1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年12月4日

HD現代、メガコンテナ船4隻受注、船価1.97億ドル、28年納期

 韓国のHD現代は11月29日、アジア地域の船主からコンテナ船4隻を受注したと証券取引所に告示した。4隻はHD現代三湖で建造し、2028年11月までに引き渡す予定。4隻の契約総額は続き

2024年12月4日

蕪湖造船廠、メタノール燃料バルカー追加受注、福建国航遠洋向け89型計10隻に

 中国民営造船所の蕪湖造船廠は、同国船社の福建国航遠洋集団から二元燃料推進の8万9000重量トン型バルカー2隻を追加受注した。国航遠洋集団が11月30日発表した。国航遠洋集団向けの続き

2024年12月4日

ベシクタシュ・シップヤード、浮きドック到着、来年3月に稼働開始

 トルコのベシクタシュ・シップヤードはこのほど、新たに取得した浮きドック1基が海上輸送を経てヤローヴァの工場に到着したと発表した。同ドックの輸送には、出発地のシンガポールから54日続き

2024年12月4日

新大洋造船、初取引の台湾企業からバルカー受注、チャイナリース向け64型2隻

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)は、台湾の中租控股(チャイナリース・ホールディングス)から6万4100重量トン型バルカー2隻を受注した。続き

2024年12月4日

COSCO舟山、メタノール燃料バルカー開発、64型で基本承認取得

 中国現地紙によると、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング・グループ)の造船所、舟山中遠海運重工(COSCO舟山)は、メタノール二元燃料の6万4000重量トン型バルカーを続き

2024年12月3日

常石グループ体制刷新、神原勝成氏がツネイシHD社長復帰、河野仁至氏が会長CEOに

 常石グループは2日、2025年1月1日付の新体制を明らかにした。2011年末まで持株会社ツネイシホールディングス(HD)社長を務めた神原勝成氏がツネイシHD社長に復帰する。また河続き

2024年12月3日

三鈴マシナリー、「環境」前面の活動を推進、環境製品の展開で売上増加

 船舶機械専門商社の三鈴マシナリーは、業界における環境問題への関心の高まりを受け、「環境」をより前面に押し出した取り組みを進めている。川崎汽船グループとして、同グループ全体の環境マ続き

2024年12月3日

ABS、風力推進補助技術の最新状況など解説、海事関係者向けセミナー開催

 米国船級協会(ABS)は11月28日、都内の海運ビルで、風力推進補助技術の最新状況などをテーマとしたセミナーを開催した。風力推進補助技術に関するABSや研究機関などの取り組みのほ続き

2024年12月3日

アクセラロンのデジタルツールが内航船で世界初適用、井本商運の船に過給機性能分析機能

 11月29日に竣工した井本商運の新造内航コンテナ船“かこ”(1000TEU型)に、ターボシステムズユナイテッド(TSU)が提供するアクセラロンのデジタルソ続き

2024年12月3日

江蘇海通海洋工程、64型バルカーの受注拡大、中国船社向け4隻成約

 中国民営の江蘇海通海洋工程が6万4000重量トン型バルカーの受注を拡大している。江蘇海通海洋工程は、同国船社の寧波海運から64型バルカー4隻を受注した。寧波海運が同日発表した。4続き

2024年12月3日

三井E&S DU、メタノール焚き機関を受注、国内初のメタノール燃料RORO船2隻向け

 三井E&S DUはこのほど、三菱造船から、トヨフジ海運と福寿船舶向けに三菱造船が建造するメタノール燃料RORO船2隻に、新開発機関「DU-WinGD 7X52DF-M-S1.0」続き

2024年12月3日

YAMIC、三井の66型バルカー竣工

 三井E&S造船らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は11月27日、日本の船主向けに建造していた6万6000重量トン型バルカー“UM MINATO”を引き渡し続き

2024年12月2日

次期GHG規制で新造発注行動に変化か、燃料・仕様が多様化、造船は個別機動的対応必至

国際海事機関(IMO)で温室効果ガス(GHG)削減の新規制(中期対策)策定への交渉が続いているが、IMOの海洋環境保護委員会(MEPC)の前議長を務めた日本造船工業会の斎藤英明審議続き

2024年12月2日

韓国造船大手が自律運航開発前進、HD現代は自律・遠隔統合実証、サムスンは研究船

 韓国造船大手が自律運航の実証を進めている。HD現代はこのほど、複数の陸上センターから継続的に遠隔制御する技術の実証航海に成功し、自律運航と遠隔の融合システムとして商用化に歩み出す続き

2024年12月2日

中北製作所、韓国バルブメーカーの全株式取得、海外展開強化へ中国子会社設立も

 中北製作所は11月26日、韓国のバルブメーカー、エースバルブ(ACE VALVE)の全株式を取得すると発表した。舶用バルブなどの製造・販売を手掛ける中国子会社も設立する。M&A(続き

2024年12月2日

新大洋造船、新造船累計建造100隻到達、今年は年間25隻以上竣工

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船はこのほど、同社の設立以来建造100隻目となる新造船を引き渡したと発表した。新大洋造船は、2018年にSUMECグループと続き

2024年12月2日

ノースパワー、中国に円筒帆の新工場開設、27年末までに年間100基生産へ

 ローター式円筒帆「ローターセイル」を展開するフィンランドのノースパワーは11月26日、中国江蘇省大豊市に、世界初のローターセイル専用工場を開設したと発表した。当初は年間50基の生続き

2024年12月2日

豪艦艇計画、政府が「もがみ型」護衛艦の移転容認

 オーストラリア海軍が新型フリゲート艦の建造計画で日本の「もがみ」型護衛艦(FFM)を最終候補に選定したことを受けて、経済産業省は11月28日、「もがみ型」が選定された場合は海外移続き

2024年11月29日

造船業、官公庁向けも工事需要拡大、艦艇・巡視船の新造・修繕が増加

 造船業で艦艇や巡視船など官公庁向けの事業の存在感が一段と高まっている。国際的な地政学や、周辺の海上安保環境の変化を背景にいずれも隻数が増強されており、新造と修繕の工事需要が拡大し続き

2024年11月29日

三菱化工機、舶用機械は受注堅調、油清浄機の用途開発に注力

 三菱化工機は26日、2024年4〜9月期決算説明会を開いた。田中利一社長は舶用機械について、「油清浄機、EGR(排ガス再循環)エンジンシステム用排水処理装置とも堅調な受注環境にあ続き