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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年10月1日

大島造船所、長崎大に船舶海洋工学の寄付講座、造船人材育成と技術継承へ

 大島造船所は10月から長崎大学工学部に寄付講座「船舶海洋工学概論」を開講する。工学部全コースの3年生を対象とした講座で、現在50人の受講を見込んでいる。造船業を支える人材と技術の続き

2024年10月1日

檜垣造船、航行エリアを近海から世界に拡大、NOx対応の新型ツインデッカー開発へ

 檜垣造船は、窒素酸化物(NOx)規制に対応した新型ツインデッカー貨物船を開発する。排出規制海域(ECA)も航行可能とすることで、航行区域を近海エリアからワールドワイドに拡大する。続き

2024年10月1日

川崎重工、不正を起こさない仕組み構築へ、舶用エンジン検査不正の中間報告で会見

 川崎重工業は27日、舶用エンジンの燃料消費率に関するデータ改ざん事案の中間報告を国土交通省に提出した。同日記者会見を開き、中間報告の内容や今後のコンプライアンス強化への取り組み方続き

2024年10月1日

中国民営造船、有力船主らからプロダクト船受注、プレアデスやシーコンら

 中国民営造船所は、有力船主からプロダクト船の受注が相次いでいる。海外紙や中国現地紙によると、中国民営造船大手の新時代造船は、ギリシャ船主プレアデス・シッピングからLRⅠ型プロダク続き

2024年10月1日

古野電気、魚群探知機が米学会から歴史的業績に認定

 古野電気は9月30日、1949年に世界で初めて魚群探知機を商品化し、水産業の近代化に貢献したとして、世界最大の電気・電子分野の国際学会である米国電気電子学会(IEEE)から、「I続き

2024年10月1日

古野電気、古野名誉相談役のお別れの会

 今年6月26日に死去した古野電気の古野清賢名誉相談役(元会長・社長)のお別れの会が9月30日、神戸ポートピアホテル(神戸市)でしめやかに執り行われた。多くの関係者が参列、献花し、続き

2024年9月30日

大島造船所、ブリティッシュマリンと初取引、64型バルカー受注、新規顧客開拓

 情報筋によると、大島造船所は、英国のバルカー船主ブリティッシュ・マリンから6万4000重量トン型バルカー1隻を受注したもようだ。ブリティッシュ・マリンが日本の造船所の新造船を発注続き

2024年9月30日

揚州金陵と武昌船舶重工、26型ケミカル船各5隻追加受注、上海君正向け

 中国造船所によるケミカル船の受注が続いている。中国現地紙によると、中国船社の上海君正船務(Shanghai Junzheng Shipping)はこのほど、ステンレス製タンクを搭続き

2024年9月30日

HD現代尾浦、1100TEU型船10隻ロット受注、CLdN向け、27年以降竣工

 韓国のHD現代尾浦は、ルクセンブルク船社CLdNから1100TEU型コンテナ船10隻をロット受注した。CLdNが25日発表した。10隻は2027年1月から順次竣工予定。船価は明ら続き

2024年9月30日

海技研、アンモニア混焼時PM計測を世界初実施、10月のマリンエンジ学会学術講演会で結果発表

 海上技術安全研究所(海技研)は27日、海技研の環境・動力系環境影響評価研究グループの大橋厚人上席研究員が、ディーゼル機関におけるアンモニア混焼時の粒子状物質(PM)計測を世界で初続き

2024年9月30日

HD現代、コンテナ船4隻受注、船価1.27億ドル

 韓国のHD現代は27日、アジア船主からコンテナ船4隻を受注したと証券取引所に告示した。4隻はHD現代三湖で建造し、2027年5月までに順次引き渡し予定。契約総額は5億800万ドル続き

2024年9月30日

三菱造船、トヨフジ向けRORO船2番船進水を公開

 三菱造船はトヨフジ海運向けに建造しているLNG燃料RORO貨物船2番船の命名・進水式を一般公開し、見学会を開催する。  命名・進水式は11月15日に下関造船所江浦工場で開催する続き

2024年9月27日

《シリーズ》中国造船ファイル、南通象嶼海洋装備、64型バルカーとケミカル船に強み

新造船市場で昨年以降に台頭してきた中国の中堅造船所。世界的に船台需給が逼迫する中、中型バルカーを中心に期近な納期を提示することで受注を急拡大し、市場内で台風の目のような存在にもなっ続き

2024年9月27日

HJ重工、中型コンテナ船2隻受注、船価1.06億ドル、27年納期で

 韓国のHJ重工業は20日、欧州船主からコンテナ船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は27年3月までに順次引き渡す予定。契約総額は2億1200万ドルで、船価は1隻当たり1億続き

2024年9月27日

HD現代尾浦、小型コンテナ船6隻受注、船価5040万ドル

 韓国のHD現代尾浦は25日、欧州船主からコンテナ船6隻を受注したと証券取引所に告示した。HD現代尾浦がコンテナ船を受注するのは今年に入ってから初めて。6隻は2027年8月までに順続き

2024年9月27日

韓国が船舶データ拠点を開所、情報を統合管理、航海機器の国産化も

 韓国の科学技術情報通信部は26日、船舶データの収集・分析や、データに関する教育、試験などを担う拠点「船舶統合データセンター」を27日に蔚山市に開所すると発表した。船舶データ活用に続き

2024年9月27日

ABBなど、軸発電機の受注相次ぐ、環境規制対応で需要拡大

 環境規制対応を背景に、燃費改善や排出量削減につながる軸発電機の需要が拡大している。このほど、ABBと、HD現代マリンソリューション、フィンランドの風力発電・舶用発電機メーカーのス続き

2024年9月27日

バルチラ、船上CCSレディのスクラバーを受注

 バルチラは24日、ドイツ船主レオンハルト&ブランバーグが所有する3600TEU型コンテナ船3隻向けに、船上での二酸化炭素回収・貯留(CCS)への対応を想定した硫黄酸化物(SOx)続き

2024年9月26日

広船国際、LNG燃料自動車船の建造本格化、累計8隻、竣工7カ月前倒し

 中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際は5日と19日、LNG二元燃料の7000台積み自動車船をそれぞれ1隻引き渡した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が20日公表した。広船国際続き

2024年9月26日

初のアンモニア燃料船、続々就航、日本の“魁”完成、アモジーの実証船も初航行

 アンモニア燃料船が相次いで竣工している。先月には日本のグリーンイノベーション(GI)基金プロジェクトによるアンモニア燃料タグボート“魁”が就航。これに続いて、米国スタートアップの続き