船10隻に130億円無利子融資、LNG燃料船や内航船など

 日本財団は12日、環境負荷低減効果に優れた船舶の建造資金を長期無利子で融資する貸付制度の今年度第1回目の受付を行い、外航LNG燃料焚き船や内航船など計10隻の建造に対し129億8続き

2024年6月13日

広船国際、二元燃料船の受注累計が80隻超、LRⅡ型とMR型受注

 中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際はこのほど、LRⅡ型プロダクト船4隻とMR型プロダクト船2隻を受注し、二元燃料船の受注累計が80隻を超えた。中国船舶工業行業協会(CANSI続き

2024年6月13日

川崎重工、大型・中型の水素海上輸送も検討、ダイムラートラックと液化水素網構築へ

 川崎重工業は12日、ダイムラー・トラックとの間で、ドイツ向け液化水素サプライチェーンの構築と欧州での液化水素ステーション輸送網構築に向けた協力で覚書を交わしたと発表した。大型・中続き

2024年6月12日

現代尾浦、船価5000万ドルでMR型受注、27年納期で2隻

 韓国のHD現代尾浦は7日、欧州船主からプロダクト船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2027年末までに順次引き渡す予定。契約総額は9990万ドルで、船価は1隻当たり49続き

2024年6月12日

常石造船、東ティモールで設計技術者育成、現地法人に約20人が入社

 常石造船はこのほど、東ティモール共和国の現地法人「ツネイシ・ティモール・シップビルディング(TTS)」で船舶設計技術者の養成を開始した。  TTSが「フェイスブック」などのSN続き

2024年6月12日

大韓造船、複数船主からスエズ型タンカー受注、受注残3年超の計30隻

 韓国中堅の大韓造船は7日、複数の船主からスエズマックス・タンカー計3隻を受注したと発表した。大洋州地域の船主向け1隻と、既報のとおり、ギリシャ船主アトラス・マリタイム向け2隻とな続き

2024年6月12日

常石商事、育児休業取得者の同僚に給付金制度

 常石造船グループの常石商事は10日、「育児休業サポーター支援金」を導入したと発表した。対象者が育児休業を取得する際、本人を除く職場メンバーに一時金として1万〜5万円を給付する。休続き

2024年6月12日

バルチラ、CMA-CGM傘下企業のROPAXに主機

 バルチラは5日、CMA-CGM傘下のフランスのフェリー会社ラ・メリディオナーレ向けに建造されるLNG二元燃料推進のROPAX2隻に、さらなる排出ガス低減を図った新型のDFエンジン続き

2024年6月10日

新造船市場、期近納期探るも完売状態、実績ない中国造船所開拓の動きも

 新造船市場では、各国の主要造船所の新規案件の主戦場が4年以上先物の2028年以降となっており、期近な26〜27年納期は世界的に希少価値が高まっている。海外船主を中心に比較的期近な続き

2024年6月10日

日立造船マリンエンジン、炭素中立LNGで試運転を実施、製造工程のCO2削減へ

 日立造船マリンエンジンはこのほど、熊本県玉名郡長洲町の本社工場の4気筒テストエンジンで、カーボンニュートラルLNGを燃料とした陸上試運転を行った。同社は昨年、LNG焚きエンジンを続き

2024年6月10日

<ポシドニア>WinGD/アルファ・ラバル/ABS/K造船、アンモニア燃料タンカーの設計で連携

 WinGDとアルファ・ラバル、米国船級(ABS)は、韓国のK造船と共同で、アンモニア燃料MR型タンカーの設計開発に取り組む。この協力は、4月に調印された覚書に基づくもので、設計に続き

2024年6月10日

日造協が総会、新会長にJMU津協力会の小久保氏、「技能者確保が喫緊の課題」

 日本造船協力事業者団体連合会(日造協)は6日、都内で定時総会を開催した。新会長にジャパンマリンユナイテッド(JMU)津事業所協力会の小久保和文会長(写真)が就任した。前会長の河西続き

2024年6月10日

新大洋造船、64型バルカー2隻受注、ワーコン向け

 中国現地紙によると、江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国民営造船所、新大洋造船はこのほど、香港船社ワーコン、華夏金融租賃から6万4000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。続き