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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年5月29日

YAMIC、中型バルカーやLPG船新たに受注、ガス船比率4割に拡大

 三井E&S造船と揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、今年に入ってから8万2500重量トン型バルカー4隻や中型LPG船を新たに受注したようだ。揚続き

2024年5月29日

揚子江船業、受注残が過去最高水準の193隻、年初来38隻受注

 中国の揚子江船業グループは27日、年初来の新造船受注が計38隻・33億ドルだったことを明らかにした。金額ベースで今年の年間受注目標の74%に到達した。今年5月24日時点の受注残は続き

2024年5月29日

国交省、松浦造船所の省エネ船開発を認定、海事産業強化法の計画認定制度で

 国土交通省は28日、海事産業強化法に基づく計画認定制度で、松浦造船所の省エネ内航船の開発・建造を軸とした事業基盤強化計画を認定したと発表した。  松浦造船所は内航貨物船を中心に続き

2024年5月28日

《シリーズ》舶用機器の勢力図、外航船のプロペラは日欧韓拮抗、固定ピッチ型、“国輪国造”の中国はローカルが台頭

 大型外航船の新造船向けの固定ピッチプロペラでは、日本のナカシマプロペラ、韓国のHD現代重工業、ドイツのメクリンボーガー・メタリゴス(Mecklenburger Matallgus続き

2024年5月28日

GTT、LNG船関連の受注残が最高水準、代替需要今後も継続との認識示す

 LNGタンクのライセンサーであるフランスGTT社は、2024年1〜3月業績発表の中で、同社のLNG船関連の受注残が310件となり、記録的な水準に達したことを明らかにした。LNG船続き

2024年5月28日

米国の中国造船調査、中国建造船に入港時課徴金案、制裁措置として

 米国が中国政府による自国造船業への不公正な貿易慣行に関する調査を進めているが、不公正取引が認定された場合の制裁措置として、中国建造船に対して米国入港時に課徴金を徴収する案が挙がっ続き

2024年5月28日

NACKS、ギリシャ船主から64型バルカー受注、Z&Gハルクーシスと初取引

 川崎重工業の中国合弁造船所、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)は、ギリシャ船主Z&Gハルクーシスから6万4000重量トン型バルカー1隻を受注したようだ。Z&Gハルクーシスがこ続き

2024年5月28日

大連船舶重工、LNG燃料VLCC2隻追加受注、キャピタル・マリタイム向け

 海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工はこのほど、ギリシャ船主エヴァンゲロス・マリナキス氏率いるキャピタル・マリタイム&トレーディングからLNG二元燃料のVL続き

2024年5月28日

南通CIMC、28年納期で中型LPG船2隻受注、4万立方㍍型追加成約

 中国のCIMCグループの造船所、南通中集太平洋海洋工程(南通CIMC)は21日、欧州船主からLPG二元燃料の4万立方㍍型LPG/アンモニア運搬船2隻を受注したと発表した。2隻は2続き

2024年5月28日

韓通船舶重工、エジプト船社向け82型バルカー受注、2隻成約

 中国民営造船所の韓通船舶重工はこのほど、エジプト船社ナショナル・ナビゲーション・カンパニーから8万2000重量トン型バルカー2隻を受注した。ナショナル・ナビゲーションがこのほど発続き

2024年5月28日

シーメイト、浸水警報装置の受注が3000隻到達

 舶用品の製造・輸入販売を手掛けるシーメイト(本社=広島市、平野正俊社長)はこのほど、自社開発の浸水警報装置の受注累計が3000隻に到達したことを明らかにした。2003年に就航船向続き

2024年5月28日

次世代海洋エンジニア会2期生、第1回交流会を開催

 日本舶用工業会(日舶工)は若手技術者の人材育成の一環として、15日〜17日の2泊3日の日程で「次世代海洋エンジニア会2期生(NGMEA 2nd gen:Next Generati続き

2024年5月27日

大島造船所が長崎県と協定、「県と連携して造船に人を呼ぶ」、香焼開所も機に

 大島造船所は24日、長崎県との間で、県内造船関連産業の振興に向けた連携協定を交わした。連携の主眼は人材。県が造船を基幹産業と位置付け、さまざまなチャンネルを通じた情報発信や政策措続き

2024年5月27日

バルチラ、新燃料機関やCO2回収技術を開発、アゲネヴァルCEOインタビュー

 バルチラは2030年までに、ゼロカーボン燃料に対応する幅広い製品ポートフォリオをそろえることを目標に掲げる。この一環として、昨年に同社初のアンモニア燃料エンジンをリリースした。ま続き

2024年5月27日

中国造船、新規メニューへ参入増加、厦門重工がLNG燃料LRⅡ型初受注

 中国造船所によるプロダクト船をはじめとした新規メニューへの参入が増えている。中国現地紙によると、中国の厦門船舶重工と馬尾造船は、欧州船主からLNG二元燃料推進のLRⅡ型プロダクト続き

2024年5月27日

HD現代、シェルと液化水素船を共同開発へ

 HD現代グループのHD韓国造船海洋とHD現代重工業は24日、シェルと液化水素運搬船開発のための技術共同開発協約を締結したと明らかにした。2030年の商用化を目標に大型液化水素運搬続き

2024年5月24日

《シリーズ》私の1隻“オーシャンアロー”、JMUアムテック・伊藤護さんの1隻、「パイオニア精神でチャレンジ」

 JMUアムテック(兵庫県相生市)の伊藤護社長が「私の1隻」に挙げたのは、熊本フェリーの高速船“オーシャンアロー”。就航後26年経ったいまも現役で活躍してい続き

2024年5月24日

韓国造船大手、1~4月新規受注は4割増、計127隻・180億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1~4月の新規受注実績は計127隻・180億ドルで、前年同期比36%増(受注金額ベース、以下同)となった。年始の海洋プラントや続き

2024年5月24日

三井E&S、エンジンとクレーン事業に一層集中、三井海洋開発株と昭島研究所を売却

 三井E&Sがグループの事業再編を一段と進めている。創業以来、筆頭株主の地位を維持してきた三井海洋開発の株式の大半を売却するほか、船舶系の研究子会社の三井造船昭島研究所の全株式も売続き

2024年5月24日

中国造船、メタノール焚きバルカー初の正式受注、黄埔文冲が65型最大8隻成約

 中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶は、キプロス船主レミソラーからメタノール二元燃料の6万5000重量トン型バルカー4隻プラス・オプション4隻を受注した。中国船舶工業行続き