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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年5月24日

三井E&S造船が昭島研究所取得、常石グループで省エネ船や自律船開発強化

 常石造船は23日、グループの三井E&S造船が三井E&Sから三井造船昭島研究所の全株式を取得したと発表した。水槽試験や風洞試験設備、自律運航の研究機能をグループ内に取り込むことで、続き

2024年5月24日

近畿舶用工、新会長に久貝キムラ海陸社長を選出、通常総会を開催

 近畿舶用工業会は22日、大阪市内で第32回通常総会を開催し、2023年度事業報告や決算報告、24年度事業計画案や予算案を承認した。中谷晴信会長(大阪電機工業社長)が退任し、新会長続き

2024年5月24日

フィンカンチェリ造船、UAE防衛大手と合弁造船所

 イタリアのフィンカンチェリ造船は20日、アラブ首長国連邦(UAE)の防衛大手エッジ社(EDGE)と合弁で艦艇造船会社を設立したと発表した。第一号案件として、UAE沿岸警備隊から5続き

2024年5月24日

アルファ・ラバル、メタノール供給装置の受注100件突破

 アルファ・ラバルは21日、同社のメタノール燃料供給システム「FCMメタノール」の受注件数が、100件を突破したと発表した。  低引火点燃料供給システム(LFSS)であるFCMメ続き

2024年5月23日

<造船DX>SSI、PLMがDXの主導的役割担う、日本の設計3D化を支援

 日本の中小規模の造船所のデジタル化支援で長い経験を持つのがカナダに拠点を置く造船業専門のシステム大手SSIだ。船体製造設計ソリューション「ShipConstructor」などを展続き

2024年5月23日

国内海運・造船ら8社、25年に船舶デジタルツイン実用化、設計・運航情報共有の課題解決

 日本の海運大手と造船所など8社が連携し、船舶の「デジタルツイン」活用に向けたデータ共有の枠組みを構築するプロジェクトを進めている。船舶設計で使用された3Dモデルのデータをもとにデ続き

2024年5月23日

阪神内燃機工業、30数年越しでメタノール機関を実現、知見生かし先行して製品化

 既報のとおり、阪神内燃機工業がメタノール燃料焚きの低速4サイクルエンジン「LA28M」の初号機を完成させた。同社は既に30年以上前に、メタノール燃料エンジンの開発に取り組んだ経験続き

2024年5月23日

中国の新造船実績、1~3月受注6割増の2414万トン、操業も回復基調

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が20日発表した今年1~3月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比59%増の2414万重量トンだった。月間ベースで800万重量トン超と、異例の高続き

2024年5月23日

3Dプリントのパーツ供給が進展、事業会社設立や技術実証が相次ぐ

 船舶用のスペアパーツなどを3Dプリンターで製作する技術が事業化に向かっている。3Dプリントは、メーカーが在庫を持たずに必要なパーツを迅速に船舶に供給できるとして期待されており、多続き

2024年5月23日

武昌船舶重工、二元燃料26型ケミカル船2隻受注、中国・興通海運向け

 中国船舶集団(CSSC)グループの武昌船舶重工集団は、同国船社の興通海運から二元燃料の2万5900重量トン型ケミカル船2隻を受注した。興通海運がこのほど発表した。2隻はステンレス続き

2024年5月23日

J−ENG、ポシドニア2024で新燃料機関開発など紹介

 ジャパンエンジンコーポレーション(J−ENG)は、6月3〜7日にギリシャ・アテネで開催される国際海事展「ポシドニア2024」に出展する。  新エネルギー・産業技術総続き

2024年5月23日

ハンファ、京セラのアメーバ経営で生産性30%向上へ

 韓国造船大手ハンファオーシャンは17日、組織を小集団に分ける京セラの経営管理手法「アメーバ経営」を導入すると発表した。京セラと連携して、生産全分野にわたり組織別損益管理制度を導入続き

2024年5月22日

住友重機械搬送システム、造船所のクレーンを「見える化」、稼働状況把握で生産性向上

 住友重機械搬送システムは21日、造船業界向けにクレーンの稼働状況を可視化・分析するツールの提供を開始したと発表した。これまで正確な把握が難しかったすべてのクレーンの稼働状況をリア続き

2024年5月22日

阪神内燃機工業、メタノール機関「LA28M」が完成、舶用低速4サイクル機関では世界初

 阪神内燃機工業がこのほど、世界初となるメタノール燃料焚き舶用低速4サイクルエンジン「LA28M」を完成させた。これを記念し21日、関係者らを招き同社播磨工場(兵庫県加古郡播磨町)続き

2024年5月22日

舟山長宏国際船舶修造、MR型最大6隻受注、ギリシャ船主向け

 中国現地紙によると、中国民営造船所の舟山長宏国際船舶修造は、ギリシャ船主ホライゾン・タンカーズからMR型プロダクト船4隻プラス・オプション1隻プラス・オプション1隻を受注したよう続き

2024年5月22日

現代尾浦、MR型2隻受注、パンオーシャン向け

 韓国のHD現代尾浦は、韓国船社パンオーシャンからMR型プロダクト船2隻を受注したようだ。両社が17日、それぞれ証券取引所にプロダクト船2隻の受注と発注を告示しており、2隻は同一案続き

2024年5月22日

SunRui、新バラスト装置でUSCG承認

 青島双瑞海洋環境工程(山東省青島市、以下青島SunRui)はこのほど、フィルターレスのバラスト水処理装置「バルクロール・スマート」について、米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認を続き

2024年5月22日

アクセラロン、HD現代グループとサービス契約更新

 アクセラロンはこのほど、舶用エンジン大手のHD現代重工業のエンジン機械部門および就航船向けサービス会社であるHD現代マリンソリューション(旧現代グローバルサービス)とのサービス契続き

2024年5月21日

国内造船業、設備投資再開にインフレが直撃、負担増でも新燃料船と需要対応に投資敢行

 国内造船業の設備投資に、建設工事費の高騰が直撃している。造船各社は市況回復を受け、今後の新造船需要増加や新燃料船建造に対応するため設備投資を本格的に再開している。だが建設業の人手続き

2024年5月21日

シップオブザイヤー、2.4万TEU型コンテナ船が受賞、今治造船・JMUの連携評価

日本船舶海洋工学会が主催する「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」に、今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)が建造した2万4000TEU型コンテナ船“ONE IN続き